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対位法と和声法について質問させてください。
現在作曲活動とともに、勉強もしているのですが、
いまいち、対位法と和声法がはっきりと区別できていません。
極端な話、
和声法……低音部はルートや3度を全音符等で発声、メロの土台を作る。
     低音部は川底。メロは川の流れ。
     土台と流れるメロの安定感とバランスを重視。
対位法……メインのメロに対しての複旋律で美しさを表現する。
     コード感は1拍目や、複旋律のハーモニーで表現。
     コードケーデンスは和声法ほど厳格には意識しなくてもいい。
     低音部、メインメロともに、川の流れ。
     メロの流れとハーモニーを重視。
という考え方でいいのでしょうか。
ご回答の程、よろしくお願いします。

一週間くらいは回答締め切りをしません。時間のあるときにお答えいただければ幸いです。
ちなみに、小説も書いているので、長文を読むことはまったく苦になりません。
ご教授の程、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

いまいち、対位法と和声法がはっきりと区別できていません。


■そもそも、「はっきり」区別しよう。とするのがおかしんです。
和声法の4声は、対位法の4声とある意味、重なることがあるんですよ。

要するに、「コード進行」自体、中身を工夫すれば、対位法が含まれます。通常、「コード進行」は、ルートの進行を重視しますが、
ルート。第3音。第5音。の関係・流れ自体、メロディックにすればするほど、対位法に近づきます。

和声法……1つのメロに、伴奏がつく。
対位法……複数のメロだけで構成され、同時に伴奏を兼ねる。ってことです。

話は長くなりますので
詳細は、下記の理論書をおすすめします。。。
■「和声学(法)」
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php …
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php …
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php …
■「対位法」。
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php …
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
自分は、対位法に於いて、華麗な響きを得ようと試行錯誤した結果、
和音が生まれたと、理解しています。3度の重なりが美しい旋律を
生成し、5度で幅を広げる。その結果生まれたものが、和音ではないのか、と思っております。

ですので、対位法と和声法は、混じりつつ、乖離しているものなのではないかとも思っています。

まとめていただいた、和声法と対位法の要約。参考になりました。
ありがとうございました。

紹介していただいた理論書は、今すぐには手に入れることはできませんが、もしかしたら、今度の定額給付金の使い道になるかもしれません。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/29 16:57

こんにちは。


私自身はどちらも体系的に勉強したことはないので,大したお答えはできませんが。

イメージとしては質問者さまがおっしゃっていることはだいたい分かるような気がしますが,対位法/和声法とはなんぞや,という質問に対しての答えとしては,ちょっとヒネリすぎという気もします。

対位法というのは,旋律を重ねるためのルール体系だと理解しています。
旋律にある別の旋律を重ねるとき,リズムや音程の相対関係としてやってもいいこと,やってはいけないことが決められています。

一方,和声法というのは,和音の接続についてのルール体系です。(なんか説明になってない気もしますが^^;)
ある和音から,どの和音には進んでよくてどの和音に進んではいけないのか,和音進行にあたって各声部がどのような動きをとってよいかが決まっています。

ただ,対位法の中には複数の旋律の間の音程関係についてのルールがあるので,結果として曲の和声的な構造に言及していることになりますし,和声法の中には声部の動き方についてのルールがあるので,声部間の対位法的な関係にも触れられることになります。

また,対位法にせよ和声法にせよ,まず理論ありき,ではなくて,ヒトが生理的に気持ちよく感じる音楽を作るための経験則がルール化・体系化されたものであるという側面もあると思うので,和声法の中で自然な声部進行を求めれば対位法的な要素が必要になるし,主旋律と対旋律の調和を求めればその中に和声法にかなった和音進行が生まれる,ということもあるのかな,と思っています。

したがって,普通の曲(?)は和声法・対位法,両方の要素を持ちあわせている場合が多いかと思います。
伴奏のコードやベースラインが全音符ばかりだったら大して面白くもないし,コード進行がぎくしゃくするような対旋律では美しくならないと思いませんか?(笑)。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

対位法ありきの和声法であり、
融合しながら互いの尊厳を認めている、というような
感覚なのでしょうね。
楽曲の中で、
対位法的なアプローチ、
和声法的なアプローチと意識する程度でいいのかもしれませんね。

旋律対旋律での、対位法的小節作成、
音の深みを演出するための、和声法的小節作成。

互いの融合を前提とすれば、定規で測ったような区別はいらないですもんね。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/02 21:58

自分は和声法・対位法を人に説明出来る自信はありませんが、概念的にはこの2つは明らかに違うものなのではないでしょうか。


Wikipedia「対位法」の「概要」を読んでみれば、おおまかな概念が解り易く説明されているかと思います。概念としてもっとシンプルなもので、pipe-bugさんの理解の仕方は応用的過ぎる様に思えますね。
この2つはそれぞれが音楽構造を語る上での概念の1つであり、あまり同列に(あるいは相反するものとして)扱わない方が理解し易いかもしれませんね。あと、伝統的な西洋音楽においては基本的な概念ではありましたが、音楽の全てがこの2つで語られるという様なものでもありません。


ちなみに余談ですが、
「1つのメロに、伴奏がつく」・・・ホモフォニー
「複数のメロだけで構成され、同時に伴奏を兼ねる」・・・ポリフォニー
・・というまさしくこれらを指し示す概念が別にあり、対位法と和声法とはまた違う気がするのですが・・・いかがでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

概念は読んではいるんですが、いざ、作曲として意識すると、中々うまくいかないです。

その時代に生きていず、さらにその時代で試行錯誤していない自分としては、当時の音楽家達の頭の中を想像していくしかないですもんね。
本人の各楽曲作成の文献とかが残っているような文化だったら、後継も楽になったでしょうに…。

ホモフォニーとポリフォニーですね。カタカナで、しかも似ている響きなので、ニガテで、ついつい読み流しになっちゃうんですよね。
もう一度、そのあたりを勉強しなおしたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/29 17:07

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