

No.3ベストアンサー
- 回答日時:
含有率や面積率だと割合の分布ですから、Γ分布よりはβ分布かな、と思いますが、分子レベルで考えると2項分布もありかも知れません。
いずれも、極限では、正規分布ですから、サンプル数によるのではないでしょうか。サンプル数が多ければ正規分布、と考えますが、もし現実のデータがそれに合わなければ、確率モデル自体への考察が必要になります。つまり、根本的な物理現象としてどういう確率モデルを考えるかに関わってくる問題になります。そのモデルを明確にしない限り、どういう確率分布が適当かという結論は出しにくいのではないでしょうか。たとえデータがたくさんあったとしても、データから逆に分布を同定するというのは、難しい問題なのです。
ありがとうございます。
根本的な物理現象を仮定して、考察しようと思います。
仮定を立てて、実際の分布から妥当性を導きたいのですが、
正直なかなか分析のn数が取れないので…
影響する要因がたくさんありすぎてモデルをつくるのが難しいですが、本質にもどってシンプルなモデルで導出しようという考えにいたりました。
結果は意外なほど測定値の分布と似ていたので案外核心をついたのかもしれません。
No.2
- 回答日時:
お礼のお言葉をありがとうございました。
>>>私の認識だと±3σで99.97%をカバーできるという認識です。
1桁ずれていますね。
正しくは、約99.7%です。
>>>放射線の話ですと±σで68.26%が19±13.5に当てはまるはずですよね。
本当は左右非対称なので、+13.5 と -13.5 ではないです。
+20/-10 みたいな感じです。
それでも単に、±σ と表す習慣があるということです。
>>>ありえない負のσはどのような分布になるのでしょうか?
>>>ただの決まりごとみたいなものかもしれませんが。
理論的に、ほぼ正規分布に従うとわかっていれば、正規分布として統計すべきですね。
放射線の場合は、理論的にはポアソン分布です。
しかし、計数データの値が非常に大きい場合は、ほぼ正規分布として考えることができます。
つまり、正規分布はポアソン分布の一種であると言えます。
そして、ポアソン分布は、二項分布から導出されます。
この辺のことは、下記をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AF% …
前回回答では、わざと計数値が小さい例を示しました。
理論的に、二項分布、ポアソン分布、正規分布に従わないことがわかっている場合は、
それ相応の分布を仮定して統計しないといけませんが、
その具体的な分布については、私は知りません。
以上、ご参考になりましたら。
大変参考になりました。
やはりその現象が理論的にどうなっているかを考えて
分布を仮定しようと思います。
仮定の下に簡単なシミュレーションをすると
一定の区間では正規分布にならないような結果を得ることができました。
実データと付きあわせて妥当な分布モデルを作成できそうです。
中心が最大密度の非対称の分布なので2項分布やベータ分布で近似できるかと思います。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
こんばんは。
放射線の計測を例に取ります。
ある時間の間に測定された放射線の計数値合計が、たとえば、
・全体 = 100
・バックグラウンド(雑音みたいなものです) = 81
となったとします。
この場合の σ は、理論的に、
・全体のσ = √100 = 10
・バックグラウンドのσ = √81 = 9
です。
ですから、注目する物体の放射線計数値は、理論的に、
100-81 = 19
であり、そのσは、
σ = √(10^2 + 9^2) = 13.5
です。
ですから、平均値-2σ では、負の値になってしまいます。
負の放射能というものは存在しません。
しかし、それでも、
19 ± 13.5
と書く約束になっています。
以上、ご参考になりましたら。
この回答への補足
ありがとうございます。
私の認識だと±3σで99.97%をカバーできるという認識です。
放射線の話ですと±σで68.26%が19±13.5に当てはまるはずですよね。
ありえない負のσはどのような分布になるのでしょうか?
ただの決まりごとみたいなものかもしれませんが。
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