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日中戦争について知りたいことがあるのですが、
(1)日中戦争全般での中国側の兵士、民間人、ゲリラを問わず日本兵により殺害された人数の合計

(2)南京攻略後「市内」にて、中国側の兵士、民間人、ゲリラを問わず日本兵により殺害された人数の合計

(3)第二次上海事変以降から、南京攻略までの中国側の兵士、民間人、ゲリラを問わず日本兵により殺害された人数の合計

どなたか詳しいかたがいれば回答お願いします。なお、回答においては
単に~です、ではなく根拠となる資料もできればお願いします。

A 回答 (3件)

(1)ウィキでは、1350万としていますね。

(抜粋)

<第二次世界大戦の結果、ファシスト・イタリアが倒れ、ドイツと日本が降伏した。犠牲者数は世界でおよそ6,000万人と言われる。主要参戦国における死亡者数の概数は、ソ連2,000万人(軍人1,300万人・市民700万人)、中国1,350万人(350万人・1,000万人)、ドイツ730万人(350万人・380万人)、ポーランド540万人(12万人・530万人)、フランス60万人(25万人・36万人)、イギリスおよびイギリス連邦50万人(45万人・6万人)、日本210万人(170万人・38万人)、アメリカ40万人(40万人・0.17万人)、イタリア40万人(33万人・8万人)と推定されている。>

 イギリスのタイムズ社のデーターをグラフにしたものでも、それに近い数字が出ています。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/5227.html

 戦争前と戦争直後の地域ごとの大雑把な人口推計を足し合わせてその差を戦争死者としたのではないかと思います。ですから、餓死や病死(戦争の影響によるものも、そうでないものもあるかもしれません。)についても含んでいる可能性があります。

(2)
 日本は明治時代から、戸籍制度が完備しており、戦争に兵士として参加した人数などはほぼ正確ですし、民間人の死者の推計も戸籍台帳が空襲で焼失したりした場合でも、戦中・戦後できる限りの復元・情報収集が行われました。

 それに対し、中国は清の滅亡前から太平天国の乱など、国内で騒乱が相次ぎ、秦の滅亡後は軍閥が割拠して半独立国状態で、蒋介石が北伐を完了(もっとも、軍閥は蒋介石の政権下に入っただけ。)したのが1928年で、それから全国的な統治組織を整備し始めたのですから、全国統一基準の個人の住所・年齢・性別・名前の把握などは、1931年の満州事変・1937年の日華事変勃発時には、全くできていませんでした。

 ちなみに、中国が正確な人口把握を行うのは、2000年の国勢調査からで、それまでは無戸籍の人は調査されていなかったようです。
http://www.peopledaily.co.jp/j/2000/03/24/newfil …

 ですから、中国の戦争死者数は、日本に比べるとかなり大雑把で、南京事件の死者数の推計に対しては、中国側に基礎となる正確な資料がなく、日本側の軍の報告書などをもとに推計するのが一番実情を反映しているのではないかと推測されています。(当時、日本側には隠ぺいしようとする動きがほとんどなく、現地指揮官の手記や軍上部への報告書は、かなり信頼が置けるものと言われています。)

 南京事件の死者数では、秦郁彦氏(元大蔵官僚・防衛大学校教官)の行った日本側の資料を基にした推計が、一番確かなようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%A6%E9%83%81% …

 尚、中国側も犠牲者30万については、証明できないことを専門家が認めています。(北京週報日本語版。ネット上で長く見ることができましたが、先日削除されました。)

(3)
 上記のような状況なので、時期を区切った数字は一層、不明です。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2009/02/07 21:58

(2)の中で民間人(犠牲者との表現から民間人と思われる)に限りますが、


今のところ一番新しいと思われる数字は8242人です。
根拠はこれ。
http://j.peopledaily.com.cn/2007/08/14/jp2007081 …

人民日報に載ってます。

中国で出版されたのだから国のお墨付きでしょう。

回答が一部だけに留まるので「アドバイス」にしました。

参考URL:http://j.peopledaily.com.cn/2007/08/14/jp2007081 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/07 21:59

質問内容については、全て不明です。


戦争中のため、避難民が大量にいますし、中国軍首脳が南京から逃げ出してしまい、中国軍の指揮系統が混乱していて、脱走兵などがかなりの数になるとおもわれますが、その人たちの消息が不明なこと。
日本兵による殺害と言った場合、間接的な殺害をどう計算するのか未定であること。
(その場でケガをして後にその傷で死んだ人や、逃げる途中で群集に踏まれて圧死したひと、母親が死んだためそのこが餓死した場合、負傷者の手当てができるのに放置して死んだ場合などなど)
目撃談などには、重複が含まれますが、それの排除が困難であること。
逆に目撃者がでないほど徹底的に殺害された可能性も否定できないこと。
(ひとりの殺害を100人が証言した場合、100人とカウントされる可能性がある一方、そこにいた100人全員が虐殺されれば、犠牲者0とカウントされる可能性もあるため)
アメリカ軍のイラク侵略においても、イラク人犠牲者の数がアメリカ政府の発表とNGOなどの発表に10倍以上のひらきがあります。
大量のマスコミやNGOなどが活躍している現代においてすらそうなのですから、当時の実数がつかめないのは当然の事です。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。納得です。

お礼日時:2009/02/07 21:55

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