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昨日、同僚の葬式に行ってきました。戦中の友人が弔辞を読み上げましたが、軍歌を挿入して読み上げられ実に感情深くて、昔の人は友人以上の付き合いをしてたんだなあとしみじみ感じました。その時、ふとプチ歴史好きの私が思ったのが、戦国時代以前の葬式には、戦っている相手も当然参列していると思いますが、その時に殺傷沙汰などは無かったのでしょうか? 信長の道三と会見のとき戦闘要員を引き連れていったようですが、やはり、葬儀も同様に行っていたのでしょうか?教えてください。

A 回答 (4件)

戦国時代の葬礼を詳しく書いた資料はないようです。


室町時代の後期の資料を参考にします。  足利将軍の葬礼は資料が多く、12代義晴などは詳しく書かれた本があります。
遺体を輿に(高僧では棺の例もあり)のせて担がせ、僧、奉公衆、同朋衆が、葬送行列として続き寺に安置し、前に香炉を置きこれらの供達が焼香した。   続けて葬儀は何日も行われ、細川、佐々木らの大名が参列したとあります。
49日の精進明けもあり全体的に今と似ております。  勿論庶民ははるかに簡素だったでしょうが。
一般の例として、身分の高い家でしょうが中原家の葬礼では、葬送は近親と仕える人のみで、親しい知人も弔問のみで参列はしなかったと書かれています。
戦国武士の葬礼もこれに近いと考えられ、戦国大名でも参列は近親と部下だけと思われます。  せいぜい同盟大名が使者を弔問によこすだけでしょう。   喪を秘すことも少なくないので。

平和になると参列者より見物人が大勢です。
安土桃山時代郡山でおこなわれた、豊臣秀長の葬礼には見物衆20万人、山野を埋め尽くしたとか?。
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この回答へのお礼

皆様の回答ありがとうございます。やはり当時の葬式様式は現代と異なってるようですね。 それと話はそれますが”平和になると参列者より見物人が大勢です”は共感します。近代では知人と言うだけで、半ば見物人のような人がいるような気がします。葬儀で居眠りしてる人が数人いました。残念です。

お礼日時:2009/02/12 20:25

>戦国時代以前の葬式には、戦っている相手も当然参列していると思いますが、



こういうことが書かれている文献などがあるのでしょうか?
日本では現在のようにお坊さんが葬式を取り仕切るような葬儀の形態が確立されていったのは、江戸時代になり檀家制度が確立されていった以後のことだといわれています。
戦国時代までの葬式の形態なんて、よほどの高貴な身分の人以外は、おそらくは今のような儀式的なものは為されずに簡単に済ませているのではないでしょうか。

また戦国時代に前線で戦っている連中はプロの戦闘員ではなくて、普段は百姓仕事をして農閑期に戦に参加する半農半士の状況がほとんどです。
戦闘員をプロ化したのは日本では信長が初めて行ったことです。
よく解りませんが戦場ではいちいち埋葬するようなことも為されていないのではないでしょうか。

質問者さんは、太平洋戦争参加者の“同期の桜”といわれるような強い友情をお感じになったようですが、戦国時代の戦闘員とは全く関係ないように思います。
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>戦国時代以前の葬式には、戦っている相手も当然参列していると思いますが



聞いた事がないですが・・・。
誰の葬儀で、誰が参列したのか教えてくれませんか?
1156年保元の乱での戦死者葬儀にも、相手側は双方とも出席していません。
義経の葬儀にも、頼朝側は参加していませんし・・・。
室町時代でも、足利家は新田・楠木側の葬儀に出席していません。

>その時に殺傷沙汰などは無かったのでしょうか?

葬儀は、当時は厳粛な儀式でした。
喪主=次期家督相続者を意味しますから、刃傷は起こらないように準備しています。
また、もし敵対勢力が弔事に来ても「感情を抑えて対応」するでしようね。
葬儀での刃傷は、恥じですからね。

勉強不足で、残念ながら聞いた事が無い話です。
誰の葬儀で、誰が参列したのか(反対に)教えてくれませんか?
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。具体的な例といえば今思い当たりません。映画”仁義なき戦い”や”極道の妻たち”などで似たようなシーンがあった様な気がして、戦国当時もあったと錯覚したのかもしれません。いずれにしても、現状戦っている状態ではないかもしれませんが、アカラさまに戦う前段階の微妙な時期では、周囲の手前と殺される可能性のバランスを考慮して参加を考えてると思いますが。当然相手と自分のバランスは違うわけで、事例がありえたような気がします。葬式ではないですが、信長が母親の見舞いを理由に弟を呼び出し殺していますよね。でもやはり葬式ですから・・・(面白そうなのでちょっと勉強してみます)

お礼日時:2009/02/11 22:34

>戦国時代以前の葬式には、戦っている相手も当然参列していると思いますが


→戦国時代も含めてでしょうかねぇ。。

その信長が父親の葬儀で遺体にお香を投げつけたのは有名ですが、
あの参列者の大半は、配下の人間です。
もちろん友好的な大名の配下を参列に寄こすぐらいはったでしょう。
(表向き友好も含め)敵対している大名が部下を寄こすでしょうかねぇ・・。
ましてや戦で死んだ後、敵対している大名が配下を寄こすって
まともな神経じゃありえませんね。

ちなみに・・・
現代社会のヤクザを考えると敵対している同士の片側での葬儀なんかが
わかりやすいかと思います。
意外と、葬儀の場での刃傷沙汰ってのは大きな組織であればないようですよ?
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