プロが教えるわが家の防犯対策術!

サッカーの東北社会人リーグ2部の社会人チームに属している知人がいます。
結構コンスタントに練習や試合があるようで、それなりに忙しそうです。
そこで疑問に思ったのですが、それらの社会人チームに属している人たちは、その会社の社員たちで構成されているのでしょうか? 私の職場にも社会人チームがあるのですが、知人のチームとうちのチームとではまったく感じが違います。真剣にプロを目指してやっているような印象を受けるのです。
でも、もちろんアマチュアですよね? 普通に各々の会社で働きながら、集まってやっているのでしょうか。だとしたらサッカーによってお給料などは発生しませんよね? そのあたりがよくわかりません。

社会人リーグというものを検索してみたのですが、体系がいまいち理解できませんでした。
取り留めのない質問で恐縮ですが、わかりやすく教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

社会人チームでもプロ契約の選手がいるところはいますし、Jリーグでも社員契約でプロとしての報酬がない選手もいます。


(現在J1で社員契約選手が2人います)
Jリーグをめざしているチームには、ちゃんとプロとして報酬のある選手もいます。
たとえばJFLのガイナーレ鳥取には去年、日本代表でも活躍した小村徳男選手がいました。
神奈川県リーグのS.C.相模原にはJリーグを経験した選手が多数所属しています。
Jリーグにはプロ契約からアマチュア契約に変わった選手はその後3年間プロ契約できないという規定があるため、こうした選手はJリーグ以外でもプロ契約をしているはずです。

またJリーグをめざしていると表明していなくても、プロ契約の選手がいるチームはあります。
元日本代表の上村健一選手は2006年の一時期、関東1部リーグのYSCCに所属していました。
独立した法人でない、つまりJリーグの加入要件を満たしていないJFLのソニー仙台やTDKにもプロ契約の選手がいます。

Jリーグはプロとアマの契約の違いを、かなり明確に規定しています。
プロ契約は年俸が480万円以上で上限のないプロA契約、基本年俸が最高480万円で出場給も1試合最高5万円と定められているプロB・プロC契約、出場給や勝利給がなく雇用契約だけ結んだ社員契約に分かれ、それぞれ別個の書式の契約書も用意されています。
(社員でも社員契約という形のプロ選手がいるわけです)
また初めてプロ選手になる際にもプロ野球のような契約金はなく、引っ越しなどに充ててもらう少額の支度金が出るだけです。
このようにプロ報酬はきっちり決まっているので、どんな形でもプロ契約を結んでいないアマチュア選手に、サッカーで給料が発生することはないでしょう。
その辺りのことは↓のPDFファイルに詳しく書かれています。
http://www.j-league.or.jp/aboutj/2008pdf/23.pdf

では、プロ契約選手がいないチームはプロ並みのハードな練習などしないかというと、そうでもありません。
JFLで毎年優勝を争うHonda FCは全選手がプロ契約をしていない本田技研の社員ですが、天皇杯でJリーグチームと互角に渡り合ったりします。
またJFL以外にも、JFLへの昇格チームを決める全国地域サッカーリーグ決勝大会の常連であるアイン食品(関西リーグ)も、伝統的に強いチームですがやはり全選手がアマチュアの社員のようです。
こうしたチームはプロを目標としないながら、地域リーグの2部から1部へ、あるいは地域リーグからJFLへ、さらにJFL優勝と、アマチュアの上位・頂点をめざしているといえるでしょう。

古橋達弥選手はHonda FCからセレッソ大阪に移籍してプロになり、J1ベストイレブンにもなりました。
一方でJFL通算最多得点記録を持つ新田純也選手は高校を卒業してから現在までHonda FC所属で本田技研社員のアマチュア、サッカーの練習は午後から、昼までは会社員として働いているそうです。
同じアマチュアチームにいても、プロをめざすかアマチュアのトップをめざすか、選手それぞれの目標は異なることもあるようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

新田選手の名前は知っていますが、居間もふつうに働いているとは知りませんでした。
契約の違いについても、詳しいご説明ありがとうございました。とても参考になりました。
チームの形態も個人の目的も様々なんですね。今度本人にも聞いてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/26 13:18

会社によりますが、多くは会社員として給与をもらっています。

だから練習は仕事が終わってから、ですね。この場合はサッカーで報酬はありません。グランド整備や用具などが会社が負担してくれるか、といったところです。

あくまで企業の部活動・趣味が殆どですが、将来プロ化を狙っている企業もあるでしょうから、この場合は一部の選手に事実上のプロ契約をさせているケースもあるでしょう。Jリーグ発足当初は社員選手・プロ契約が混在していましたが、このレベルのリーグにもこういう形態の企業チームもあるでしょう。

また全員が会社員の構成のチームでも、リーグ戦期間中など、日によっては午前中で仕事を切り上げ、午後から練習させてくれる企業もあるでしょう。これは今の社会人野球チームがこういう形態です。この場合は仕事を休んだ分として「手当て」が出ています。但し手当てといっても大した額ではなく、仕事した分と手当てを合わせて一般社員の給与と同じになるかそれ以下か、といったところです。

あとはクラブチームとして普段は別の会社に勤務していたり自営業だったりと様々な人たちが集まって活動しているところもあります。

要はリーグに参加している企業の考えによって大きく変わるので、一概に比較が難しい部分はあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

チームによってかなり違うのですね。
仕事のあと練習となると結構負担も大きいですよね……。好きの成せる業でしょうか。
本人にも聞いてみたいと思います。
詳しいご説明をありがとうございました。

お礼日時:2009/02/26 13:13

企業単独チーム、クラブチーム構成は様々です。

プロではありませんから本職によって給料を得て生活します。サッカーは俗にいう趣味の一環・・・あわよくばの人たちです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

やっぱり普通に仕事には就いているのですよね。
チームによって違うということなので、今度本人にも聞いてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/26 13:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!