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私は中国語やロシア語をちょっとだけかじった事があるのですが、
そのときに感じたのは片仮名による外国語表記の限界です。
日本語にはyeの音を表す仮名がなく、この音を表す場合の表記は
イェとなります。特にロシア語にはyeの音がふんだん出でてくるので
vyeやtye、syeのような音を片仮名で表す場合、ヴィェ、ティェ、スィェと、
一般にはあまりなじみのない方法で表記せざるを得なくなります。
もし片仮名にも変体仮名のような異字体があるなら、
その中から文字を一つ選んでそれをイェの音を示す片仮名と定めることによって
新たな片仮名を作ってしまえばよいと思うのです。
他にもスィ、ティ、トゥ、ホゥ(hu)、ウィ、ウェなどの音を
一文字で表す平仮名や片仮名があると、外国語の仮名への音写が
ぐっと正確に、そして便利になると思います。
また英語などの外国語に見られる下唇をかむフ音(fu)にも新しい片仮名を定めれば、
これに濁点をつけることによってヴ音(vu)を新しい形で表記することが可能になります。


さらに言えば、漢字と混同しやすいエ、カ、ニ、ロ。また平仮名と同じ形で混同しやすい
片仮名のヘ。これらも別の字体に変更したほうが良いのではと思います。
また個人的な感想ですが、ヰは見た目的に漢字っぽくて片仮名じゃないみたいだと前から
思っていたので、出来ればこれも字体を他のものに変更してほしいと思ってます。

A 回答 (3件)

1.カタカナ変体仮名もあったみたいです。

ですが草書体とちがってカタカナには同音異字の必要が低かったから少ないのだと思います。(そもそもカタカナ文献が少ない)

2.変体仮名は発音の違いで使い分けるためのものではないのでおかしなことになりかねないですね。
提案されているのは異字体ではなくて今までにない音を表す新しい表音文字だと思います。
むしろ外国語の元の文字でそのまま綴ったほうがわかる人にはわかって良いと思います。外国語の発音を憶えた上にそれにあたる新発明の仮名をまた憶えるのはむしろ二度手間ではないでしょうか。
カタカナによって外来語、漢語、擬音だとわかるだけでカタカナの機能は充分合理的に果たされていると思います。
外来語とは外国語そのものではなくて外国から来た概念をカタカナの発音に直して日本語化してそのまま使うと考えるとむしろ日本語の合理性が引き立つのではないでしょうか。

中国語で外来語の意訳ではなくて近い発音の漢字をあてて書く方法がありますが字義があるために戸惑う場合も無くはないです。(それもおもしろいのですが)
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NO1です。


ご質問の本当の内容は何なのでしょうか?

>あくまで日本語に存在する子音と母音の組み合わせぐらいは完璧に書き表せるようにしようというものです。

これがご質問の本音であるとすると、最初のご質問の表題は全く関係ありませんし、解説部分にもこのことは全く出てきていませんでした。NO1への補足でもほとんどが、外国語をカタカナでいかに正確に表すか?という例だったように見受けました。

「ティラミス」と「tiramisu」は別の単語です。別の発音をされても何ら問題はありません。ただし外国語としての「tiramisu」を発音するときに外来語の「ティラミス」の発音に引きずられてはいけないということには注意が必要です。
「す」つながりで言いますと、「すずめ」と「ございます」の「す」では微妙に発音が違います。ならいたての外国人の発音を聞くと「ございますう」と言っているように聞こえます。質問者はこれを書き分けた方がよいとのご意見のようですが、その必要は全くありません。活字だけで日本語を学んでいるのでない限り、すぐに「ございます」と発音できます。

この回答への補足

返答ありがとうございます。ここ数日忙しく回答が遅れてしまいました。
申し訳ございません。


>ご質問の本当の内容は何なのでしょうか?

今回の質問は、外国語の音を仮名表記でより正確に発音を再現するために、
新しい文字を作りたいという私自身の勝手な願望(妄想?)から生まれたものです。
もし新しいかな文字を創作する場合、一から新しい文字を作り出すよりは、
現在使われていない仮名文字(変体仮名など)を復活させ、si、ti、tuなどの音素をあらわす文字として
使用する方が手間が省けると思いつきました。
仮にこの考えが実行されたとなると、新しい平仮名を創る場合には変体仮名が豊富に有るので新しい文字創りには
さほど苦労はしないでしょう。しかし新しい片仮名の創作となると、文字だけ拝借し現行の仮名にはない音素を当てはめ
使用できるような異字体は無いものでしょうか?もし無いのなら、一から文字を創り上げなければなりません。
気になったものでこの質問をさせていただきました。



>質問者はこれを書き分けた方がよいとのご意見のようですが、その必要は全くありません。
>活字だけで日本語を学んでいるのでない限り、すぐに「ございます」と発音できます。

おっしゃるとおり日本語ではsとsuの表記はどちらも「す」です。この二つの発音の違いは
日本人の耳にも区別はできますが、「す」はsとsuどちらで発音してもよく、話者によってどちらで発音するかは
(「す(su)ずめ」と「ございます(s)」の「す」のように一般的な発音の傾向はありますが)基本的に自由です。
日本語を書き表す場合においては、この2つを書き分ける必要はありません。
しかし外国語ではsとsuの二つは区別され日本人の耳にも2つの音の違いを区別できるなら
tiramisuといった外国語を仮名表記する場合、sとsuの表記は分けて区別したほうが
より原音に忠実な発音が可能ですし、外国の地名や人名の理解も深まると思います。

現在片仮名の使用はおもに外国語の音写に特化しています。
片仮名の外国語音写能力は現時点でも高く、これは日本語の長所だと思うのです。
例えば、人名のヨハネは英語ではjohn、仏語ではjeanと表記し、どちらも自国語読みのひとつしかありません。
しかし日本語の場合、ヨハネの例をみても、国によってジョン(英)、ジャン(仏)、ヨハン(独)、ジョヴァンニ(伊)、ヨハネス(ラテン)、
フアン(西)、ジョアン(ポルトガル)、ヤン(ポーランド、チェコ)、イヴァン(露、ウクライナ)といった原音に沿った異なる表記が可能です。
このように仮名には高い外国語音写能力があります。しかし現行の仮名にはsi、ti、tuといった音を表す文字が無い以上、まだ完全とは言えません。
ならば外国語をより一層正確に表せるよう、これらの無い音を表す文字がほしいと思うのは私だけでしょうか?

補足日時:2009/01/24 06:19
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ご質問のうち最初に、表題に関して回答します。


カタカナにも色々な異体字があったそうです。手元に資料があるのですがうまく伝えられないと思います。例えばカタカナの「ア」にもひらがなと同じように「阿」に由来するものと「安」に由来するものがあったそうです。ただしそれらは発音を区別するものではありません。

次に、仮名が(なぜかカタカナにこだわっておられるようですが)多様化していれば外国語を表すのに便利なのに!という趣旨のご発言ですが、世界の言語を表現するためになぜ日本のカタカナをいろいろと変えろというのでしょう?世界には日本語と中国語とロシア語だけが存在しているわけではありません。それらの言語には日本語にない発音がいっぱいあります。

>片仮名による外国語表記の限界です。

当然その限界はあります。それに気付いた場合には、カタカナ表記に頼ることをやめて、原文と実際の音とを結びつけるように心がければよいのです。そしてその補助手段として発音季記号を使用すればよいでしょう。

この回答への補足

返答ありがとうございます。

>世界の言語を表現するためになぜ日本のカタカナをいろいろと変えろというのでしょう?
>世界には日本語と中国語とロシア語だけが存在しているわけではありません。
>それらの言語には日本語にない発音がいっぱいあります。


もちろん英語のthなどの日本語にはない発音一つ一つまでに新たに文字を作ったり、
lとrを区別するためにもうひとつのラ行の文字を作れと言っているわけではありません。
日本語ではlとrを区別しませんし、日本語にはない子音母音全てのために新しい仮名を作っていっては限がありませんからね。
あくまで日本語に存在する子音と母音の組み合わせぐらいは完璧に書き表せるようにしようというものです。
たとえば日本語にはtとchとyの音素が存在します。ですから多くの日本語話者にとってteとtyeとcheの区別は
さほど難しいものではないと思います。しかし日本語にはtiとyeを一文字で表す仮名がないために、tyeの表記は
一般的にはテ、もしくはチェとなってしまいます。
たとえばロシアのエカテリーナ女帝はイェカティェリーナと表すのがより原音に近いのですが、教科書などでは
エカチェリーナもしくはイェカチェリーナとなっています。
フランス語のコンシェルジュも、コンスィェルジュまたはコンスィイェルジュが原音に近いのですが
現時点ではコンシェルジュと表記するほかないため、これでは「シェ」の部分の発音がsheなのかsyeなのかは分かりません。

また日本語にはtu、duを表す仮名がないため、音節末のt、dは一般的に「ト」「ド」で表します。
countryがカン「ト」リー、speedがスピー「ド」などです。
しかしこの方法ではspeedと、「スピード社製の水着」で知られるspeedoはどちらも表記は「スピード」となってしまいます。
そのためdとdoの違いは日本人の耳には区別できるのに、その違いを仮名で表せないという問題が起こります。
またマニフェストmanifestoも、「マニフェスト」の表記ではmanifestなのかmanifestoなのか分かりません。
ここで仮にtuを表す仮名を「都」とおきます。すると、speedはスピー都゛、speedoはスピード、manifestoはマニフェスト、と
これらの問題が一気に解決できます。
さらに単体のtは「都」、tuは「都ゥ」と表記すると定義すれば、仮名による外国語の音写能力もぐっと高まります。
例えばティラミスtiramisuは、「ティラミス」の表記では一般の日本人はtiramisと発音しがちです。
またティラミスはtiramisと綴るだろうと勘違いする人も多いでしょう。
そこで上の定義を採用して「ティラミスゥ」と表記すれば、しっかり語末のuを認識し、発音することが出来ます。
またこれを書いていて今思いついたのですが、この小さい母音字を表記する方法で子音の微妙な違いも書き表すことが出来ます。
例えば
日本語のケ(国際音声記号ではc、日本語ではkyeと発音が同じ)と口蓋化していないke、
日本語のニやスペイン語のñi(国際音声記号ではɲ、ニャニニュニェニョのニ)と口蓋化していないni、
日本語のヒ(国際音声記号ではç、ヒャヒヒュヒェヒョのヒ)と口蓋化していないhi
これらの前者を通例のケ、ニ、ヒ、後者の口蓋化していないものをそれぞれクェ、ヌィ、ホ?ィ(huを表す仮名があるとより良いのですが)
と書きあらわして両者を区別することも出来ます。


私の考えが実現すれば、ソビエト連邦のソビエトも「サヴィェー都」と表記することができ、よって日本語に存在する
母音子音の音素の範囲内では、ほぼ原音と同じ発音を仮名で再現することが出来ます。



>(なぜかカタカナにこだわっておられるようですが)


特に片仮名にこだわっているわけではありません。
ただ新しい文字を作る場合、片仮名とは違って平仮名には豊富な変体仮名があるのでその中から拝借できると思い、
今回は平仮名については特に取り上げませんでした。

補足日時:2009/01/07 05:12
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