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一生懸命勉強したが、成績がちっともあがらない。
この文句中の「ちっとも」はあまり聞いたことがないので、日本でこの言葉はよく使いますか。僕は日本に来て10年間ですけど、あまり使ったことがないから。日本人に聞いたら、よく使う方もいるし、使わない方もいる。少し戸惑いです。ぜひ多くの方を回答してください。この言葉は日本で良く使うかどうか、真相を知りたいです。お願いします。

A 回答 (8件)

この言葉は文章に書くときは避ける傾向があるようです。


尤も会話等をそのまま写した場合は別ですが。
よく女の子が彼氏に「あたしの気持ちなんか"ちっとも"わかってくれないんだからー」等と云う台詞をテレビドラマあたりでも見ます。
従って人によっても又場合によってもですが「使います」

なお、使い方ですが、他の方が挙げている「全然」も同じですが、後にはっきり否定をする言葉が続きます。
例)「ちっともうまくない」(>味がまずい、芝居や技芸などが下手)
  「全然うまくない」
例2)「ちっともわからない」
  「全然わからない」
例3)「ちっともかわいくない」
  「全然かわいくない」
従って次のようの使い方は態とやっている場合は別として誤りです。
誤例)「ちっともおもしろい」(「ちょっとおもしろい」はOK、「ちっともおもしろくない」ならOK)
   「全然おもしろい」
誤例2)「ちっともきれい」(「ちょっときれい」はOK、「ちっともきれいじゃあない」ならOK)
   「全然きれい」
誤例3)「ちっともまずい」(「ちょっとまずい」はOK、「ちっともまずくない」もOK)
   「全然まずい」(これは偶に耳にするが本統は誤り語法)

おまけ。日本語として熟ではないと思えるもの:「少し戸惑いです」⇒「少し戸惑っています」「少し戸惑いを感じます」。
「多くの方を回答してください」⇒「多くの方の回答をお待ちしています」
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誰もがごく普通に使う言葉ですが、もちろん個人差はあると思います。

中にはまったく使わない人もいるでしょう。こういうことは「ちっとも」だけでなく、他の語でもよくあることです。

一応文献上の使用例を下記に挙げておきますので、参考にしてください。

例1)
「田中総理の言ふことはちつとも判らぬ。再びきくことは自分は厭だ」
(『牧野日記』に書かれた昭和天皇の発言より引用)

ここに書かれている「田中総理」とは、1928年に起きた張作霖爆死事件の責を負って辞職した田中義一のことです。ちなみにこれを書いた牧野伸顕氏は、1921年から宮内大臣、1925から1935年まで内大臣として、長く昭和天皇の側に仕えていた人です。


例2)
「アホちゃうか。ちっとも熱が冷めていない。本気でいうてる」
(田辺聖子著 『休暇は終わった』より引用)

田辺さんは大阪市出身の小説家です。


例3)
「ゆっくり間をあける話し方は、ちっとも変わっていない」
(下重暁子著 『ロミは鳥になった』より引用)

下重暁子さんは、かつてNHKのトップアナウンサーとして教養、報道、音楽番組を中心に活躍した人です。
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No.3,4さんのお説に賛成。


東京近辺では良く使われると思いますが、関西ではあまり言いませんね。
その人の出身地で違ってきます。
「ちっとも」は上品な人が使うと不似合いです。
「てんで」なんかもそうです。
名作に出てくるから、上品な言葉とは限りません。
上品でない登場人物が言うとよく似合います。
「ちっとも」を上品にしようとすると「少しも」かな。
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「ちっとも」は “少しも。

全然” という意味です。漢字では「些とも」と書きます。ちなみに会話でも文章でも昔から普通に使う言葉です。

【ちっとも】 Yahoo!辞書
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A1%E3%81 …

もちろん文学作品にもよく登場します。
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○おやじはちっともおれを可愛がってくれなかった。

○この学校がいけなければすぐどっかへ行く覚悟でいたから、狸も赤シャツも、ちっとも恐しくはなかった。

○こんな嘘をついて送別会を開いて、それでちっとも恥かしいとも思っていない。

* 以上、『坊っちゃん』(夏目漱石)より引用
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以上ご参考までに ( ^^
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この言葉は、一寸(ちょっと)もの訛りです。



一寸待っていたら、、、一寸だけ食べてみると、、、、私は一寸だけ不安になった、そんなもの一寸も怖くなかった、等など、文章言葉の中で立派に使えます。ですから、
 「一生懸命勉強したが、成績が一寸(ちょっと)もあがらない。」
が正しい文章言葉です。そして、一寸は今でも頻繁に使われています。

ところが、これを訛って「ちっと」と言ってしまうと、最早俗語の部類に入ってしまい、話し言葉には使いますが、文章言葉としては品がなくなります。もちろん、話し言葉としては頻繁に使われています。

同じような物として、書き言葉の「そうではない」が話し言葉の「そうじゃない」と訛る等の例があります。
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会話ではよく使いますが文章ではあまり使いません。


私がよく使う例
「ちっともおもしろくねえよ」
「ちっともあったかくならねえな」「ちっとも大きくならない」「ちーっとも参考にならない」など「ちっとも~ならない」
「ちっとも進まないじゃんか」
「ちっともききめがない」
「ちっとも変わんねえ」「ちっとも減らない」
どっちかっていうと関東の言葉じゃないかと思います。
あなたが例としてあげている文はこうなります
「いっくら勉強してもちっとも成績があがんねえ」
関連語
「ちったあ考えろ」(ちっとは考えろ)
似たような言葉
「ひとっつもおもしろくない」

「戸惑いです」とか「多くの方を回答です」の方がよほど使わない。
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このご質問を読むまでは、自分もよく使うし、みんなもよく使うのだと思い込んでいました。

でも、考えてみれば、実際に日常会話で使うのは、「ぜんぜん」のほうが圧倒的に多いです。たぶん、ここ2~30年で徐々に使われなくなってきた言葉であるような気がします。でも、誰にでも通じるはずですし、書き言葉では、会話調のものにも、いまだにたくさん使われているようですね。ほら↓
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%A1%E3%81 …
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(全然)~(ない)が一般的ですが、(ちっとも)~(ない)をちっとも使わない、ということはありません。

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