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高齢社会福祉を総合的に学びたいと思います。
タイトルに書きましたように、社会福祉協議会、民生委員そして地域包括支援センターのそれぞれの役割は、法律とか教科書的に書いてあることは理解できるのですが、全体像(構造)がどうもシックリとわかりません。私達が最終的に求めるべき超高齢社会の福祉社会(介護も含めて)とはどういうものなのでしょう。そして、そのプロセスとしてのさまざまな試行錯誤である(とわたしが勝手に考えるのですが)現在の我が国の仕組みは、どのような課題や問題を背負っているのでしょう。高齢化のスピードが早い(すぎる)とか、財政的な問題(つまり税金や保険料)とかも重要だと思います。地域ごとの特性もあるかも知れません。もちろん、我が国の国民性も関係しているのでしょう。また、日本人の家族制度や老いに関する認識もあると思います。そういうことをひっくるめて、日々のそれぞれのご担当のみなさまやボランティアのご苦労には敬服しながら、実際には、そういう組織的な問題も、地域の福祉状況や人間関係、担当の役所、事業者との関係などもさまざまでしょう。これから、どのようにこの問題に取り組んで行けばよいかを実務的な視点をご理解されているみなさんから、少しヒントをご教示いただけませんか。

A 回答 (3件)

まず、真剣に高齢社会福祉を総合的に学びたいという姿勢に敬意を表示します、


では役割など書いてみます、

1、社会福祉協議会・・・社会福祉を目的とする事業の、調査、企画調整、助成、普及宣伝などを行う民間団体。ヘルパー派遣、福祉資金の貸付けなど直接的な援助を実施、ま研修会の開催、ボランティア活動の援助も行う、財源は行政からの補助、共同募金などの寄付、会費。。。
2、民生委員・…市町村に設置された民生委員推薦会により選考、推薦が行われ、それを受けた都道府県知事の推薦によって厚生労働大臣により委属される、
・・・民生委員法に基づき、市町村区域に設置、民間人の奉仕者です(児童委員も兼ねる)
3、地域包括支援センター・・・第1号被保険者(65歳以上)を対象に 包括的支援事業を包括的に実施する地域の中核的機関。
業務の種類は1、介護予防ケアマネジメント、
      2、総合相談支援、
      3、権利擁護業務、
      4、包括的、継続的ケアマネジメント支援、

高齢社会が進むなかで、H18度からは介護予防給付も行っており、介護予防のための高齢者施策にますます重点を置いてます、
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この回答へのお礼

早速、ご返事をいただきありがとうございました。
ところで、地域包括支援センターは、地域の中核機関ということですが、中核機関なら、社会福祉協議会メンバーや民生委員もそのセンターのスタッフを兼任するという位置づけならうまくいくのではないでしょうか。介護予防という業務についても、地域住民の個々の事情を最もよく知るのは民生委員でしょう。業務の重なりが軋轢をもたらすようにも感じます。そのあたりは心配ないのでしょうか。

お礼日時:2009/02/17 07:09

もと民生委員です。


質問者さんは、福祉の中でも特に「高齢者福祉」に的を絞っておられるようですが、福祉の問題は、高齢者だけではなくて、1.地域福祉 2.児童福祉 3.障害者福祉 と、他にもあって、大変幅が広いですよね。

社会福祉協議会も民生委員児童委員協議会も、質問者さんが考えていらっしゃるほど、福祉に貢献できる活動は、していませんよ。

特に、民生委員児童委員協議会については、かなりの税金が使われておりながら、行政がうまく、民生委員制度を使いこなしておりません。

質問者さんが、本気に「福祉」について、お考えならば、こんなところで情報を得るのではなくて、実際に「社会福祉協議会」や「民生委員児童委員協議会」「地域包括支援センター」へ足を運んで、ぶしつけな質問を、直接ぶっつけてみてください。

その方が、世の中の実態が分かると思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
おっしゃるとおりでしょうが、わたしとしてはなんとか将来に希望を繋げたいですね。

お礼日時:2009/02/21 07:17

それぞれの役割については、No.1の回答のとおりです。



私が勤務している地域包括支援センターでは、民生委員さんや町内会の方と定期的に意見交換する機会を設けています(おそらく全国的にそういった機会を作っていると思います)。そうやって地域の課題に対して問題意識を共有することで、個々の役割をもとに課題解決へ向けて考えながら対応できるようにしています。その過程で、それぞれ役割分担しながらやっています。

ただし、それぞれの役割が重なっている部分もあるため、社会福祉協議会や民生委員さんの活動を上手に活用できるようにしています。センター自身で問題解決を図る(そもそもそのようなことは不可能です)のではなく、問題解決ができるようにつないでいくことがセンターの役割であるを意識して仕事をしています。
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この回答へのお礼

朝早くから、ご回答ありがとうございました。
そうですよね。「つないでいく」というコンセプトですね。このことは、これ以上、深めないで置きたいと思います。
ところで、福祉社会というのは、本来はどのような姿になるのが望ましいのでしょうか。理念的には、ソーシャルキャピタルの考え方で、互酬性に基づく市民の相互扶養が望ましいということなのでしょうが、実際には、政府・自治体主導の政策の実施に四苦八苦というのが、この国の実情のようにも感じます。もちろん、これから長い歴史と試行錯誤を経なければならないのでしょうが、どこをどのように改善していくのがベターなのでしょうか。もし、お考えがあれば教えてください。

お礼日時:2009/02/17 07:45

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