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2歳時は芝でかなり強いのに、3歳以降は芝では弱いが
ダートではめっぽう強いというタイプの馬が
たくさん存在するのはなぜでしょうか?

例)ヴァーミリアン、ブルーコンコルド、アドマイヤドン

A 回答 (5件)

こんにちは。



【ヴァーミリアン】
たられば…と言ったらキリが無いですが、2歳戦はラジ短を制すなどクラシック候補にふさわしい内容でした。
ただ、明け3歳緒戦のスプリングSで、予定していたデムーロ騎手が急病のため急遽若手騎手に乗り代わりで惨敗してから歯車が狂い始めました。元々体質的に弱いヴァーミリアン号ですので立て直すのに時間がかかったのでしょう。クラシック戦線から古馬中距離路線に進んでもローゼンクロイツ(古馬GII制覇)並には活躍できたと思います。同世代にディープが居ますので、GIは取れなかったでしょうが。

【ブルーコンコルド】
勝鞍の京王杯2歳Sはかなりの弱メンです。1番人気馬(6着)は2歳オープン2勝の早熟牝馬、レース2着馬はその後勝ち星無し。しかも東京競馬場改装で中山芝1200mでの開催ですので、重賞クラスではなく、オープンクラスの馬しか出走してこなかったと思います。この年は東京スポーツ杯2歳Sの8頭立てと少数メンバーでした。
この馬は芝オープン短距離クラスで頭打ちの感があったため、出走したダート短距離レースで勝ちを収めたため、ダート路線に転向しています。ただ、その後1年ぐらいは掲示板外に破れるレースもあります。なので、この馬は晩成馬だったのかもと思います。
ブルーコンコルドはダート転向後一度も芝のレースに走っていません。なので本格化?した後芝のレースに出走したら勝ち負けしてたかもしれません。

【アドマイヤドン】
この馬のデビュー戦はダートでした。ただ、偉大なる母やダービー馬の兄の影響で芝路線を進みます。この馬は完全に芝一級線では頭打ちでしたね。

他の人の回答でもそうですが、3歳までは使おうにもダート重賞がなかったり、使えるダートオープンレースがあってもクラシックの賞金の方に目が向いたりしてしまって結果を出せる馬が少ないです。今年のダービー(サクセスブロッケン)や去年のスプリングS・皐月賞(フェラーリピザ)のようにダート馬でもクラシックは出たいものですし、勝ちたいものです。簡単に確認させていただいたところ中央には2歳ダートオープンレースは無い模様です。ですのでダート馬は地方交流戦の兵庫ジュニアグランプリ(園田)か牝馬なら旭川(以前は門別)のエーデルワイズ賞を使う必要があります。ただ、2歳からダート限定と決め付けてる陣営は少ないです。
3歳になっても中央ではがヒヤシンスSが最初のオープンレースで、重賞はユニコーンSまでありません。なので頭打ちになってでもクラシックに駒を進めるかしかないのです。

僕自身の印象としてはカネツフルーヴ(ロジータの子供)なども3歳春はダート路線ではなくクラシックに駒を進めた1頭として印象が深いです。
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これらの馬に共通する特徴として


”クラシックを走ってる”っていうのがあると思います。
ヴァーミリアン、ブルーコンコルドは皐月賞
アドマイヤドンはクラシック3レースとも出てたはず。
さらにゴールドアリュ-ル、クロフネはダービーで5着か・・・。
クラシックに出るということは、その世代の少なくとも上位50頭
以内という位置にいるってことですから、まずそこに入ってないと
だめだと思います。ただ、例外的に地方競馬の馬で異常に強い馬も
数少ないですがでてきてます(アジュディミツオーとか)。
そのクラシックの成績を見て、血統的にダートが合ってそうっていう
馬をダートで走らせてみようかっていうパターンが多いようです。
(ただ、アドマイヤドンに関してはどっちかっていうと芝の血統で
関係者からもダートって言う走り方じゃないってずっといわれてた
ので何故あそこまで化けたのかはわたしもよくわかりません。)
血統でいうとヴァーミリアンの父がエルコンドルパサー、この馬の父
キングマンボはダートでの活躍馬を多く出してる馬で、ダートを
走らせようとするのも分かるような気がします。
JCDを何年か前に勝ったアロンダイトもエルコンドルパサー産駒です。
またブルーコンコルドの母エビスファミリーは大井で8、9勝くらい
してたバリバリのダート馬です。クラシックに出た馬で血統に
ダート色が強いのがいたらこれからも注目しておいた方が
いいと思います。また、交流重賞は中央勢の出走枠が制限されて
いるため、いくらその時点で勢いがあっても賞金とか過去の成績が
足りなかったら出られません。実質4、5頭立てで走ってるのと同じ
っていうレースが多いのでその中で力が上の馬はいくらでも勝てる、
という図式があってG1を6勝7勝と勝てる馬が出ているのが
現状です。
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期待馬であればまずはクラシックを目指すことになります。


ヴァーミリアン、ブルーコンコルド、アドマイヤドン等もそうですね。

2歳戦の時点では重賞に出ているからといって「世代上位の能力がある」
とは言えません。
未デビューの大物もいますし、秋以降のデビューなら2歳末の時点では
条件馬でもその後出世する馬はたくさんいます。
ヴァーミリアン世代ではディープインパクト。ブルーコンコルド世代
ではネオユニヴァースがそうですね。
3歳になってそれらの馬と重賞で直接当たるようになって勝てなくなる。

2歳芝では相手が弱かった。
2歳の時点からダート適性はあったがダートで使われなかった。

ということだと思います。

逆に言えば「芝で活躍し続けたからダートを使われなかった馬」の中には
ダートで走ってもGIを獲れた馬がいただろうと思います。
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日本の競馬はなんだかんだといっても芝が中心です。


いくらダートで強くても、クラシックではありませんし、
人気も芝のG1レースです。
馬主さんも最初はダービー、芝重賞を目標にご購入されます。

もちろん血統的にはダートいう馬もいるのですが、ダート戦線が充実するのは3歳になってから。
と、いうわけで2歳では中央競馬の馬はよっぽどのビジョンがない限り芝を使いたいものなのです。

やはり、いいか悪いかを別として、ダービー、桜花賞をとりたいものなのです。


 元有名牧場スタッフ
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考えられる理由



1、ダート適正が高いにも関わらず芝のレースでもある程度
  走っていたから芝のレースを使っていただけ。
 
  芝で成績が頭打ちになったのでダートのレースを使ったら
  びっくりするような強さだった。
ホクトベガなんかその典型かな、まぁ、ホクトベガの場合は
  障害練習をした結果、脚の使い方が上手くなったとかいう
  話もあるが…

2、芝に比べてダートの方が層が薄いから
  芝から転向した馬が活躍できる。 

  JRAだとやはり芝がメインだからダート馬の層は薄いと思う。 
ここ10年ほどでダートレースもかなり確立されてきたが
  確かJRAでの場合、3歳重賞のユニコーンSまで重賞はないはず…
  強い馬は交流重賞を走ってくれというJRAの考え方も問題かな。 
  
  競走体系が芝をメインにしているから馬主は芝で走る馬が欲しい、
  生産者も売れない馬を生産する訳にはいかない。
  よってダート巧者の馬の割合は減る。 
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