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独身40代です。着物に興味があり少しずつ購入しています。
同世代で同じ立場の知人に全く着物を着たことがない人がいたり、袷の訪問着だけで10枚もある方もいたりで驚いています。
その方のライフスタイルやお考えによると思いますが、大体人様がどれくらいのどういった着物を何着くらいそろえているのか知りたいのです。平均的なところでも。あと、これもあいまいで申しわけないのですが、訪問着、小紋、紬などの各着物に使ってもいい購入金額ってどれくらいでなのでしょうか?ピンきりだとは思いますが、これも平均的な相場が知りたいです。

A 回答 (4件)

こんにちは。

40代既婚、着物愛好者です。
友人には独身者も多く同世代の着物仲間とのお出かけを楽しむのに着ています。
すでにいろいろと回答が寄せられているように、こればかりは個人の価値観によるところで、平均というのはないと言っていいと思います。
私の周囲を見ていましても普段着の紬にポンと大枚(いや、それなりに覚悟してと思いますが)出す方もいれば、もっぱら自分で縫っては着ているとかお譲りの着物を直して着ている方とか、それは様々です。
まずどういう用途でお召しになりたいかが一番で、「必要におうじて」揃えて行くのが一番です。

まず着付けを覚えてとにかく着慣れたいというならお下がりやリサイクルなどを上手に利用するのがいいでしょう。
そうするうちに着慣れると同時に目も肥えてくるし自分の好みの傾向がつかめます。
ある程度着慣れたら、自分が本当に着たい着物を探すと良いでしょう。
それが訪問着なのか紬なのか小紋なのか、はたまた木綿やウールなのか、それは人それぞれです。
嫁入り仕度のように「一通り」揃える必要はないと思います。
枚数も人それぞれ、平均などありません。

そう言ってしまっては何の回答にもなりませんから、ここではきちんとした呉服店(チェーン店等でない)で新品のある程度間違いのない着物を揃えるのにどれくらいの予算を見たら良いかという話をしたいと思います。
大変大雑把で私感もあり、仕立て代や裏地等を含まない価格であることをお断りしておきます。
木綿・ウール…1万円台から。夏物か冬物かにもよりますが2~3万円前後が最多価格帯かと。しかし手織りなら一気に値があがります。
色無地・小紋…確かな品が買える相場と考えるのは最低7万円くらいからです。小紋は柄付けの手間がかかるのでもう少し高めで10万円以上、20~30万円くらいするのも普通です。
新品でこのレベルに満たない価格の品は「染め」ではなく「プリント」である可能性を疑うべきです。
紬…無形文化財指定などの特別なものを除きます。機械織りの廉価品ならウールと変わりません。
手織りならやはり最低でも20万。通常30万円台以上みます。それ以下の物もありますが長いこと着込むうちには着心地の善し悪しがはっきり値段にあらわれますのでできればこれくらい見たほうが後悔のない買い物になるでしょう。
手織り紬の着物は今や実用よりも趣味の着物です。芸術品としての価値を求めるならそれこそ天井知らずですが、お値頃な物でも十分楽しめます。
付け下げ…柄付け次第でピンキリですが20万円台から50万前後までが妥当な金額と考えます。
訪問着…きちんとした場に胸をはって着られるものとすれば40万円台くらいから天井知らずですが100万を越えるような物は不要と私は考えます。
黒留袖、色留袖となるとこれ以上になるのは言わずもがな。必要かどうかも人それぞれの価値観によるものとなります。

また、初心者の方はつい着物の値段に気持ちが行きがちですが実は帯にお金をかけるのが通な買い方です。
訪問着にしても着物はそこそこのお値段の上品な柄ゆきのものにして帯をいいのにしたほうが何倍も映えるのです。
反対にせっかくのいい着物も陳腐な帯では死んでしまいます。
帯や小物は添え物という感覚で揃えるために、いい着物を台無しにしてしまってる方を正直多く見かけます。
洋服の場合でもシックな黒のドレスがアクセサリーや小物次第でどんなふうにも生きるように、着物自体はそこそこ、小物に手を抜かない、という揃え方をしたほうが結局は安物買いの銭失いになりません。

非常に個人的経験と見解からのアドバイスでしたが少しでもご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

初心者にはありがたいアドバイスです!
ありがとうございました。
あせらないで、じっくり観察して探そうと思います。
枚数も平均などない・・そうですね。
自分なりの加減を考えていきます。

お礼日時:2009/01/10 02:30

>訪問着、小紋、紬などの各着物に使ってもいい購入金額ってどれくらいでなのでしょうか?ピンきりだとは思いますが、これも平均的な相場が知りたいです。



いささか特殊な例として。

今現在ではほぼ、表地1万以上はすべてだしません。
それでいろいろ楽しめます。

それは、目が肥えてね、「もの自体の価値」と「希少価値」と
「自分にとっての価値=似合う?」を考える余裕ができました。

知り合いに国立劇場で踊るような師匠がいることで「本物」を見る機会もあって、「こういうのはにあわないなぁ・・・」と。
それと、幸い?なことに、お高いジミーな紬の類がほとんど
にあわない50代で、若作りしているわけでもないのですが。

あと、お高いものほど汚れると惨めです。
舞台で遠く見るのはまだいい。
近場で見ると胸元、襟元、裾が目立つ。
解いて洗っても落ちない。
そのままでの一生モノはウソです。

洗って仕立て直して、染めてで一生モノという価値です。
いま、洗うのも仕立ても、染めも結構かかる。
第一、直しというような仕事をしてくれる人もいない。
ほとんどの仕立ては「外国」です。

染め直しをするからもつ、だとすると、染め直しするよう様な
もともとの「表」でないとそのままということですから。

じつは、和裁が趣味です。
ですから、オークションでかわいそうな「お宝」を3000円以下で落として、自分で解いて、「洗濯機で洗って」「仕立て直し」を作業します。

既に着物は何枚あるかわからない。

自分でいじるならその価値がわかってきますよ。

私も独学です。
そして、簡単なことに着物は洋裁と違って、特別な道具(ミシン・トルソーとか)もいらないし、何より、何枚つくっても同じです。
それにね、実におもしろい「たった一枚」ができる。

いま、鮫小紋のうらに、黒留の表(歩くと、裾裏が柄がです。)を裾回しして、胴裏は紅絹をつないでつないで真っ赤で、裏をみせると
赤と黒(裾模様)でうぁーです。
・・・で、袖のふり見せには、鮫と同じ紺色の無地を探してきてはって、ジミーで実は歩くと(ん?・・・ん!)派手という仕上がりに作ってます。
コレらの元値はわかりませんが、「一生」もの値段でかった新品であったには違いがないです。

着物は買ったときの値段ではなく、手入れとコーディネイト。

だから、末ながく楽しむなら、自分であれこれできるように
針を持つことをお薦めです。
着物を着た時代もみな自分で針をもったからそういう生活ができた。

こつこつ毎日30分で2週間ぐらいで1枚できる実力です、わたし。
正絹を30分触る生活は癒しになりますよ。
それに、「上物」であるには間違いはないのですが、
かわいそうなゴミになってしまった「着物」たちと対話・文化するのも
楽しいです。

バカ高い訪問着をかうことほど、高い買い物はないです。
それこそ一回きて洗うほどでないと数年に一度しか着ない、
そのうちに汗じみになって、なにこれです。
それに勝負着物でいつもこれ?(写真)なるし。
ま、これで呉服屋さんのご商売が成り立っているのはわかるのですが。

あと、着慣れていないと、高い着物も高く見えない逆魔法。

わたしも「正価」でバカ高いもの持ってます。
だからわかるともいえるのですが。
で、オークションで、それらの末路のようなものを沢山見ます。

ただし、そのままではもちろんない。
難点がいくつか、しみ、汚れ、サイズ、柄、やけ等々。
着ないうちに、しまっておくうちに、何も手入れをしないうちに
ごみのようになっちゃう。

100枚以上はあるでしょう着物があって
私に似合っても、娘(24)にどうも似合わない。

どうも、カラーが違うみたいです。
柄、色からして、私にはちょっと無理?(年?)と思っても
娘にはもっと似合わない。
まだ、コーディネートでわたし(50代)ががんばったほうがいけてるという。

私は、自分で作って、自分できて、着せられます(全部趣味)
それでも、娘には着物がそのままには継承はされない。
だから、母・娘という継承もうまくいかないという実証のようなもの。
親子3代もだから今ウソ。
おばあちゃんの振袖を孫が着るのは無理でしょう?
フツウ、手入れもしないでそのままだから。
手入れもね高いから。

「特上の着物」は10回着たら一回いくら?で考えて買うという習慣をつけるといいです。
そして、手入れは解き洗い仕立て直しを考えるとこれで3-4万かかる。
そのまま寝かせると、タダのごみという末路です。
時代が変わると、柄も妙に古典柄でも陳腐なのは不思議です。

まずは、着慣れているという状態な身体を作る。
着た押すような普段着を用意して、それから、勝負着物が一枚。
後は趣味でぼちぼちそろえると、着るにふさわしいからだと、目と
価値観を養えます。

高いだけでも着物は陳腐なんです。
人柄が出るから。
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平均的なところはわかりませんが、自分のことでよかったらお答えしますね。



40代既婚。 2年弱前に着付けのお稽古を始める前には浴衣を除けば訪問着1着、ウールのアンサンブル一着、洗える着物(袷)1着だけでした。  もちろん自分で着られなかったのでまったくのタンスの肥し状態でした。

着付けのお稽古を始めた時は着物なんて買わない、買っても洗える着物くらいと思っていました。  でもなんだかんだでまずは着物のリサイクルショップの店頭やネットショップで購入。  特にネットのリサイクルショップでは失敗と思われる商品をいくつも購入してしまいました。  この辺の商品は帯も着物も1万円前後でした。   結局のところ目が肥えてきて昔の人サイズが多いリサイクル商品ではどうしても裄が足りなく、新品商品を仕立てるようになりました。

(使えない失敗商品だったリサイクル商品は数に入れずに)だいたいのところで、訪問着2、色無地1、紬4、小紋5 (以上はすべて正絹) それとは別に洗える着物で袷小紋が3、単衣小紋が2、夏用の薄物3といったところです。   

金額ですが、着物はピンからキリまで。  お高いものは値段があってないようなものですから…。   先日見学に行った結城紬はその時まだ機で織っていた反物が完成したら1000万円は超えるというものでした。

お安いほうで問屋街などでは訪問着あたりでも5万円くらいから広告に載ってますよね。  小紋では3万くらいからでしょうか。   リサイクルではなく、新品もそのくらいからオークションで落札できる場合もあります。  でも反物を安く購入できても、反物以外に仕立て代、胴裏、八掛などのお値段もばかになりませんね。

平均的な相場はわかりませんが、自分は小紋着物なら仕立て上げて最終的には10万円くらいでおさめたいです。  すごく気に入れば15万くらいまでならOKですけど…  紬はもう少しお値段が張りますね。  それに合わせて帯も欲しくなるでしょう。  それはまた別料金ですし…   使ってもいい購入金額は人それぞれってことですよね。  

話はちょっとそれますが、小物(帯締め、帯揚げ、草履、コートなど)も結構なお値段ですね。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。
たった2年でかなりそろえられたのですね・・・私はいろいろなものを見ていないので、購入に踏み切れないことが多いのです。目が肥えないと、なかなか購入したくとも踏み切れませんし、先日ネット購入で失敗したばかりです。しっかり参考にさせていただきます。

お礼日時:2009/01/06 19:27

独身40代前半女性です。


着物に関しては、人それぞれで、おけいこ事や仕事で使用することが多い人もいれば、私みたいに好きだからで買ってる人もいると思います。

少しばかり、華道や茶道をやってた関係で、一時期結構つぎ込んだ時期もありましたが。

若い頃(20代)に作った訪問着や小紋は正直、柄が派手かなと思い、先々姪に譲ろうと思ってます。その中でも小紋は、帯やその他の小物を地味にすることで、時々休日に買い物に行く時なども使ってます。

訪問着に関しては、40少し前に買いなおしました。しかし、柄の年代層というものもありますので、金額的には20万以下で抑えてます。呉服屋さんは、一生モノですよって進めますが、じゃ、あなた、60になってからも着る?って反対に言い返します。

小紋は、普段着にしかならないので、10万以下と決めてます。

俗に染物と言われる訪問着や小紋は生地や糸が年数で弱くなってきますので、50年も着れるものではないと最初から考えて極力、金額は抑えてます。

反対に、紬などの織物は、年数を重ねても生地がしっかりしていますので、50万以上出した時もあります。いま、持ってる紬の中には祖母から譲り受けたものがありますが、いまだしっかりしてますし、裏地の胴裏や八掛は何度となく替えました。紬は自分にとって小財産でもあります。

枚数的には、訪問着が、袷、単、絽、合わせて15枚ぐらい、小紋は5枚ぐらい、紬は20枚前後でしょうか。

結構、小物をかえて使い回しをしてます。小物や帯でかなり違った印象にもなります。
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この回答へのお礼

大変具体的で、かつ現実的なお答えでありがたいです。
今、購入したいなと考えているお品がりますが、じっくり考えてみる機会になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/01/06 19:18

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