10代と話して驚いたこと

Sie haben meine Kleider unter sich geteilet, und ueber mein Gewand haben sie das Los geworfen. Und sie sassen allda und hueteten sein.
彼らは我が衣服を分け、我が衣服のことで籤を引いた。そして彼らはそこに座って○○を守った。(拙訳)

一番最後の単語、"sein" は "sein Gewand" の "Gewand" が省略された形ではないのでしょうか?最初に思ったのは、"sein" がイエスを指すならなぜ "ihn" でなく "sein" なのかということです。もしかして、hueten という動詞は2格(属格)を従えることもでき、ここで sein の形になっているのは本来2格の "seiner" の代わり、ということなんでしょうか?


磯山雅訳:「そして、彼らはその場にすわり、イエスの見張りをしていた」
杉山好訳:「しかし兵卒らはそこに坐して、イエスを守る」
新共同訳:「そこに座って見張りをしていた。」
口語訳:「そこにすわってイエスの番をしていた。」

日本語訳を比べてみると、新共同訳では「イエスの」を明記していません。

A 回答 (1件)

これは er の属格 seniner の古形でしょう。



所有代名詞が単独かつ無変化で使えるのは

Das Buch ist sein.「その本は彼のだ」とか
Alles, was sein ist, hat er mitgenommen.「自分のものを全てかれは持って行った」

のように sein の補語になっているときです。また Das ist に続くときは

Ist das dein Hut/Buch? - Nein, das ist seiner/seines.

語尾が省略できません。

動詞の目的語の位置に無語尾であるときは属格としか考えられず、古めかしい文体ならなおのことです。

meiner, deiner, seiner の -er は本来のものではなく後に付けられるようになったものです。 cf. Vergissmeinnicht
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この回答へのお礼

いつもお世話になっております。属格と捉えていいんですね。harren や vergessen の辞書の項目には2格が書かれていますが、バッハの歌詞ではたまに中級以下の辞書にも2格と明示していないと思える動詞があったりします(その動詞をメモするのを忘れてしまいました)。当時の言葉と現在の言葉は違うのでそういうこともあるのでしょうが、不安でしたが、trgovec さんに2格を推していただくと説得力があります。

お礼日時:2009/02/19 16:09

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