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蛍光検出器を使うことになったのですが、なぜ励起波長だけではなく蛍光波長も設定しなければいけないのかがわかりません。

励起波長で物質を発光させて、それによって生じた蛍光強度を測定するだけではだめなのでしょうか? なぜここで蛍光の波長を設定する必要があるのでしょうか?
また、設定する蛍光波長というのはなにを基準に決めればいいのでしょうか?

基本的なことで申し訳ありませんがお答えいただけると助かります。

A 回答 (3件)

励起光を照射すると、蛍光以外に透過光、反射光や散乱光がそのあたりにあふれます。

強さだけならこれらのもののうち蛍光は弱い部類です。適切なねじれの位置の設定や、反射、散乱が起こらない条件であれば、質問者さんのいうような測定法もありえます。ただ、たいていはそうならないし、励起光波長をカットするハイパスフィルター系の仕組みを設ける方が信頼性が高く手っ取り早いでしょう。
世にあるほとんどの蛍光現象はそれほど波長シフト(ストークスシフト)しませんので、波長で光をとらえる側からすると、いい加減な光学処理でちゃんとしたフィルターの設定ができるほど楽な話ではありません。蛍光波長を確認して、それに併せてきわどい設定をしないといけないです。だから蛍光波長を確認する必要がある。
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そもそも励起波長より短い蛍光が出るのは非線形光学物質のときだけなので、蛍光波長は「格子緩和」(分子のとき)の分だけ必ず長波長側にずれますし「振動成分」(ときには回転成分も)が現れますので、分光せずには使い物にならないでしょう。


現実には#2のお答えどおり「むちゃくちゃメンドイ」です。
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この回答へのお礼

遅れましたが分かりやすい回答ありがとうございました。無事に解決することができました。

お礼日時:2009/06/03 23:27

>励起波長で物質を発光させて、それによって生じた蛍光強度を測定するだけではだめなのでしょうか? なぜここで蛍光の波長を設定する必要があるのでしょうか?



正直仰っている意味がよくわかりませんが、特定の波長の光の強度を検出するわけですから波長を設定しないといけないのは当たり前です。


設定する蛍光波長はその物質の最大蛍光波長と呼ばれるものです


とりあえずHPLCの蛍光検出器をhttp://hplc.yobiyobi.info/15hplc/post_2.html
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