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読んだあと、じーんとしたり、泣けたり、
さわやかな感動がある(読んだあと暗くならない)
小説が読みたいです。
すっきりした気分を味わいたいです。

最近読んだ本では、
ハインライン「夏への扉」
東野圭吾「容疑者Xの献身」、
角田光代「8日目の蝉」、
「ショーシャンクの空に」などが、私にとってはそんなかんじです。

また、主人公は日本人だけど、海外に行く話が読みたいです。
海外に旅行に行きたいけど、なかなか行けないから、せめて
空想の中だけでも…、といった気分です。

最近では、
坂木司「ホテル ジューシー」(沖縄でしたが)、
群ようこ「かもめ食堂」などです。

できれば3日ぐらいで読める簡単な本がいいです。
(東野圭吾「容疑者Xの献身」は2、3日で読みました。)

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 こんにちは。

質問者様が挙げられている本が何冊か既読ですので、良かったら参考にして下さい。
 まず日本人で海外に行く話です。
●宮本輝さん「朝の歓び」「ここに地終り海始まる」
 両方共上下巻ですので、ちょっと大変ですが頑張れば3日ぐらいで読めます(^_^;)。以前付き合っていた彼女と2人でイタリアに行く話なのですが、イタリアの日本人にはあまり知られていない海岸の避暑地でバカンスを過ごす姿がすごく大人っぽくてカッコよいです。「ここに~」は長い間結核のために療養所に入っていた少女が退院して様々な事を体験します。ポルトガルのロカ岬に立つ所は爽やかに感動します。他にも「愉楽の園」というのはタイのバンコクを舞台にした物語なのですが、感動というよりもねっとりと甘いミステリーです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19926210
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19395413
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18652244
●原田宗典さん「旅の短篇集春夏」「旅の短篇集秋冬」
 こちらは短編が沢山詰まっていますので、サクサクと読めます。元々ジェットストリームという深夜ラジオ番組のために書き下ろしたショートストーリーらしいのですが、海外での不思議な話やちょっとホンワリする話が満載です。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30773712
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30781862
●フランシス・メイズ「トスカーナの休日」
 すみません。これは日本人ではないのですが、アメリカ人がイタリアのトスカーナ地方に家を買って生活するまでの話で、ちょっとピーター・メイルの「南仏プロヴァンス」っぽい感じです。気軽に読めますので、良かったら読んでみて下さい。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31368627
●北杜夫さん「どくとるマンボウ航海記」
 文庫版で1冊ですので気軽に読めます。まだ海外旅行が高嶺の花だった時代、マグロ船の船医になってアジアやヨーロッパをのんびり旅行した話です。とっても面白いので是非読んでみて下さい。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18783356
●沢木耕太郎さん「深夜特急」
 1巻1巻が独立していますので、少しずつ読んでいけます。以前海外旅行に行く時に1冊ずつ持って行ったりしていました。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18981511
●赤川次郎さん「三毛猫ホームズの騎士道」
 御存知のシリーズ物ですが、多分唯一(間違ってたらすみません)海外ものです。ドイツに行くんですが、古城で事件が起こります。鉄の処女の件は結構ドキドキします。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/04194875

 小説ではなくて海外エッセイものでしたら、渡辺葉さん(椎名誠さんのお嬢様です)のニューヨークシリーズや蔵前仁一さんのバックパッカーもの、グレゴリ青山さんの旅行漫画エッセイ、宮田珠己さんなどが明るくてサクサク読めます。
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%C5%CF%CA%D5%C …
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%C2%A2%C1%B0%B …
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%B5%DC%C5%C4%B …

 読んだ後スッキリ泣ける話です。
●重松清さん
 泣ける本、特に死をテーマにした本が多いですが、暗い感じではありません。どれもジンワリときます。「青い鳥」「カシオペアの丘で」「きみの友だち」「季節風シリーズ」などはいかがでしょうか?
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31922363
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31899041
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32068539
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%BD%C5%BE%BE%A …
●梨木香歩さん「西の魔女が死んだ」
 最近映画化されましたので、既読かもしれませんが、お婆ちゃんとの心の交流が素敵です。生活の知恵袋も沢山書かれています(イギリスに留学されていた時の知識のようです)。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30844535
●森絵都さん「いつかパラソルの下で」「風に舞い上がるビニールシート」
 厳格な父親の死をきっかけに家族が一つになりはじめます。それぞれ個性的な兄弟と佐渡島に行くのですが、島民との交流を戸惑いながらも楽しんでいる姿、その結果見えてきた父親の姿にほんわか感動します。もう1つは直木賞受賞作ですが、全体的に仕事がテーマになっている短篇集です。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32037286
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31718999
●早見和真さん「ひゃくはち」
 野球の名門私立高校の寮生である彼らの青春物語です。青臭いだけでなくてちょっと悪かったり、Hだったりしながらも友情や野球を真剣に考えている姿に好感が持てます。最後は感動です。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32090387

 ご参考までにm(__)m。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。
宮本輝さん「ここに地終り海始まる」はほんとにねっとりで(笑)少々苦手ですが、
北杜夫さん「どくとるマンボウ航海記」
梨木香歩さん「西の魔女が死んだ」
は、ぐっときた!かんじで大好きです!
重松清さんは読んでみたいなと思っていました。
全部読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/22 13:59

よしもとばなな


『ハネムーン』(中公文庫)
『虹』(幻冬舎文庫)

日本人が海外に行ってます。
すっきり・・・かは分かりませんが、さわやかだったり暖かかったり。

すっきり明るくはありませんが味わい深く、暗くはない。
同じくばななさんの、『不倫と南米』(幻冬舎文庫)
ドロドロな話ではありません。
短編集で、南米各国の街が背景に出てきて、なかなか素敵です。
行ってみたくなります。
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この回答へのお礼

さわやか…いいですねぇ。
外国の背景が思い浮かぶ作品はほんとに心惹かれます。
読んでみます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/22 14:01

辻村深月さんの「スロウハイツの神様」はいいですよ。


最終章を読んだ後は非常に爽やかな気持ちになりました。
同じ辻村さんの「ぼくのメジャースプーン」も好きです。
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この回答へのお礼

辻村さん読んだことないですねぇ。
楽しみです。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/22 13:53

短編ですが


・豊島ミホ「タンポポのわたげみたいだね」
女子高生の日常の中で、壁を乗り越えて仲良くなっていく過程が
爽やかに描かれています。

・吉本ばなな「TUGUMI -つぐみ-」
海辺の田舎町の夏を舞台にした小説です。

・あさのあつこ「ガールズブルー」
特に何も起こらない小説です(笑)

この3つの読後感は良かったです。
人によりますが・・・・
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいませんでした。
短編、読みやすくて好きです。
あさのあつこさんのがとても興味惹かれます。
読んでみます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/22 13:52

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