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定期的に納品をしている取引先があるのですが、約束の支払い期日を守ってもらえません。

督促状を送った後まとまった金額の支払い → 再度滞る → 督促状 
を繰り返す状態が数年続いています。
5~6ヶ月分の売掛金が未処理であることも多々あります。

医療検査関係なので、最終的な末端である患者さんをのことを考えると納品を止めるのも躊躇われますし、督促すれば一応支払いがあるのでずるずると取引を続ける状態になっています。

調査を入れたところ、経営状態が悪い訳ではないが支払いがいいかげんで納入業者からの苦情が多い、という報告を受けました。
現に支店を増やし全国規模への展開をしているので、資金繰りの問題ではないようです。

そこで疑問に思ったのですが、このような金銭管理をするメリットはあるのでしょうか。

支払いの計画をきちんと建てた方が経営/会計管理が明確になると思いますし、私の勤務先ではそのようにしています。
また、会社組織としては支払い状況が悪いと信用を失うという決定的なデメリットにしかならないのではないかと不思議です。
他の納入業者さんのこともありますし、最悪必要な検査の受けられない患者さんが出てくる可能性もありうるのではないかと心配です。
私の会社でも揉めつつもなんとか継続している状態ですから。
いろいろと考えてみたのですが、このやりかたに対してのメリットが思い付きません。

私の働いている会社では約束通り必ず支払いをしていますが、規模が大きい会社ではなにか別な考え方があるのでしょうか。
このような経理、経営をする理由や利点を教えてください。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

おっしゃられるような「督促すると支払いがあって、滞ってを繰り返す」企業は、それによる「メリットデメリット」なんて考えていません。



資金繰りという考え方がないだけです。

払って欲しかったら請求が来る、来なければほうっておけ、という考え方をしてるのです。ですから、信じられない事ですが、貴社が請求しないと支払いをしてきません。自主的に自分から債務を支払おうという社風がありません。

お金を借りるのに納税証明がいるにあたって滞納があれば、しょうがないから税金を払うというという、そういう行き当たりばったりの「金銭管理」をしているのです。

メリットなど、何もありません。
信用を無くす、余分な利息(延滞金など)を払う、思ってもいない支払いをすぐしないといけなくて街金から高利で借入しないと間に合わないドタバタをする、人的損害などデメリットはたくさんあります。

今日払うお金を3ヶ月後の支払えばそれだけの利息が付きます。仮に1000万円に2,4パーセント(年利)だとして、月に2万円が支払わなくてもいい利息になります。
これは月二万円を支払わずにすむ「他人からの借金」をして資金繰りをしてる、ともいえるのです。

「あそこは金払いが悪い」といわれてまで月2万円の利息支払いを渋るか、どうかは相手の会社が判断することですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

小さくても金銭管理はきちんとしている会社にしか勤めたことがないので、相手方の感覚が理解できませんでした。ですから、何か特別な理由でメリットがあるのかと思っていました。

別な大手の取引先はみなさんきっちりとしてらっしゃいます。利息を付けられる金額の大小はあるでしょうが、会社の規模云々というよりも社風自体が問題のようですね。

これがずっと続くと思うと悲しいですね。
取引内容を改めて見直し、方法を探ってみたいと思います。

お礼日時:2008/12/23 13:36

No.3です。

少し「私見を。

貴社は商売の為、つまり儲けを得る為にお仕事をされてるわけですよね。ボランティアではないと思います。

相手が医療検査とかであるから、という「同情」は禁物だと思いますよ。仮に貴社が納品をやめても、他にも業者があるでしょう。

いずれ、貴社が回収に困ってる企業は立ち行かなくなるような気がします。そのときには「本当に回収不能」になります。

回収不能となっても、それほど痛手はないかもしれませんが、回収不能代金に煩わされる手間は(今回お悩みのとおり)、人的には相当の負担です。

私なら、現在の未払い分「全額」を、支払うよう期日を切って通告し、それができないようなら、取引を停止します。
その後は未払い金の請求を続けますが、弁護士などに依頼するだけの価値が債権にないなら、損金で落としてしまいます。

不良債権に煩わせれてるより、他の仕事をした方が、会社には利益になると思うからです。
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この回答へのお礼

ご助言ありがとうございます。

おっしゃる通りです。
仕事の内容で取引中止を躊躇するよりも、基本的にこれは商取引であると素直に考えるべきでした。
他の業者も取引に警戒を強めているため、簡単に他の供給先を見つけるのは難しいのではないかと思いますが、それは相手方の企業の仕事ですよね。

度重なる督促状や電話での問い合わせの負担に加えて、後々のトラブル回避にも取引停止が有効だというご助言に心から納得しました。

損金で落とすには大きな金額になってしまっている状態なので、早急に対策を練り、実行したいと思います。

以前からスポット取引があったため、今回の商品に関しては正式な契約書を締結しなかったことが悔やまれます。

お礼日時:2008/12/24 23:24

>このような経理、経営をする理由や利点を教えてください。



支払いが延ばせれば、延びた期間の資金コスト(金利)が節約できます。
この低金利時代ではあまり大きなメリットとは言えませんが、計算上は金利分だけ確実に得をしていることになります。

ご質問者がおっしゃるように、経営・会計管理が不明確になったり、取引先の信用を失うというデメリットもあるわけですが、こちらの方は、経営者がしっかり気をつけていないと、損をしていることに気がつかなかったりします。

特に、ある程度大きな会社で、取引先が「督促すれば一応支払いがあるのでずるずると取引を続け」てくれるようだと、デメリットがデメリットとしてはっきり認識できないかもしれません。

メリットがあるからそうしているというよりは、デメリットに気がついていないから、やり方を変えようと思わないということではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かにいくら低金利でも、多くの納入業者の支払い分を合わせるとメリットになりえますね。

また「デメリットに気がつかない」とは思いもよりませんでした。
(私にしては)強めの文章を使った督促状だったのですが、相手方には伝わっていなかったのかもしれません。
もう一度うまく相手方に伝わるように行動を起こしてみます。

お礼日時:2008/12/23 12:50

いろいろ試されているようですね。


売掛金回収方法にはいろいろありますが、
その方法の一つにABLというのがあります。

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この回答へのお礼

教えてくださってありがとうございます。
とりあえずは、私自身でがんばってみようと思います。

お礼日時:2008/12/23 12:51

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