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授業で神経系の勉強をしているのですが、ニューロンと神経の違いがイマイチよく分かりません。とても、初歩的な質問で恐縮なのですが、どなたか教えてくださると助かります。

A 回答 (4件)

こんにちは。


「神経系=Nervous」
「神経細胞=Neuron」
と区別すれば良いと思います。
神経細胞はひとつの細胞であり、神経系はそれが連結されたものです。

「中枢神経系:CNS(セントラル・ナーバス・システム)」
「自律神経系:ANS(オートマニック・ナーバス・システム)」
など、こちらは神経伝達の系統や役割を示します。
これに対しまして、神経細胞ではその細胞単位の性質や機能が無数に異なります。
「単極性ニューロン」
「セロトニン投射ニューロン」
「NMDA受容ニューロン」
あと、「おばあちゃんニューロン」や「黄色いフォルックスワーゲン・ニューロン」なんてのもあります。
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この回答へのお礼

詳しい回答、誠にありがとうございます。
中枢神経、自律神経は授業で少しだけ触れました。
そして、これから回を重ねていくほどに、いろいろな
ニューロンの種類についても勉強していくのだと思います。
「おばあちゃんニューロン」や「黄色いフォルックスワーゲン・ニューロン」。とても興味深い名前ですね。
さっそく調べてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/23 13:49

神経…神経組織や神経線維の束等広い意味で使用します。


ニューロン…Neu(神経)+ron(単位)一個の神経細胞と軸索を取り巻く何個かのグリア細胞を合わせた、神経として機能する最小単位の事です。末梢神経ではシュワン細胞と呼ばれる複数のグリア細胞と一個の神経細胞から成ります。同じ様な名称にネフロンがあります。これも腎機能の最小単位と言うことで腎単位と呼びます。

「全か無かの法則」は一個のニューロンでの話です。しかし、神経線維としては様々の閾値を持ったニューロンの集合ですから、弱い刺激では閾値の低いニューロンのみが反応し、刺激が大きくなると閾値の大きなものも反応し、結果として刺激の大きさは興奮しているニューロン数で伝えているわけです。イギリスの生理学者のエイドリアンが研究しましたので「エイドリアンの法則」と言ったかもしれません。(あまりにも昔のことで忘却していますので自信は全くありませんが…)
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この回答へのお礼

詳しい回答、ありがとうございます。
神経線維というのはそれぞれ閾値を持っていて、その閾値によって、力の強弱をつけているわけですね。なるほど。
それにしても、知れば知るほど人の体はよくできていますね。とても、驚かされます。
ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。

お礼日時:2009/01/24 16:28

一般にいう「神経」はニューロン(の軸索)の束なので,


ニューロン単体の性質としてよく知られる「全か無かの法則」が
「神経」には当てはまらないということも1つの違いですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
“「神経」はニューロン(の軸索)の束なので,ニューロン単体の性質としてよく知られる「全か無かの法則」が「神経」には当てはまらない”
というのは、神経の中の、あるニューロンは活動しているけれども、別のニューロンは活動していないことがあるので、神経単位では「全か無かの法則」が当てはまらない、という解釈でよろしいのでしょうか?
まだ、初心者なので理解力に乏しく、申し訳ありません。

お礼日時:2009/01/24 04:37

簡単に言うなら


ニューロン:神経細胞
神経:情報処理や情報伝達を行う組織

です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ニューロンは細胞で、神経は組織だったのですね。
確かに、授業で説明されたのを、覚えているのですが、
他にもいろいろな用語が出てきたので、すっかりと
忘れていました。。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/01/23 12:14

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