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先日、NHKのテレビ放送で「うつ病」の特集をやっていました。
その時の解説でなぜなんだろう?という点がありました。
 それは「うつ病」になるのはセロトニンが不足する。そのセロトニンの不足に対応するために「抗うつ薬」を使用する。ここまでは理解できました。
 つぎの説明で、抗うつ薬を使いすぎると「やる気をもたらしているドーパミン」の分泌が少なくなり、
やる気が出ないものだから、また、抗うつ薬を増やしていくという説明でした。
私が理解できないのは、抗うつ薬を使うと、なぜドーパミンの分泌が抑えられるかということです。
どなたか、お教えください。

A 回答 (2件)

 私は過労性の鬱を3年わずらってます。

だいぶ良くなり減薬との戦いをしてます。
 欝に対しての勉強もしてきましたが、今回のセロトニンがドーパミンを抑制しているのは初めて知りました。
 調べてみるとこんなページがありました。
 セロトニンは快感や人の気持ちを癒す効果があるのに対して、ドーパミンが人の興奮感動を起こさせます。
 セロトニンは、快感や人の気持ちを癒すことが、興奮を抑える効果もあるということです。
 セロトニンが出ることで人は癒されますが、やる気を促すドーパミンは減らされる効果もあるということですね。
 このページでも書いてましたが、温泉に入って、癒された後、上がるとけだるいですよね?
 快感、癒しを感じるということは同時に興奮も抑えられているということのようですね。
 これがセロトニン自体のすべての効果だということなんだと思います。
 私もあのテレビでは知ることはたくさんあってビックリしたこともありました。
 専門を学ばなくても精神科医と名乗れること、、、
 とにかくビジネスと絡んで薬をがんがん出すこと、、、
 本当に先生は大事だと思います、、、
 要はまだ発達していない病気なんだと思いました。
 私も病院にかかって思うことですが、精神科医は薬についてはプロですが(じゃないひともいるようです)、人の心に対してはプロではないのです。
 それを支えるのが心理士だったりするわけですね。
 心理士と精神科医の連携を某虎ノ門病院の話を聞いて大事だということ学びました。
 あと、これは薬剤師さんにも言われたことですが、ホルモンにもたくさんの種類があり、いろんな薬を試されるのは、医学的に何のホルモンが脳の受容体に対して不足しているのか、実際に図る計測機器がないのだそうです。
 なので、先生は片っ端から考えられそうな薬を経験でしか処方できないのです。
 私もたくさんの薬を処方されましたのでわかります。
 時にはぶっ倒れて立てないこともありましたし、調子がいいこともありました。
 結局、計測機器など数値で見えるものがない以上患者さんの心にどれだけ精神科医が近づけられるか鹿方法がないのだと思います。
 脳の働きを見れる脳の血流を測る機械が出てきましたよね?
 あれでもいいから、ぜひ導入をしてほしい、、、
 あの分布だけでもどういった原因の鬱かってわかるかもしれないのですから、、、
 私にとってもあの番組は有意義でした。。。

参考URL:http://www.geocities.jp/blueninspirit/serotonin. …
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この回答へのお礼

takas223さん、早速、ご丁寧な回答をありがとうございました。調べていただき感謝します。
「セロトニンがドーパミンの興奮を抑える」からやる気がなくなるということですね。
脳内化学物質の微妙なさじ加減があるということが分かりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/02/28 06:27

私は素人です、全ては想像ですので、役に立たないかも知れませんが、自分の経験から書いてみたいと思います。



人間の心は不安になるとセロトニンが出にくくなると言われています、その不安が出て来た時に、ドーパミンが増えているはずです、その事を人間の脳は自分で調節しています。それは生きて行くための適切な配剤と思われます、どうしてかと言いますと、不安に立ち向かって行こうと言う事で、体が反応しているからです。不安の時にやる気が起きなければ生きて行き難いと考えられます。

この事を考えた時に、不安が在ると言う事には、不安の要素が本人にはまだあると言う事になります。その不安の要素を取り除かないで、その結果である、不安な症状だけを抑えると言うために抗うつ薬を使っています、この事は本人の体、心を「薬」で騙している、言い方を替えたなら、体と心を感じなくさせている、もっと言うならば、麻痺させていると言えます。その麻痺のおかげで、体は、ドーパミンを分泌させなくとも良いと勘違いしてしまう気がします。

不安という事の正体を知らないままに、薬を調合していると言う気がしています。薬は本来の目的に使うと言うのが良いと思います。不安の解消はその元に迫る事が先決かと思いますが、その事が在って初めて薬が生きてくると思います。今の状態は、後にする事が先で、前にする事が分かっていない、或いは何もしていない状態かと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
とても、参考になりました。理論的にも分かります。
心が不安定になる。これはセロトニンが不足していること。そこには「不安がある」。不安があるから、何とか、それを克服しようとしてやる気・ドーパミンがでる。
その状態で、抗うつ剤を処方すると、不安が消えていくから、それら比例してドーパミンも減っていく。すなわち、やる気もなくなっていくという流れですね。
ですから、抗うつ剤処方と共に、心の不安材料を、薬で抑えるのではなく、カウンセリングでとっていくことも大事だということと理解しました。
 とても、参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/01 11:07

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