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日本人の戦争認識がいまの日本の教育にどのような影響を与えていると思いますか?また、戦後処理と日本の教育とがかかわっている部分はありますか?出来るだけ詳しく教えていただけるとありがたいです。参考になるページなどもあればうれしいです。

A 回答 (8件)

私を含めて戦後世代がどうこう言って決め付けられるものではないと思いますが私的感想です。


戦争認識と日本の教育への影響は本来は別物であると思います。
ただ、ここでの戦争とは太平洋戦争のことと察しますが、敗戦による占領軍による教育刷り込みは現在までも影響はあるのではないかと思います。
戦争認識とはどこからを指すのかでも様々な発言は聞けると思います。
太平洋戦争の発端は中国大陸の利権を狙う米英蘭に誘き寄せらた事に起因するとは周知の事実です。呑めないとされた条件を呑めば戦争回避は出来たかもしれませんが、国としてのプライドはズタズタでしょう。
また、陸軍を後押ししたのは、報道と大衆・世論であったとも聞いています。
アジア各国の欧米植民地駐留軍との戦いで、確かにアジアの人たちには迷惑だったかもしれませんが、植民地支配の打破、独立への発端にもなった。
経済封鎖をされた日本としての防衛戦争でったのはマッカーサー元帥も認めていたこと。これも戦争認識の一つだと思います。
じゃあ、「先の戦争は間違いだった」とはよく聞きますが、何についてなのか、国力の違いすぎるアメリカとの戦争はやる前から敗戦は決まっていたということからでしょうか。
戦争を美化するなんてのはどうかしているとも思いますが、日本の礎を築いた人たちを批判する連中の気も知れません。

戦後処理では、いろいろと思惑が交錯していますよね。No.2の方が私的には正論であると考えます。
私が小中高生であった昭和50年代と比べると最近はおかしな風潮になってきていると思います。
なぜ今?という具合に、君が代や日の丸を否定したり、あえて戦争を連想させたがっているようにも感じます。これには疑問を感じます。
話題になった歴史教科書も私が学生の頃と大して変った内容にも思えません。
これら反日のような主導する発端の人たちの背景を探れば理由もわかるかしれません。

戦時中、日本軍はひどいことをしたらしいのですが、他国の軍隊はどうだったのでしょう。戦後には植民地などにお詫び行脚をしたのだろうか。
非戦闘員の大量虐殺であった広島、長崎へは米国は謝っていないよね。
なんで、日本の姿勢を非難する連中は欧米諸国には謝れっていわないんだろうね。不公平だ。
子供のころ祖父母は
「日本はすごいんだ。世界と戦ったんだ。アメリカに仕掛けられた戦争だ。勝てば官軍だから進駐軍のやつらは日本を悪者にしやがった。」
と言っていました。当時近所の生き証人たちも日本を悪く言う人はいなかったと記憶しています。

戦争だから、本来誰が悪いとか正義の味方だなんてあるわけがないんだから。

また、GHQに作ってもらった憲法9条論争も教育の影響下にあるんでしょうけど。
日本の憲法に謳ってあっても実質他国には効力なんてまるでない。憲法に謳ってあれば台風だって日本に上陸しないと言っているようなもの。
「そ~れ、撃っちゃえ」となると「よくもやったな、話し合いだ」とか「親父(アメリカ)に言いつけてやる」が現状でしょ。
話し合いの通じないやつってのはいますからね。
この問題も暗い影として落ちています。
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戦争認識と教科書には、密接な関係があります。


戦後処理と、きちんと向き合ってこなかったことが
歴史教科書に、醜い戦争を美化させようとする事態を招きました。
沖縄戦集団自決から、軍が強制したという主旨の記述が削除された
『教科書検定問題』のことです。

当時の新聞記事では、元中学校校長の「宮城恒彦」先生が
「教科書から“日本軍”の言葉が消えれば、沖縄は切り捨てられる。
先生も戦後生まれ。分からない人が、分からない人に教えていく」
と、教科書の重みを語っていらっしゃいました。

教科書を使う立場の高校生も、意見を述べました。
当時の私は、その様子をテレビの報道で見ていました。
「うそを真実と言わないでください」…この一言が忘れられません。
この意見の全文を載せたサイトがあります。ご覧下さい。

◇教科書検定意見撤回を求める2007年9月29日県民大会
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/syuudann …

文科省の検定姿勢変更の理由には、沖縄・座間味島の当時の
日本軍守備隊長・元少佐の「梅沢裕」氏が「自決命令はない」と
訴訟で意見陳述したことが、含まれていました。

この訴訟とは、「大江健三郎」氏の著書「沖縄ノート」などの
集団自決の記述について、誤りで名誉を傷付けられたとして
出版差し止めなどを求めて、大阪地裁に提訴したものです。

◇「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の参照ウェルを添えます。
http://okinawasen.web5.jp/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B1%9F% …

◇教科書検定問題と大江健三郎氏に関連するニュースが
「沖縄タイムス」に特集してあります。
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/ …

私からの意見として…
「歴史教育と安全保障は、別の話なので注意してください」
「いまの日本の教育と戦争認識とのかかわり」の回答画像7
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 日本の教職員は日本国憲法と教育基本法を守るように義務づけられています。

すなわち先の戦争は間違いであり二度と戦争はしてはいけないとのスタンスは憲法の精神の通りです。
 よく日教組の反戦教育と言われますが、組合に入っていない職員でも戦争を肯定するような授業をしているような者は私が知っている限り一人もいません。
 なお戦後の近代史を丁寧に教えることは今の社会科の授業時数では不可能だと思います。高校や大学の入試でもその時代の問題が出ることはほとんど無いと思います。
 
 
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こんにちは。


私は、戦争認識というのか歴史認識を教育現場に反映させることを、日本という国は避けてきたように思います。
私は、50代後半ですが、学校の授業で近代史をしっかり教えられたことがありません。ですから、回りの大人たちが、韓国・朝鮮の人たちを侮蔑するようなことがあっても、実はよく分からなかったのです。
しかし、社会人になってから沖縄戦のこと、朝鮮人強制労働のことなど知る機会があり、もう故人になられましたが強制労働を体験された方とも知り合い、日本の近代の歴史を自分なりに勉強してきました。
「日本が侵略戦争をしたというのは、濡れ衣…」と記述した田母神論文は、全くのでたらめです。「南京大虐殺はなかった」と、新しい歴史教科書をつくる会などは言い、日本の戦争責任をまじめに考え、歴史の事実を明らかにする作業を続けてきた人たちに対し、「自虐史観」と言い放っています。
机上で戦争を美化してはいけません。現場で体験者の話を聞くことが大切です。しかし、戦争体験者がどんどん減ってきています。歴史をねじ曲げようとする人たちは、そのことをチャンスと思っているのかもしれませんね。

歴史は日本だけの歴史ではないのです。自分勝手な歴史認識は、国際摩擦を引き起こします。

私は、戦争認識と学校教育という観点からいうと、もっと憲法の誕生物語を教育現場でやってもらいたいと思います。
日本はどうして、戦争を放棄した九条を持つ憲法を手に入れたのか。

アメリカでテロが起こり、イギリスでもありました。しかし日本にテロ攻撃はありません。私は、憲法九条があるからだと思っています。自衛隊が海外で活動を続け、武力行使をするようなことになればどうなるか分かりませんが。

アメリカは先制攻撃する国です。やられる前にやる。イラクでもそうでしたね。アメリカとは平和的な話し合いなど出来ません。しかし、日本は九条を持つ国です。決して日本から攻撃はしません。日本は最後まで平和的に話し合える国なのです。北朝鮮が、どんなに無法な国であっても、日本が九条を持つ非戦の国であることを堅持すれば、攻撃は出来ません。危険があるのは、アメリカとの軍事同盟があるからに他なりません。

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」憲法前文の一部です。「名誉ある地位を占めたい」。私もそう思います。このことをもっと、学校教育で教えてほしいと思います。

私の友人たちが、平和のための戦争展を開催しています。
埼玉
http://www.kikanshi-nw.or.jp/peace/

京都も紹介しようと思いましたが、少し情報が古いようです。
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戦争認識と教育には、密接な関係があります。


戦後処理と、きちんと向き合ってこなかったことが
学校現場に、思想と良心を踏みにじる恐ろしい事態を招きました。
『日の丸・君が代訴訟』となって現れている事件のことです。

東京都では、多くの先生達が処分されました。
ニュース23の報道では、この処分に対して
小渕内閣時代の野中官房長官が「民主主義の破壊だ!」と
言っていたことが伝えられました。

神奈川県では、「三輪勝美」先生を原告団長として戦っています。
同ニュース内で、三輪勝美先生は
「今やっていることの延長上に、どんな社会があるのか。
みんなが従順にハイっハイって従うことになる社会になったとき
日本はどんな社会になるのか。そうなってからでは遅い」
と語っていらっしゃいました。

後藤謙次キャスターは、日の丸・君が代訴訟の経緯が
子供たちにどんな影響を与えるのか?を懸念していました。

参考URLを添えます。
心ある先生達の苦悩と戦いを、知ってあげてください。

◇法学館憲法研究所「日の丸・君が代訴訟」
http://www.jicl.jp/now/saiban/backnumber/hinomar …

◇「日の丸・君が代処分」立ち読みコーナー
(本の紹介のページですが、解説が参考になります)
http://www.koubunken.co.jp/0350/0327sr.html

◇非戦つうしん内の「強制のない自由な学校に」
(三輪勝美先生の、いきさつが載っています)
http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-May/0189 …
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No.1さん、No.2さんと 同意です。



ついでに民主党は 防衛は まったく丸腰なので 民主党が政権を取って
喜ぶのは 中国、朝鮮 韓国でしょうね。

実際 北朝鮮のミサイルは日本を向いてますしね。

韓国は対馬まで韓国領と言い放ちだしたし、

中国は東シナ海でガス田で中国有利にことを運んでいる。

丸腰民主党では、これらはあっさり奪われるような気がしてならない。

「戦争をしない」ということは「奪われても致し方ない」ということでしょうね。
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ちょっとご質問の意味が良くわからないのですが、むしろ「日本の教育が日本人の戦争認識にどのような影響を当てえているのか」と言う質問をされるべきではないでしょうか。

 日本人の戦争認識は極めて曖昧です。 それは戦後の文部省と日教組の誤った教育方針によるものです。 戦争反対を教えることはあたりまえのことですが、ではなぜ戦争には反対しなければいけないのかと言うことを、歴史を元に正しく国民に教えてこなかったことが文部省と日教組の大きな誤りです。 
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戦争反対を盲目的に教え込んだ結果、防衛することすら否定するとんでもない思想が国内にできあがり、日本を危険な状態にさらしています。


今じゃ、ロシアの潜水艦が領海侵犯してきても、向こうが発砲してこない限り自衛隊は何も手を出せないし、発砲してきても、相手以上の火力で応戦してもいけないという、馬鹿丸出しの防衛体制ですから。
ほかに、北朝鮮がミサイルを発射しても、それが日本を狙っているとわかってから、つまり日本に向かって落下し始めてからでないと、迎撃できないそうです。
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