『ボヘミアン・ラプソディ』はなぜこれほど人々を魅了するのか

いまさらなのですが、ロック、ロック&ロールとはなんなのか、疑問を抱いています。普段はクラッシックを聞いていますが、ピロウズとビリー・ジョエルは聞かされて好きになりました。

私が

ロックもクラッシックも本質は同一だ。クラッシックの曲の多くは今で言うディスコの曲か映画みたいなもので、舞踏会のとき、オーケストラの時、それぞれ楽しまれてきた物だと思う。モーツァルトなんて曲の注文うけおって、報酬もらっていたはずじゃないか? ショスタコーヴィチなんて世界に挑戦したソ連で、サイレンが鳴りコーラスがアジテーション叫ぶ交響曲作ったり、戦争中は当局に要請され曲も書いたし、安定してからは自分のイマジネーションから闊達に曲を書いている。その点はバンドの人と規模は違えど同じだ。シベリウスなんて、独立煽るフィンランディアや民族叙事詩の曲、二次大戦には大衆を煽る軍歌作曲している。

旨発言したら、同席していたものが

あんたは演者によって異なるクラッシックのCDガンガン買って聞いているブルジョワだ。いいか、ロックとは労働者の消費される音楽なんだよ!

そこで

ビートルズはサーじゃなかったか? イギリスには貴族がやっているバンドがあると聞いたけど? レコードやラジオがあるころから、音楽は消費される一面を持っていないか?

と言い返しました。そいつ、怒りました。で、労働者・反体制・学生の反骨精神がロックだとがんばりました。

このやりとりが引っかかっていて、いまだに「ロックとはなんだろう?」と思います。上手な音楽で、自分が好きになればなんでも音を楽しむ物だとはおもいますが、ロックとはなんぞや、と聞かれるとわかりません。
どうかご意見をいただきたくおもいます。

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A 回答 (4件)

音楽史から端的に言えば、ロックは暴力化・凶暴化したブルーズです。



ブルーズでは、アフリカから連れてこられた有色人種とその子息達が、やり場のない無力感、あきらめ感を歌い上げます。Bluesがなんであきらめ感とつながるのかと言えば「ああ、今日も青い空、良い天気だなあ、しこたま働かされるなあ」というのが語源という説が有力です。転じて憂鬱な気分のことを今でも「今日ブルーだよ」なんて日本人でも使うようになりました。でも何故「青(い空)」と「憂鬱」がつながっているのかを知っている日本人はあまり多くはありません。

さて、ブルーズを白人が演奏するようになって、今までは内輪でぼやき漫才していただけの音楽が、社会に向かってメッセージを放つようになります。エルビス以降の「白人の田舎者」達が世の中に受け入れられるようになります。そしてホワイトブルーズという流れをかたち作り、電気ギター、大型真空管アンプ、ドラムセットなどと組み合わされて、大音量で奏でられるようになります。これによってロック音楽は反社会的な音楽と見なされるようになり、アメリカのメッセージフォークや英国民謡も取り込みながら、よりハードなリズム、シャウトへと進化していきます。また一部はハード路線を選ばず大衆路線へと分派していき、今日のポピュラー音楽・歌謡曲へと続いていきます。

ブルーズがロックへと変化していくその過程では、ロックミュージシャンもバッハやモーツァルト、バルトークなどクラシック音楽の影響も強く受けていますから、純粋に音楽的にはロックもクラシックも同じ流れの一派で、単なる表現方法の違いだと私は捉えています。
現在でも、一部のヘビーメタルと呼ばれるロックバンドなどでは、単なるバッハの速回しとしか思えない旋律短音階を電気ギターで大音量でかき鳴らしており、この点では音楽的にはほとんど進化はありません。

ですので、音楽なんていうのは、ある課題に対しての表現の仕方次第で、ジャンル・分類なんて変わってしまうものだと私は考えます。

「明日から給料減らすぞ、文句ある奴はリストラだ」という命題に対し

「就業規則と給与規定によれば・・」と理路整然と反論するのがクラシック
「ええ、ヤだなあ、また給料下がるのかよ」とボヤくのがブルーズ
「俺の価値は年収なんかじゃ測れないぜ」と息巻くのがロック
「断固粉砕徹底抗戦、死ぬまで闘うぞ」とシュプレヒコールするのがフォーク
「リストラもまた一興、人生いろいろよ」と流れに身を任せるのがジャズ

みたいなものかと。ですから私自身は音楽のジャンル分け、分類には何の意味もないと考えています。

ご質問に対する回答としては、ロックとは「世の中に対して斜に構えた音楽表現のひとつの方法」としておきましょう。
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この回答へのお礼

理路整然としたお答え、ありがとうございます。
このお答え、得るところが多々あり、参考になりました。ブルー、の起源や、「明日から給料へらすぞ」の例えは、明瞭でもやが晴れた気分です。
定義漬けとはやはり無粋だったのでしょうが、それでも方向性を示していただけたこと、お礼申し上げます。

お礼日時:2008/12/19 23:37

私はレコード屋や音楽サイトで「ロック」と書いてる札のところには、「そんな感じ」の音楽が並んでいるので、まあ便利と思うだけです。


大変失礼ながら、特に音楽を専門に勉強していないレコード店員は、好き勝手にレコードやCDを棚に分類しますが、それを購入した人たちは、家で「今日はロックの新譜を買ってきたよ」といってレコード針を落とすのでしょう。
昔「スイッチトオンバッハ」というレコードありましたが、これお店のどこの棚にありましたかねぇ。
たまたまあなたが「ビリージョエル」を引用されましたので、そのアルバム「イノセントマン」にあるベートーヴェンの「悲愴」メロディをモチーフにした「THIS NIGHT」を思い出しました。
私の言いたいこと、わかりますよね、あなたが正しいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ディス・ナイトの歌詞を想いました。おそらく、おっしゃていること、お気持ちをくむことができていると思いたいです。
つい先日、量販店のCD売り場で「ご予約の方にポイント倍増!」とあったので、アマゾンで買うつもりだったショスタコーヴィチの限定版予約して買っちゃおうかと店員に言ったら「バンド名がショスタコーベチですね」 ('A`) というユカイな経験をしました。世の中そんなものなのでしょう。

お礼日時:2008/12/19 23:42

ロックとはなんぞや



と、問われたら

現在ではビジネスだ

と、お答えします。
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この回答へのお礼

おお、一喝!
確かに、ビジネスになっていますね。明快なお言葉、スッキリいたしました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/12/19 23:33

ども。


へたっぴですがギターやってます。
音楽を理解していない立場だと思いますが、クラシックだろうとロックだろうと人の数だけクラシックがあり、ロックがあるのではないでしょうか。
共感できるか、感動したかで多数派、少数派、極端に一人の場合があり、多数派が正しいとか音楽理論上美しいとかでわざわざ音楽を枠組み限定してるような気もします。

最近ですが、もはや何のメロディかわからない音楽を口ずさみ楽しそうにはしゃいでる子供の方が、音楽を知っているような気がしてなりません。

どうも人間は枠に収めようとする生き物なのかもしれません。
近年この先数百年受け継がれるだろう偉大な音楽が無いのも、そういうことなのかナとも思います。

無知な立場で発言しています。
間違っていればスルーしてください。
ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。演奏者の方のお言葉は、貴重だとおもいます。たしかに、ここのところ「数百年先まで存在する」ような曲、といわれると困りますね。私も甥っこができて、オヂサンになりましたが、彼が幸せそうなのをみると、真実は子供の側にあるのかもしれないと思いました。

お礼日時:2008/12/19 23:31

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