プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

小学校の教員をしています。
先日、管理職より「eー黒板を導入しようと思っている。」
と話がありました。

しかし、eー黒板について、何もわかりません。

eー黒板の実践や使い方などが、わかりやすく載っている
ページがありましたら、教えていただきたいです。

宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

学習塾講師です。

電子黒板について色々研究している経緯がありますのでそちらから少し。

e-黒板は別称「電子黒板」とも言われております。教育工学の研究者がいくつか著書を出しておりますので、そちらを参照されるのが手っ取り早いと思います。(HPで出されているものはまだまだ取り組みは浅いと思います。)

ちなみに電子黒板の有用性は…。
▼マルチメディアが利用できる
例えば、教材準備で図表をわざわざ印刷して黒板に貼って…という作業が簡略化されて、パソコンからの連動で表示が可能です。例えば、国語(古文)の品詞分解→読解という割とよく行われる授業も、電子黒板対応の教材が各出版社から出されつつありますので、教科書を画面に表示させて、そこに書き込みつつ解説を行うなんてことも可能です。あるいは、物理的な現象をバーチャルで再現する…なんてことも可能なツールもあり、実用化されれば物理の授業などでも有用でしょう。

▼授業検討に役立つ
例えば、研修授業などで教師がマイクをつけ(あるいはマイクで教室の音をひろうとか)つつ、授業を実施すると、電子黒板によっては音声と連動でどのように板書したかがわかるようになります。それをデータとしてUSBなどに保存し、後で検討(Check)を行うと授業の向上に有用です。あるいは同じ内容を扱う際に以前の授業をデータとして保存してあるので参照でき、どのように授業を改善すればいいかの指標とすることもできます。

▼(後ろ向きな理由ですが)前の教材を使える
上記の理由を反転させれば、1度ベースとなる授業教材を作ってしまえば、次年度以降も改訂が入らない限りは流用できます。考え方によっては、授業準備の効率化にもつながるとも考えられますが、少なくとも改善はすべきだとは思います。

▼チョークの粉がでない
チョークの粉で気管支炎、特に喘息などの持病がある人には効果的です。

他にも様々ありますが、批判的な意見(目が悪くなるなど)もあります。しかし、教具としてはOHPとは異なり授業スタイルをそれほど変更することなく授業を実施することも可能です。(チョークがペンにかわるくらい)さらに研究を重ねて使いこなせれば、授業の幅も広がるでしょう。使い方もまだ未知数ですので、現場の先生として使いこなすことで新たな利用法を発掘していく分野であると思います。あるいは、開発に意見を提唱してより良い電子黒板をつくることも必要かと思います。

最後に私の使い方の一例ですが。
電子黒板は導入されていないので、ノートパソコン+小型プロジェクタ(秋葉原で1万円くらいのもの)+ホワイトボードで擬似的な電子黒板を作って実践しています。専門は社会(公民)ですが、白地図や三権分立の三すくみの図など図表などに書き込みながら覚えた方が効率的であるもののフォーマットをあらかじめ作っておき、生徒に同じ図を配布して書き込みながら教えるといった方法をとっています。あるいは、生徒の質問に応じてインターネットから即座に情報を出し、紹介するといった作業も行えます。(総理ってどんなところに住んでるの?→総理官邸HP、最高裁判所ってどんなところ→HPや前もって用意しておいた写真を提示などなど)

時々算数やりますが、便利ですよ。今までは定規を使って黒板に書く作業が必要でしたが、これからはあらかじめコンピュータで同様の図を作っておく(あるいは教材会社から出ているデータを使う)と、すぐ表示されて書き込めますから。今までそうした解説までに費やされていた時間が簡略化されることで、余裕ができれば生徒を観察出来る時間も増えます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

具体的で大変わかりやすかったです。
電子黒板を使った教材研究に励みたいと思います。

お礼日時:2010/03/21 08:34

とりあえず、e-黒板で検索して、上から10個位を読んでいけばよいのではないでしょうか。


スマートボードとかのことかなとは思います。便利な使い方もあるでしょうけれど、それに頼ると足下をすくわれるだろうなと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
e-黒板で検索しても、あまりわかりやすいものがなかったのですが、
スマートボードで検索してみたら、ありそうです。ありがとうございます。

お礼日時:2009/01/19 00:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aに関連する記事