アリスムカイデが“MV女優”になった原点MVをご紹介!

浸食は水によってボロボロになることで,
侵食は水以外も含めてボロボロになることと理解すればよいのでしょうか?
そうなると,風化との違いが分からなくなってきます。

浸食,侵食,風化の違いを教えてください。

A 回答 (4件)

こんばんは。



浸食=侵食 です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%B5%E9%A3%9F

浸食というのは、がりがりと削る(削られる)ことです。
(たとえば、水の流れ、氷河などが斜面を下るときなど。)

風化は、ゆっくりとぼろぼろになっていくことです。
(たとえば、岩石に水が染み込んで、それが凍ると水の体積は氷になると増えるので、岩石内部から力が加わって、ぼろぼろになります。日光、風があると、さらにぼろぼろになりやすいです。)


ご参考になりましたら幸いです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ウイキは調べたのですが,浸食=侵食とは思えませんでした・・・
それと,どっちの漢字でも同じ意味なんて変ですよね。
どうしてこんなことになってのでしょう??

風化については,大変よく分かりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/02/11 22:24

 以前に同じような問題に解答したことがあります。


http://okwave.jp/qa4236179.html?rel=innerHtml

 そこで書いたことは、

○岩石などが削られてなくなっていく現象は、本来「侵食」である。
 「侵」の字は、「侵略」のように相手を「侵す」(おかす)意味があります。
 一方、「浸」の字にはそのような意味はなく、「浸す」(ひたす)=液体につける という意味で、岩石を削り取る現象を表すのには不適当です。

○一部の分野では「浸食」という言葉が正式に使われている。
http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi
で検索すると、 航空工学 採鉱ヤ金学 船舶工学 の分野で使われているようです。

 私の結論は、「侵食」をつかうべきであるが、「浸食」を誤りとは言えない、というものです。(川や海の水による侵食には「浸食」を使う、という立場も考えられますが、このような区別は意味がないと思います)

 なお、「風化」は、陸上にある岩石が風雨や日光などによってぼろぼろになることです。温度変化による膨張収縮のくり返しなどの影響が大きいようです。水の働きで岩石が削られることは風化とは言いません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

>「侵食」をつかうべきである
私もそう思います。

風化については,ちょっと勘違いをしておりました。
たいへんよく分かりました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/02/11 22:31

>浸食なんてことがあるのでしょうか?



例えば扇状地、三角州とかは上流で川に削られた土砂が堆積したものですね(ちょっと懐かしい(^^)

http://jp.encarta.msn.com/encyclopedia_761555067 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど,こういうこともあるのですね。
大変参考になりました。

それとエンカルタがネット上で使えることは知らなかったので,
こちらも大変助かりました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/02/11 22:26

>浸食は水によってボロボロになることで,


侵食は水以外も含めてボロボロになることと理解すればよいのでしょうか?

ボロボロになるのが“風化”です、ボロボロになることによって地層などが削れて行くことを侵食といいます(浸食は水のみ)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど,ボロボロになることが風化なんですね。

ただ,地層が崩れるのは水だけなんてことはありえないので,侵食は分かるのですが,
浸食なんてことがあるのでしょうか?
漢検で「しんしょく」というと,浸食を指しているようですし,浸食が一般的となると,疑問が残ります。

お礼日時:2009/02/10 22:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q「侵食」?「浸食」?

流水の侵食作用の表記についての質問です。

十数年前に、侵食の表記は「侵食」でも「浸食」でもどちらでもよいというように習ったのですが、今は「侵食」を使うということを最近聞きました。
今は「侵食」のほうを使っているのですか?

「侵食」のほうを使っていること、「侵食」を使うようになった経緯等が明示されている文献・資料等も示していただければ幸いです。よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 漢字の意味からすれば「侵食」であるべきですね。

「侵」は「侵入する」などで使われるように、「おかす」という意味を持っています。
「浸」にはそのような意味はなく、「ひたす」という意味です。

 流水によって岩石が削られるのは、岩石が単に水に「ひたされている」のではなく、削られ犯されているので、「浸食」というのは本来おかしい漢字の使い方だと思います。何となく水に関連するので「さんずい編」を使ってしまっている、という、漢字の意味に対する無頓着さがあるような気がします。

>十数年前に、侵食の表記は「侵食」でも「浸食」でもどちらでもよいというように習った

 本来の漢字とは違うとはいえ、「浸食」を用語として認めてしまっている分野があるのなら、「浸食」を間違いとはできない、ということではないでしょうか。

>「侵食」のほうを使っていること、「侵食」を使うようになった経緯等が明示されている文献・資料

 「侵食」を使っている試料としては、#1 に挙げられているオンライン学術用語集がありますね。
 百科事典「スーパーニッポニカ」のCD版が手元にありますが、「侵食」しか出てこず、「浸食」ではヒットしません。

 「侵食」を使うようになった経緯
 については、よくわかりませんが、「浸食」が「侵食」になったというのではなく、本来「侵食」だったのだと思います。


※侵食の「食」の字も、本来は「蝕=むしばむ」を使って「侵蝕」が正しい文字だと思います。「たべる」のではなく、「むしばむ」であるべきですね。日食なども本来「日蝕」です。
「蝕」の字が常用漢字(当用漢字)に含まれないため、意味がずれるけれども代わりの文字が使われているということでしょう。
 本来の漢字が当用漢字に含まれないために、音だけ合って意味が合わない漢字が使われる例は他にもたくさんあります。(例:交差点 で「差」は何の差でしょう?本来は「交叉点」)
 戦後の漢字改革はあちこちに問題を作っていると思います。

 漢字の意味からすれば「侵食」であるべきですね。

「侵」は「侵入する」などで使われるように、「おかす」という意味を持っています。
「浸」にはそのような意味はなく、「ひたす」という意味です。

 流水によって岩石が削られるのは、岩石が単に水に「ひたされている」のではなく、削られ犯されているので、「浸食」というのは本来おかしい漢字の使い方だと思います。何となく水に関連するので「さんずい編」を使ってしまっている、という、漢字の意味に対する無頓着さがあるような気がします。

>...続きを読む

Qマグマとマントルはどう違いますか?

マグマとマントルはどう違いますでしょうか?
地上深くに動いているものがマントルで、それが地上にあふれてきたのがマグマと解釈してよろしいですか。
途中で成分が変化したりしていませんか?
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

『マントル』は、いわゆる岩石つまり固体です。
マントル対流なんて言葉があるので逆に想像しにくいのですが、氷河って固体ですけど、長い年月で見れば、少しずつ動いています。おなじような現象です。

それでは同じく固体である『地殻』との違いは?というと、
かつてモホロビッチさんという方が、地下数十kmの深さで岩石の密度(地震速度)が突然大きくなる面を発見したんです。それがいわゆる地殻とマントルの境界(モホ面)です。後になって、それらはそれぞれ、『玄武岩質岩』とそれよりも重い『かんらん岩』からなっていることが分かりました。
『地殻』という言葉から想像すると、まさに卵の殻みたいなものを想像しますが、実際には、マントルの方が密度が高くて、地震も早く伝わるんです。

蛇足ですが、最近TVでもよく聞く、プレートってありますね。地殻=プレートと考える人が多いですけれども、間違いです。
モホ面よりもさらに深部の150kmほどのところに行くと、今度は、マントルの中に不連続面が現れます。しかもモホ面と違って、今度は密度が突然『小さく』なってしまうんです。つまりそれより下では、マントルが少し柔らかくて(あくまで岩石ですよ)、流動し易くなっています。この境界が、プレートの下面です。

ですから、一般に受け入れられているように、
『地殻』=『プレート』=固い、『マントル』=柔らかい
ではなくて、
『地殻』⇔『マントル』は、物質の違い
『プレート』⇔『その下』は、状態の違い
と分けて考えた方が良いです。

で、マグマは物理的化学的要因により、地殻やマントルが溶けたものです。

『マントル』は、いわゆる岩石つまり固体です。
マントル対流なんて言葉があるので逆に想像しにくいのですが、氷河って固体ですけど、長い年月で見れば、少しずつ動いています。おなじような現象です。

それでは同じく固体である『地殻』との違いは?というと、
かつてモホロビッチさんという方が、地下数十kmの深さで岩石の密度(地震速度)が突然大きくなる面を発見したんです。それがいわゆる地殻とマントルの境界(モホ面)です。後になって、それらはそれぞれ、『玄武岩質岩』とそれよりも重い『かんら...続きを読む

Q分子を作る 作らない <中2理科です>

分子を作る作らないの違いとはなんですか?

なにを見ればわかりますか?

ネットで調べて、塩化ナトリウムはNaClなので1:1なので分子を作らないとわかったのですが、酸化鉄はFe2O3なのになぜ分子を作らないのですか?

数字が大きいから関係ないのですか?

大きい数字はなんですか?(普通は右下にある気が・・・)

あと、単体の方の分子を作る作らないの違いとはなんですか?

教えてください

しつもんが多くてすみません・・・。

Aベストアンサー

詳しい理由は高校の化学で習いますが中学レベルで考えるなら

分子を作らないものは「金属や金属の化合物、炭素や硫黄」
分子は作るものはそれ以外ぐらいに考えておけばいいです。

ナトリウムと鉄は金属なので分子を作りません。

数字は原子の数です。酸化鉄Fe2O3は鉄原子2個に酸素原子3個がくっついて出来てると
いう意味です。この辺は高校の化学でやります。

参考URL:http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/genshi2.html

Q『更迭』と『罷免』の意味

皆様、こんにちは。

最近何かとよく耳にする『更迭』と『罷免』ですが、意味が同じように思えてなりません。(他にも『解任』などもあったりして)

どちらも、『人を辞めさす』という意味で間違いないと思いますが。
gooの国語辞典で調べると、『罷免』は単に辞めさす事。
『更迭』は他の人に変える事とでてきます。
だとしたら、『更迭』の用法としては『○○を△△に更迭する』という形となると思うのですが、新聞やTVなどメディアでは『○○を更迭』と使っている気がします。
これは単にメディアがきちんとした使い方をしていないという事なのでしょうか?

なんだかうまくまとまりませんが、『更迭』と『罷免』について分かりやすい用法や明確な違いをご存知の方がいらっしゃれば是非教えて下さい。
よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

罷免--免職と同じで、辞めさせる事. **を罷免する。はやくいえば首
解任---任を解く  課長の任、地位を解く。**さんを解任するはその人の任(地位)を解くで、**さんを辞めさせるという事ではない。結果的には首もあるでしょう.
更迭---人を変える。**を更迭する。--に***を更迭でもいいし、**を更迭するでも、どこへ行こうが更迭をされる事実がわかれば、いいのだから、**を更迭でもかまわいと思います.地位を下げられる人もあり.

Qワーカビリティーとコンシステンシーの違い

定義として、
コンシステンシー:流動性の程度
ワーカビリティー:施工の容易性
という違いがあるのは分かったのですが、いまいち同じニュアンスの単語に思えます。

下記のページでは
ワーカビリティー:コンシステンシーおよび材料分離に対する抵抗性の程度によって定まるフレッシュコンクリート,フレッシュモルタルまたはフレッシュペーストの性質であって,運搬,打込み,締固め,仕上げなどの作業の容易さを表す。
​http://www.pref.miyagi.jp/jigyokanri/sekkeimanyuaru/sekkeisekou/sek...​

とあって、「材料分離」のバロメーターも含めたのがワーカビリティーなのかなと勝手に解釈しそうなのですが、
この二つの言葉の違いを教えてください。
例えば、一方がよいのに一方が悪い場合は存在しますか?
また、スランプ試験ではワーカビリティーを図ることができますが、コンシステンシーはどんな指標で表すのでしょうか?

Aベストアンサー

建築用語ポケットブック構造編より

【コンシステンシー】
まだ固まらない物質の流動性の程度をいう。セメントペースト・モルタル・コンクリート・石膏・粘土など、主として水の量によって流動性の変化する場合によく用いる。ちゅう(稠)度、軟度ともいう。セメントのコンシステンシー試験はフロー試験、コンクリートのコンシステンシー試験はスランプ試験で代表される。

【ワーカビリティー】
まだ固まらないモルタルやコンクリートの作業性の難易の程度。目的工事または部位ごとに、流動性・非分離性等が関与する。通常はスランプ試験・ブリーディング試験などで判断する。混和剤・気象条件・ポンプの揚程などにも注意しなくてはならない。

材料分離がワーカビリティにおいて大切なのはたしかですが、その他ポンプ圧送による閉塞や硬化速度など施工上における打ち込みやすさに関する様々な要因を考慮する施工上の用語がワーカビリティであって、コンシステンシーは主に含水率などによる流動性を示す材料上の用語という違いがあるのではないかと思います。
つまり用語を使用する分野自体が異なるのではないかと思います。

だから、粘土などは建築材料として用いることはないので、施工用語としてのワーカビリティを使うことはないでしょうし、物質の特性を示す材料学上の用語としては粘土に対しても用いられるようです。

両者ともコンクリートについてはスランプ試験で評価することが多いですが、ワーカビリティについてはブリージング試験を行うこともよくあり、モルタルについてはコンシステンシーはフロー試験で代表するようです。

建築用語ポケットブック構造編より

【コンシステンシー】
まだ固まらない物質の流動性の程度をいう。セメントペースト・モルタル・コンクリート・石膏・粘土など、主として水の量によって流動性の変化する場合によく用いる。ちゅう(稠)度、軟度ともいう。セメントのコンシステンシー試験はフロー試験、コンクリートのコンシステンシー試験はスランプ試験で代表される。

【ワーカビリティー】
まだ固まらないモルタルやコンクリートの作業性の難易の程度。目的工事または部位ごとに、流動性・非分離性等...続きを読む

QWord 文字を打つと直後の文字が消えていく

いつもお世話になっています。
Word2000を使っているものです。
ある文書を修正しているのですが,文章中に字を打ち込むと後ろの字が消えてしまいます。
分かりにくいですが,
「これを修正します。」
という文章の「これを」と「修正します。」の間に「これから」という単語を入れたときに,その場所にカーソルを合わせて「これから」と打つと,
「これをこれからす。」
となってしまいます。
他の文書では平気です。
何か解決する方法があれば教えて下さい。

Aベストアンサー

入力モードが「挿入」(普通の入力)から、「上書き」になってしまっているのだと思われます。
キーボードに[Insert]というキーがあると思いますので、1度押してみてください。

Q「施工」と「施行」の意味の違いは?

「せこう」と入力し変換すると、「施工」と「施行」が出てきますが
どのように使い分けたらいいのでしょうか?

Aベストアンサー

施工:物を作ること(施行方法、物を作ったりする方法)
施行:法律などを実行すること(施行令などと使われる。)
と思いますが。

Q元素と原子の違いを教えてください

元素と原子の違いをわかりやすく教えてください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

難しい話は、抜きにして説明します。“原子”とは、構造上の説明に使われ、例えば原子番号、性質、原子質量などを説明する際に使われます。それに対して“元素”というのは、説明した“原子”が単純で明確にどう表記出来るのか??とした時に、考えるのです。ですから、“元素”というのは、単に名前と記号なのです。もう一つ+αで説明すると、“分子”とは、“原子”が結合したもので、これには、化学的な性質を伴います。ですから、分子は、何から出来ている??と問うた時に、“原子”から出来ていると説明出来るのです。長くなりましたが、化学的or物理的な性質が絡むものを“原子”、“分子”とし、“元素”とは、単純に記号や名前で表記する際に使われます。

Q拘らず・関わらず??

すみません。以前から気になっていたので正しい答えを教えていただけないでしょうか。

「かかわらず」という言葉の漢字変換なのですが,
例えば

 雨が降ったにも「かかわらず」,彼は傘を差さずにやってきた。

というような文の場合,正しいのは「関わらず」「拘らず」どちらでしょうか。

国語辞典で調べてみたのですが,よく分からなくて(+_+)
すみませんがよろしくお願いします。

Aベストアンサー

「物書き」のひとりです。

まず、重要なことですが、「関・係・拘」のすべてが常用漢字ではありますが、その音訓表に「かか(わる)」がないことです。常用漢字は、「こうしなくてはいけない」といった性格のもではありませんが、一応、すべての文章を書き表す場合の指針ではあります。音訓表に無いものの代表的なもの(よく使われるもの)として「全(すべ)て」「画(えが)く」「〇〇に依(よ)れば/拠(よ)れば」などが思いつきます。

本件の「関・係・拘」に関して言えば、「係」に「かか」の読みが認められているのみです。それも「かかわる」でなく「かかる」です。「人命に係(かか)る問題」「係(かか)り結び」など。前者は、「人命にかかわる問題」のように表記されることもありますが、この場合(常用漢字の基準では)「係わる」でなく「かかわる」です。

結論としては、「それにもかかわらず」などにおける「かかわらず」は仮名書きが無難でしょう。漢字の場合は「拘わらず」が正しいといえます。ただし、パソコンでは「関わらず」と変換されることが多いようですネ。

漢字の場合、「関係」という言葉があるように、「関わる」と「係わる」の用法はほとんど区別がつきません。一般的に言えることは、「関わる」「係わる」は肯定的にも否定的(「関わらない」「係わらない」)にも使いますが、「拘わらず」は、肯定的に用いられる例が少ない、ということです。

ただし、肯定的な「拘わる」が誤りだと言っているのではありません。念のため。

「物書き」のひとりです。

まず、重要なことですが、「関・係・拘」のすべてが常用漢字ではありますが、その音訓表に「かか(わる)」がないことです。常用漢字は、「こうしなくてはいけない」といった性格のもではありませんが、一応、すべての文章を書き表す場合の指針ではあります。音訓表に無いものの代表的なもの(よく使われるもの)として「全(すべ)て」「画(えが)く」「〇〇に依(よ)れば/拠(よ)れば」などが思いつきます。

本件の「関・係・拘」に関して言えば、「係」に「かか」の読みが認められてい...続きを読む

Q原敬の内閣が日本初の本格的な政党内閣と言われるのはなぜ?

米騒動を経て内閣を組閣した原敬ですが、その内閣は本格的な政党内閣と言われています。これはなぜですか?原敬は党首から首相に選ばれたわけですが、この内閣以前はどうやって首相を選んでいたのでしょうか?天皇が勝手に首相を選んで良かったのでしょうか?大日本帝国憲法下における組閣の仕組みが良くわかりません。選挙によって選ばれた与党の党首が首相になるということはなかったのでしょうか?

Aベストアンサー

ごきげんよう。



【回 答】
大日本帝国憲法(明治憲法)下では、現在の日本国憲法で定められているように内閣総理大臣が選ばれていたわけではありません。明治憲法が出来た最初の頃は、明治政府を作った「元勲」と呼ばれる人々が交代で内閣総理大臣に就任していました。その後「元勲」のうちの何名かが「元老」として、「次の内閣総理大臣はこの人に」と天皇に推薦し、天皇が任命するのが慣例でした。別に、議会で与党の党首が選ばれていたわけではありません。

さて、そうやって選ばれる内閣総理大臣ですが、予算案や法律案を通して政治を円滑に進めるため、衆議院の多数を占める政党と仲良くする人が出てきます。そういう意味で「政党内閣」の原形は原敬以前に成立していました。

原敬内閣が『初の本格的政党内閣』と呼ばれるのは、原敬が「爵位をもたない」「選挙によって選ばれる衆議院に議席をもつ」「政党『政友会』の党首」であり、原内閣が「陸軍大臣・海軍大臣・外務大臣以外の閣僚はすべて政友会員が就任した」内閣であったことが、「選挙によって選ばれた多数党の党首が内閣総理大臣に選ばれ、閣僚の多数が政党の党員(政党所属の議員)である」という『政党内閣』の定義にほぼ近かったことによるものです。

(上記の「政党内閣」の定義は完全に正確ではない可能性がありますが、だいたいこのような内容だったかと思います)


以下、詳細な説明です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■ 大日本帝国憲法(明治憲法)下での首相の選定方法

大日本帝国憲法(明治憲法)には、内閣総理大臣の決定方法は記載されていません。

大日本帝国憲法第10条に、「(統治権を有する)天皇が行政を行なう官僚を任免する」ということが書かれています。かといって、天皇が内閣総理大臣を勝手に選んでいたわけでもありません。「宮中・府中の別」という慣例がありまして、天皇は政治の世界には関与せず、行政機関である内閣の決めた方針にもとづいて「YES」と言うだけでした。内閣総理大臣を決める時にも、天皇は、誰かが選んだ内閣総理大臣をそのまま任命するのです。

大日本帝国憲法(明治憲法)
http://www.edogawa-u.ac.jp/~kiuchih/home/statutes/teikokukenpou.html


では、内閣総理大臣の決定方法ですが、

歴代内閣総理大臣一覧
http://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/ichiran.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
http://www.promised-factory.com/100years_after/pm/pm-list.html


上の一覧をご覧になればわかりますように、最初は明治維新の功労者であった人々が協議の上、内閣総理大臣や各国務大臣を務めていました。「明治政府を作ったのは俺たちなんだ!」ということでもあり、内閣総理大臣や各国務大臣として明治初期~中期の政治を引っ張っていけるのは、この人々しかいなかったのだと推測されます。

明治維新の功労者達は、明治初期から後期にいたるまで第一線で政治を動かし続け、その後も「元老」という立場で、天皇の諮問に答える形で、国家の政策決定に関与しました。
伊藤博文、黒田清隆、山縣有朋、松方正義、井上馨、西郷従道、大山巌、桂太郎、西園寺公望の九人です。

その主な仕事のひとつが、内閣総理大臣が辞めた場合、次の内閣総理大臣を選ぶことです(ちなみに、法的な根拠はまったくありません)。彼らが選んだ内閣総理大臣を、天皇が任命していました。

元老 - wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E8%80%81

ちなみに、昭和に入って、最後の元老の西園寺公望が死んでからは、天皇の側近で天皇の仕事を助ける役職であった「内大臣」が中心となって「重臣会議」を開いて、内閣総理大臣を選んでいました。

内大臣 - wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%A4%A7%E8%87%A3


■ 内角総理大臣と、議会や政党との関係

内閣総理大臣は、別に議会での選挙で選ばれているわけではないので、議会を無視して勝手に政策を決めて政治を行なっていくことができる、・・・というわけではありませんでした。

選挙で選ばれた政党系議員が多数を占める衆議院は、予算案を貴族院より先に審議するので、内閣が政党と対立してしまうと、予算案が議会を通らず、政治が一気に止まってしまうのです(政党を無視して独自に政治を行なおうとす『超然主義』の方針をとる内閣と、衆議院で多数を占める政党が対立して混乱したのが、1890年代の『初期議会』と呼ばれる時期です)。

そういうシステムの中で、内閣総理大臣のなかには、政党に理解を示して協力してもらい政治を行なおうとする人が出てきました。代表的なのは、伊藤博文、西園寺公望、大隈重信などの人物達です。彼らは政党の党首も兼ねていたので、一応、「政党内閣」と言えなくもありません。


では、原敬とその内閣の場合は、彼らと何が違うのでしょうか?

「原敬」個人に対する注目点は3つ
  ○爵位をもたない
  ○選挙によって選ばれる衆議院に議席をもつ
  ○政党「政友会」の党首

「原内閣」のポイント
 ○陸軍大臣・海軍大臣・外務大臣以外の閣僚はすべて政友会員が就任

つまり、「選挙によって選ばれた多数党の党首(衆議院議員)が内閣総理大臣に選ばれ、内閣閣僚の多数が政党の党員(政党所属の議員)である」というところが、『本格的な政党内閣』と呼ばれる意味です。


ですが上で述べた通り、原敬は議会で選ばれたわけではなく、やはり「元老」による推挙によって天皇から任命されています。

原敬が内閣総理大臣に選ばれた理由としては、その前の寺内正毅内閣が米騒動の対応に失敗して総辞職して、政府に対する国民の不満が高まっており、「元老」としても国民の意見を反映した内閣を作らないといけなかったこと、原敬がもともと官僚出身で、内務大臣も務めたこともあって、内閣総理大臣に任命しても行政を行なうのに問題がないこと、そして、原敬は元老や貴族院の勢力とも対立しないで上手くやれる政治家であったこと、などがあげられます。

原敬 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%95%AC

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%95%AC

ごきげんよう。



【回 答】
大日本帝国憲法(明治憲法)下では、現在の日本国憲法で定められているように内閣総理大臣が選ばれていたわけではありません。明治憲法が出来た最初の頃は、明治政府を作った「元勲」と呼ばれる人々が交代で内閣総理大臣に就任していました。その後「元勲」のうちの何名かが「元老」として、「次の内閣総理大臣はこの人に」と天皇に推薦し、天皇が任命するのが慣例でした。別に、議会で与党の党首が選ばれていたわけではありません。

さて、そうやって選ばれる内閣総理大臣...続きを読む


人気Q&Aランキング