犬の去勢・避妊手術について（長文）

Question

いつも利用させてもらっています。
今シーズー　オス　８歳、マルチーズ　メス　５歳の
２匹を飼っています。

最初にシーズーを飼い、その後マルチーズを飼い、上手く子供を
作って欲しいと思って、去勢手術など考えなかったのですが
仲が悪く、メスのヒート中は２匹ともストレスをためてるような
感じがします。
もう成犬になってしまって今更‘手術したほうがいいのかな？’
と思って、最近になってまともに去勢手術などについて
ネットで調べたところ、「病気になりにくい」と初めて知りました。

小さい頃から、近所や周りの友人の犬や猫は去勢していないコばかり
だったので、‘普通はしないんだろうな’という認識のまま
犬を飼ってしまいました。（反省しています・・・）

そこで質問したいのですが、
１、８歳、５歳という年齢でも大丈夫か？
２、手術するとしたら、２匹共手術をしたほうがよいのか？
３、手術をしなくても長生きできるのか？
　　※この質問は、過去の質問の所に
　　「手術したコは１３～１５歳ぐらいまで生きた。してない子は
　　　１０歳ぐらいで亡くなってしまった」というような回答が
　　あったので、聞いてみたいと思いました。
　　
手術をした、していないに関わらず意見や、経験談をお聞かせ下さい。

jittan · Accepted Answer

１）麻酔の事があるので、100％大丈夫とは言えませんが、
一昨年１４歳で亡くなったゴールデンは、１０歳で良性腫瘍が睾丸に出来たので去勢しました。
その時は、人間のちょっと高めなコエンザイムを与えてました。
そのせいか判りませんが、１０歳にしては目を覚ますのが早かったと言われました。
大型犬の方が同じ年でも老化が進んでるので、小型なら大丈夫だと思います。

２）ヒートの時だけですが、犬は人のように生殖行動に抑制が効かないので、
２頭ともした方がストレスを減らす意味でオススメです。
ただ、散歩時にヒートの匂いを嗅いでもオスを制御出来る、
メスのヒート時によその犬と会わないなど、どちらかが出来て、
避妊と言う事でなら片方でもいいのでは？と個人的に思ってしまいます。

上記のゴールデンは、去勢するつもりはありませんでした。
でも、良性の腫瘍が睾丸に出来た事をきっかけに去勢しました。
去勢前はヒートの匂いを嗅ぐと、恋煩いでご飯を３日食べなかったり、
そのメスの事で頭が一杯になっていたようですが、
去勢後、”ヒートのいい匂い”の事は覚えていても、引き離すのも楽だし、食欲も増えました。
（若い頃は約34kg、去勢後約38kg・１２％増量！）

これの息子は２歳の時に去勢しました。
父犬と違って２歳になっても性成熟は少し遅めの子でした。
が、嫌いな犬（特に日本犬）にはガン飛ばしますので、
去勢したから大人しくなるとは言えませんが、妊娠させる心配はありません。

拾った日本犬は、１回目のヒートが来た後、避妊しました。
何となく、大人の体になってからの方が良いかな？と思いましたが、
今は早ければ早いほど良いみたいですね。
ただ、早くすると、幼児性が割と後まで残っている気がします。
面白いのは、この日本犬がヒートになって一緒に住んでいるのに、
３日間ゴールデンが気付かなかった事です。（これの息子は生まれたばかりの時の話）
ホームレスが飼っていた日本犬は気付いて家の近くをうろついてましたが。。。

３）その個体の体質によると思います。

シュナウザーで去勢なしで１６歳まで生きた子もいますし。
１０歳過ぎてうちのゴールデンのように、良性でしたが腫瘍ができたり、
日本犬でも１０歳くらいで肛門周囲腺炎、だと思いましたが、掛かった子います。
その時に去勢して、今１５歳になってると思います。

ウチの日本犬は子宮蓄膿症にはなってないですから、
これについては、どなたかご存じの方宜しくお願いします。

ただ、なんか変わった考えの方がいて、
子供を産ませれば病気に掛かりにくいと言う事で出産させてた人もいます。
確かに、ホルモンバランスが変わるから何らかの影響はあるでしょうが。。。
その前に子供に栄養取られそうなのでちゃんと母体をケアしてあげないといけないし、
飼って貰えない不幸な子を増やす事になりかねないので、私はこの考え方は嫌悪感があります。

amaoto_a · Answer

こんにちは。以前動物病院に勤めていました。
ご質問の内容ですが…

１、年齢的には全く問題ないと思います。
　　手術では麻酔を使いますので、きちんとした病院であれば麻酔、手術に
　　耐えられる状態かどうか「術前検査」というものを行います。
　　去勢、避妊は比較的簡単な手術ではありますでが、手術に１００％は
　　ありませんので、その辺りはきちんと考えておいた方がいいと思います。

２、メスの場合、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの病気になる確率がありますので、
　　手術するのであればしてもいいとは思いますが、オスは特に問題がなければ
　　「メスと一緒にしないと」という事もないと思います。
　　１にも書きましたが、手術には１００％安全という保証はないので。

３、病死でなければ寿命と避妊・去勢の関係はありません。
　　２にも書きましたが、避妊をしていなければ乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの
　　生殖器系の病気で死んでしまう可能性もあります。
　　手術で取ってしまえば、その器官はないのですから、病気にはなりえません。
　　当然「病死」をその比較に入れれば、避妊済みの方が「長生き」となりますが、
　　「病死」を入れないのであれば関係ないです。

いずれにせよ、手術にはリスクも付き物ですのです。きちんと手術をする
目的を明白にして、素人ではなく獣医師と相談しながらお話を進めていった方が
いいと思いますよ？

noname#95479 · Answer

メスの場合ですが、発情期を繰り返す毎に病気になる確率が高くなっていきます。
乳腺腫瘍の場合、1回目のヒート前なら0.05％以下、2回目のヒート前なら約8％、2回目以後は約26%と発生率が上がっていきます。

ご質問の1、2に関しましてはかかりつけの病院に相談した方が良いと思います。
3については、これは個体差だと思います。
先生にご相談されて、良い結果になるといいですね。

ちなみに、うちでは生後6ヶ月を目処に手術しました。
メス(3歳)とオス(2歳)と若いので、参考にはならないのですが。

参考URL：http://www.petwell.jp/report/080201-001/

chiharuru · Answer

雑種のオス（15歳）とメス（13歳）で飼っています。

なりやすい病気や、年の取り方は犬種によって変わるようですので
参考にはならないかもしれませんが…

うちも去勢・避妊ともしていませんでした。
（オス・メスは庭と駐車場に分けて飼っていました。）
あるとき、庭に迷い犬が入り込み、うちのメスちゃんにまたがって
いた、という事件があり、慌てて病院に連れていき、子宮を取り出
してもらいました。
貞操を守り抜いていたようで妊娠の兆候はなかったのですが。
（疑ってしまって悪いことをしました。）

この時７歳半くらいになっていました。
退院後半日はかなり痛がっていてかわいそうでしたが、すぐ元通り
元気になりました。

オスの方は去勢していませんが、15歳と長寿です。
実はオスの方は現在良性の腫瘍があり、元気とは言いがたい状況で
すが、脾臓の腫瘍とのことで、去勢していないがために起こった病
気ではないようです。
さすがに15歳という年齢での開腹手術は先生にも止められました。

既術と未術の違いなのか明確ではありませんが、
オスの方は散歩中、よその犬に興味を示しまくります。
メスの方は全く興味を示しません。

あくまでうちの場合ですが、参考までに…。

犬の去勢・避妊手術について（長文）

１）麻酔の事があるので、100％大丈夫とは言えませんが、

こんにちは。

メスの場合ですが、発情期を繰り返す毎に病気になる確率が高くなっていきます。

雑種のオス（15歳）とメス（13歳）で飼っています。

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