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日本の貿易黒字が米国から批判されるとき、日本の経済学者はアメリカの貯蓄不足を指摘することで、貿易黒字が日本における保護貿易の結果ではないと主張するが、なぜそのような論理が成り立つのでしょうか?
詳しく教えてください。

A 回答 (1件)

この話を財物の動きでいうと


貿易黒字は日本から見て財の売り超しです。貯蓄とは今期消費しなかった分です。また投資とは貯蓄の使い道の一つです。アメリカの貯蓄不足は、他国と比べて消費が多すぎるとか、投資が多すぎるというのを指していて、それが貿易面で財の買い超し(赤字)につながっているというものです。つまり財の需要が旺盛すぎるというわけです。
ここまでだと日本が売り超しているのはアメリカが買い超しているからだという議論にしかなりませんが、アメリカは民間部門だけでなく政府部門の消費、投資と貯蓄が同じようなバランスになっていて、(普通は財政赤字といいます)買い超しに拍車をかけており、それも含めたアメリカの特異な構造が貿易不均衡の要因だと指摘しているのです。
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