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現在、アルミ箔市場について調べているのですが、アルミ箔の用途でコンデンサの誘電体に使用されていることがわかりました。

・・・誘電体って何ですか?
コンデンサの2本足の部分を指すのですか?

まったくわからないので教えてください。困っております。

A 回答 (3件)

まず、アルミ箔の用途に誘電体と書かれてますが、正確にはアルミ箔は電極(有極性の場合、プラスとマイナス)となります。

通常アルミ箔はエッチングしてアルミ箔表面を粗くして表面積をかせぎ(表面積が大きいと電気がたくさん貯められる)、その粗くなった上に誘電体層を形成させます。アルミの場合の誘電体層はAL2O3(誘電体酸化皮膜)であり、この厚さによって耐電圧特性(何Vまで印加できるか)が決まります。アルミは、もともと酸化しやすいもので、特に処理しなくてもAL2O3が形成されますが、コンデンサを作る場合には、故意に酸化皮膜を形成させます。
誘電体の役割は、簡単に言うと、電気を通さない絶縁の役割をもっており、結局、この絶縁物の両側にプラスとマイナスでの電気が貯められます。

それと、コンデンサの2本の足については、外部引き出し用の電極で、実際に基板上にコンデンサに乗せるためにあり(パソコンのマザーボード上に円筒形の部品が載ってますよね)、有極性の場合、プラスとマイナスを正しく接続できるように、通常マイナスの方に印がついてます。
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 e3563さんの回答で、また、適切なURLですね。

電気的なことについて、補足を
コンデンサー:電気を蓄えるもの
 誘電体(抵抗値が大きく電気を通しにくい物質:比誘電率大)をはさんだ金属板(ここでは金属アルミニウム)に電圧を加える(印加といいます)と電気(電荷)が蓄えられる。
 普通のコンデンサー(空気コンデンサー)と、化学反応を利用しより多くの電気量を蓄えられる電解コンデンサー(ケミカルコンデンサー)があります。
 電解コンデンサーは一種の蓄電池のように考えたらいいでしょう。
さて、円筒状のコンデンサー本体には足が2本あります。これが、他の回路につながる外部への電極です。内部は金属アルミニウム箔の表面を酸化状態にしたもの/電解液を含んだ紙がぐるぐる巻いてあります。巻くことによって、単位体積当たりの電極表面積を増しているのです。コンデンサーを分解すると(電解液が有害なものがあるので注意)酸化アルミニウムを被膜としたアルミニウム箔と紙が重なって巻かれています。
 ですから、アルミ箔については、表面が酸化された(酸化アルミニウム:アルミナ:Al2O3:これが誘電体)金属アルミ箔が使用されている。となります。
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こんにちは。


誘電体では絶縁物、つまり電気を通さない物質をつかいます。
おそらくは、酸化アルミ箔として利用されてると思います。
ちなみに、2つの電極板(2本足の元)の間に挟む物体のことを「誘電体」といいます。
コンデンサについては、下のURLにアルミニウムコンデンサがあるので参考になるのでは?と思ひます。

参考URL:http://www.elna.co.jp/ct/c_al01.htm
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