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機器分析の本で「検出下限の比較」という本を読んでて思ったのですが、ICP-MS<電気加熱AAS<ICP-AES
の順に低くなってるのはどうしてなのでしょうか?

詳しい方居られたら教えて下さい。

A 回答 (1件)

出入りの業者に訊くことにしています。



 電気加熱AASは、耳にしたことがありませんが、普通のAASのことですよね。これはフレームレスにすると、感度を1000倍近くまであげることができます。これは、磁器によって原子化した原子を逃がすことなく閉じ込めることができるからのようです。Znは、下駄が高すぎて、検量線が描けませんでしたが。
 ICP-AESは、当初といっても25年くらい前でしょうか、感度はAASの1/10程度と聞いています。15年くらい前に買った時は、AASと同程度でした。どのように改良したのかは、知りません。

ICPで、検出器をMSにすると感度が上がるのは、「MSの感度が良い」という教科書的な知識しか知りません。検出器のフォトマルの感度を上げるか、機械的に増幅すれば、感度は上がりそうですが、ノイズで無理なのでしょうか。
 AESは、ランプの発光強度を上げれば、とは思うのですが、吸収スペクトルか、高価な材料が必要になるのか、何か課題があるのでしょう。
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この回答へのお礼

興味深く、わかり易い説明ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/19 20:05

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