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私はアメリカで生活していまして、育児に関しては日本の育児書を参考にして進めてきました。私の息子は2週間前に満1歳になり、昨日1年健診があり予防接種等を済ませました。健診時に医者から、ミルクは一日どれくらいあげていますかと聞かれ、「一日一回、朝に6オンス(約180cc)だけです。それ以外は離乳食です。」と答えると、「え!!最低24オンス(約700cc)あげてください!!」と言われました。赤ちゃんが十分なカルシウムを摂るためには、幼児期を過ぎるまで、乳製品をしっかりと摂らせることだと。「日本の育児書には、6~9ヶ月頃から離乳食を始めたほうがよいと書かれているのでそれに従ったのですが。。。」家に帰って、ミルクと離乳食に関してInternetでいろいろ調べてみると、すごく興味深いサイトに出会ってしまいました。

「離乳食とミルクの量」の質問(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3106824.html)に対する回答にあった参照URLです。↓

西原博士の「かしこい赤ちゃんの育て方」
http://www.nishihara-world.jp/workshop/baby/baby …
「離乳食・母乳・ミルク」についてのQ&A
http://www.nishihara-world.jp/workshop/baby/baby …
西原博士の「赤ちゃん相談室」の「赤ちゃん相談だより」
http://www.nishihara-world.jp/workshop/baby/soud …

↑結局この西原博士は「離乳食は2歳半を過ぎてから」を強調しています。そして、「現在の日本の子育て方法の危機感」を切々と語っています。これを読んだ私は、すごく共感出来ることがあった反面、現在の日本の育児書を信じてしてきた育児方法を否定されているような感覚を覚えました。

昨晩、妻と話し合いをしましたが、彼女はこの博士の意見だけを鵜呑みにせず、ミルクの量は増やすのには同意してくれましたが、今まで通り、離乳食を上げ続けましょうと言って来ました。

正直、私は離乳食をとりあえずやめて、ミルク重視、すなわち「鼻呼吸」→「口呼吸」を阻止しないのではないのかと思うのですが。

皆さんはどう思いますか?

A 回答 (4件)

丁寧なお礼、ありがとうございます。



西原式をしたから第一反抗期がないというわけではなく、家の子も自己主張が激しく何でもやりたがりますが、できると機嫌がよくなり、危険なことをさせられなかったら、いい聞かせて抱っこすればすぐ泣き止みます。
例えると、思春期の第2時反抗期が、いつも警察沙汰の息子さんもいれば、そこまでいかない反抗期の息子さんもいます。そんな感じです。

昭和41年に、スポック博士の育児書が日本で翻訳され、当時の厚生省が、生後5ヶ月から離乳食を開始するなどをメインとするスポック博士の育児方法を母子手帳に導入しました。アメリカから輸入した育児方法なので、アメリカで、魔の2歳児という言葉があっても不思議ではありません。スポック博士の育児方法が主流になり、昔ながらの子育ては否定されて、またアメリカの母親達も育児に悩まされてきたのでしょう。
その後アメリカで乳児ボツリヌス症事件が発生し、詳しく調べたら赤ちゃんの腸は消化能力がほとんどないこと、二歳半までは未完成な腸であることがわかりました。

東京の赤ちゃん相談室に、「上の子の時は果汁を与えるよう勧められたが、下の子の時は不必要と言われ戸惑っている」という相談が多いと新聞に乗っていました。
果汁を与えるとミルクの摂取が減り栄養分が心配されるとの理由だそうです。
なら、今まで育てて来た子はどうなるでしょう。抱き癖はよくない。うつ伏せにベビーベッドに寝かすのがよいとする、今では考えられないスポック博士の育児方法で育てられて来た子は?(今の子供の祖父母がまさにスポック博士の子育てなので、抱き癖など信じていて今の母親で困っている人は沢山います。)
コロコロ変わる厚生省の母子手帳、育児書、保健婦に翻弄される子育てではなく、質問者様の様にきちんと調べているのは素晴らしいです。

腸が未完成なのに、大人と同じ物を食べさせられて、脳に影響が出ないでしょうか。「泣き止みたくてもどうにもできない。どうしたいかわからない。お母さんのお話、わからない。」のけぞって泣いてる子供を見ると、そう言っているように見えます。
子供がこれだけ訴えているのに「周りの子供もみんなそうだから、いいのよね。辛抱するしかないわ」という考えで、大事な時期をやりすごすのは怖いことです。

昔は遅くまで母乳で育ててたよね。昔は冷たい物ってないから食べなかったよね。夏でも熱いお茶飲んでたし、砂糖やお菓子なかったよね。昔ながらの子育てしようよ。というような視点で、西原式は自然派の方にも指示されています。
知り合いの癇癪持ちの子は、アイスクリーム、ジュース、チョコ、毎日食べてたりしますよ。

政府は「離乳食産業で利益を得ている人も沢山いるので、早期離乳食の指導を変えることが難しい」と言いました。子供の健康より利益重視です。実際3歳まで育児休暇を取られたら厚生年金、税金、取りそこなうから、早く離乳食完了して一年で復帰させたいのかも、なんて噂もちらほら。

サイトは西原式子育て、でヒットすると思います。
西原コミュのパパさんも、医療従事者だそうで、解剖、生理学的な面から奥様を説得して、西原式をされているそうです。問者様も頑張って下さいね
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6歳までの子供は口を吸う事で、欲求不満を解決する。

と心理学の本に書いてありました。
なので、母乳やミルクを遅くまで飲ませると、精神が落ち着くのだとしたら、西原式の考えと一緒だなと思いました。

西原式を実践している方達のコミュのサイトを見ると、皆さん育てやすいいい子だそうです。
魔の2歳児、もっとすごい3歳児、ママから離れない、体力勝負、などなどよく聞く話しで、「今の時期だけだから辛抱して」という先輩ママさんからの返事が主流ですが、皆さん、厚生省の母子手帳どおりに育てて、やはり大変な子育てをしてきたから、辛抱してと言うしかないのだと思います。実際辛抱しきれずカッとなることもあるでしょう。私が西原式をして、そのカッとなるのが少ないことが、なにより嬉しいことなのです。もうすぐ3歳ですがミルクを飲ませて落ち着いて、元気で明るくメリハリのある育てやすい子です。

WHOでは2001年だかに、「母乳以外の物を食べさせるのは6ヶ月以降に」と発表しました。私の県では、ようやく2008年の母子手帳から4ヶ月から6ヶ月に変更されました。2006年の検診の時、「他県では7ヶ月なのにうちの県の母子手帳はなんで4ヶ月なんですか?」と保健婦に聞いたら、「わかりません。この県では4ヶ月からです。」と言われました。厚生省も保健婦も何もわかってないで、上から言われた通り指導してるだけなんだなと思いました。

西原式を実践してる人のコミュニティーに参加して、メリット、デメリット生の声を聞くのもいいかもしれません。
西原式にこだわらず、いろんな視点から調べて、自分なりの子育て楽しんで下さいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。「西原式を実践している方達のコミュニティーサイト」は興味があるので、もしよろしかったらぜひ教えて頂けませんか。私も出来るだけ長い期間ミルクを上げ続け、「鼻呼吸」がしっかり出来るようになってもらいたいです。「魔の2歳児」とは英語でも「the terrible twos」と言い、初めて訪れる反抗期のことを呼ぶ言い方なので、「先輩ママさんが厚生省の母子手帳どおりに育てて、やはり大変な子育てをしてきたから、辛抱してと言うしかない」とは私は正直思いませんが、ご説明して頂いた、母子手帳の表記内容は県別で違うというのは驚きの事実であり、アメリカにいる私には分からなかった事実なので有難い情報です。そして「厚生省も保健婦も何も分かってない」というのは納得できます。やはりそういった曖昧な対応が私達を困惑させているような気がしてなりません。兎に角、「自分なりの子育て」楽しみますので、ご意見・情報有難う御座いました。

お礼日時:2009/02/03 00:27

アメリカで育児中の者です。



私自身が、離乳食は1歳から開始したそうです。
私の祖父が医師で、独身の時に、ドイツに留学経験があり、
早期の離乳食は「百害あって一利なし」と常々言っていたそうです。
私だけでなく、私の兄弟やいとこたちも皆、1歳からの開始だったそうです。

そんな話を聞いていましたので、私も1歳過ぎてからでも良いわ、と思っていましたが、
早く何かを食べさせたくて、生後半年過ぎた頃からウズウズしていました。
7ヶ月に入った頃、試しに重湯を与えてみました。
まだ時期ではなかったみたいで、拒否されて、
結局ウチの子は、1歳2ヶ月になるまで口を開けてくれず、
離乳食開始は1歳2ヶ月からになったのですが。。。


ウチの子の主治医は、早くても6ヶ月からスタートで、
動物性タンパク質は、1歳過ぎるまで与えないように、と仰っていました。
が、日本人の子なんだし、日本のやり方で進めていっても問題ないし、
親である私達が、子どもの様子を見ながら、大丈夫だと思えば、
私たちの考えでどんどん進めていっても良いですよ、と言われました。

ウチは、旦那が医学系の研究職をしており、
早すぎる離乳食は、赤ちゃんの消化器官に悪影響だと言い、
私が重湯を始めようとした時も、あまり良い顔をしませんでした。
その後、私も西原式を知り、旦那に知ってた?と聞くと、
旦那は西原博士を知りませんでした。
でも、早期の離乳食やタンパク質を与えることが、赤ちゃんに良くない事は、少し考えれば当たり前の事だよ、と言っていました。
主治医からも、動物性タンパク質は1歳過ぎてから、と言われていたこともありましたし、
子ども自身が食べたがらなかったこともあり、
ウチの子は、2歳近くまでは、ミルクが主な栄養源で、
離乳食はそれこそ捕食、食べる楽しみを知るための物、という位置づけでした。

下の子は、上の子とは逆で、食べること大好き!
9ヶ月の時には、欲しがって大騒ぎし始めたので、
重湯や野菜のペーストを始めました。
それでも、1歳までは、重湯と野菜ペーストのみで、主な栄養源は母乳でした。
1歳過ぎてから、豆腐、鶏肉、白身魚を少しずつ与え始めました。

西原式を完璧に実践するのは、無理があると思います。
参考程度にして、出来るところはやる、無理なところははしょる感じで、
ある程度は手抜きをして進めていった方が、
育児する親の方も、ストレスなく楽しく過ごせるし、
子どもに取っても良いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。しかも同じアメリカ住まいの方から回答頂けるなんて、想像もしていなかったのでとても嬉しいです。いろいろな方からの助言・意見をShareして頂きかなり参考になりました。回答の中で「早期の(早すぎる)離乳食」と書かれていますが、それは4-7ヶ月の事を差しているのですよね?私の息子はもう1歳なので、これから離乳食を止めることはしませんが、ミルクの量を増やすようにしますが、次産まれてくる子(今年4月)の時は今回の経験を基に、計画的にやっていこうと思います。1つ心配なことは、(西原式で懸念されている)口呼吸を早く覚えてしまわないかということです。実際、私は睡眠時に口呼吸なので、いびきはかくし(昔から)、朝起きたら下はカラカラで喉が痛いときがあります。自分の息子には同じような「いびき魔」にはなって欲しくないので、もし私のいびきが早期の離乳食が原因だったらショックだなと思ったわけです。ご回答にあったように、西原式を完璧に実践するのは無理があると私も思いますので、ストレスなく楽しく育児をやっていきたいと思います。I really appreciate it!!

お礼日時:2009/02/03 00:26

2歳半を過ぎた子の親です。



つくづく思うのは育児に正解は無い、ということです。
いわゆる「専門家の先生」の言うこともバラバラです。
また、身近な育児経験のある人は、自分の子が特に問題なく育った場合、自分の育児方を人に勧める傾向があります。でもそれは、たまたま問題なく育ったのか、正しい育児方法だからなのか、区別がつきません。

私は西原式には非常に違和感を感じます。
なぜなら、身の回りの子(20人、30人知ってます)に1歳半を過ぎても離乳食をあげていない、なんて子がいないからです。そして基本的に皆問題なく育っています。多くの子は1歳過ぎでミルクを断っています。(牛乳は別)

が、これも経験に過ぎず、西原式を否定する根拠にはなんらなっていないと思います。違和感を感じるのは、「自分と違うから」「他の先生と違うから」というだけで、理論的ではありません。

でもひとつ強く言いたいのは、ある一人のカリスマ的な先生の言うことを妄信するよりは、より多くの専門家の意見に耳を傾け、他者の意見も聞き入れることが大事だ、ということです。

人間はたとえ少数派であっても、自分が一度信じたもの、あるいは自分に共感してくれたもの、ハッと目からうろこを落としたもの、、、要するに心に響いた「信じたいもの」を信じようとする傾向があります。そのようなスパイラルにはまらないよう、気をつけてください。

例えば、あなたが西原先生を否定された時に「苛立ち」を感じたとしたら、それは既に妄信に傾いていることを意味します。
仮にこの方法を実践するとしても、他者、特に奥さんやご両親、友人のアドバイスには必ず耳を傾け、聞き入れてあげてください。
繰り返しますが、育児に正解は無い(というより正解は無数にある)ので、あなたが信じる育児方を奥さんの言い分を退けてまで実践するのは無意味で、利益がありません。

ここのリンクをはっていいのかどうかわかりませんが・・・
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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この回答へのお礼

日本は真夜中でしょうに、素早い回答どうもありがとうございます。ご回答頂いたように、妻が西原式にそれ程関心がなく少し否定的な発言をされた時に、「苛立ち」を感じた自分がいました。やはり少し「妄信」しすぎてしまったのだと思います。参照リンクをしっかりと読ましてもらいました。西原式に「医学的根拠」がなく、もっと「統計学的な検証」が必要だということは、「妄信」していた自分はあまりに気付かなかったことです。

ご回答のお陰で、肩の荷が下りた気がします。やはり自己流でこれからも妻と協力しながら育児を楽しんで続けて行きたいと思います。ご回答本当に役に立ちました。有難うございます、そしておはようございます。(日本はもうすぐ朝の6:30ですね)

お礼日時:2009/01/31 06:24

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