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詩、古典、神話、歌、歴史上の人物
なんでもいいのですが、別のものをモチーフとして
作られた物語が読みたいと思っています。

例として(あまり思いつかないのですが)
・詩や童謡、童話を使った推理物
 (「そして誰もいなくなった」みたいなもの)
・神話や古典、の登場人物などの名前を引用した物語
 (ただし、名前以外にまったく共通点がないものは除く)
・ストーリーの大まかな流れは一緒で登場人物、舞台背景などが違うもの

などなど、それを読んだら元ネタのほうも
思わず調べたくなっちゃうような物語を教えてください。
小説でも漫画でもかまいませんが、
漫画の場合あまり長くないものがうれしいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (14件中1~10件)

ヴァルキリープロファイルの小説はどうですか?



http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83 …

元ネタは北欧神話です。プレイステーションというゲームで発売されたシナリオを元にしています。個人的には傑作です。ゲームの方はお勧めしませんが、ゲームの攻略本

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83 …

でこの小説のラストは分かります。

この小説の見所。それは神様であるヴァルキリーが主人公であることです。しかしヴァルキリーには重大な秘密があります。ヴァルキリーにまつわる神様同士の策略。陰謀。それも見所です。このヴァルキリーはラグナロクという最終戦争に備えて人間の戦士を集めます。死にそうな人間の所へヴァルキリーが行って、死んだ人の魂を取り込みます。人の死にまつわる哀しく、暗い話が続きます。しかしだからこそ分かるこの世の醜さ。人の悲しさ。後悔。苦しみ。そういうこの世の裏の本質を深く深くえぐっている話ばかりです。騙されたと思って読んでみてください。文体も表紙と違って割と古風で難解でしっかりとしています。いい文章です。

最初にアリューゼという非常に強い傭兵の話が出てきます。彼には歩けない弟がいます。アリューゼは弟を養って生きてきました。しかしある日、傭兵アリューゼは弟の激烈な本音を聞きます。そこのやりとりの8ページが個人的には世紀の名文とも呼べる傑作と思っています。
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 はじめまして、



 田中芳樹さんの「風よ、万里を翔けよ」「創竜伝」などは中国や中国神話を登場させたものになると思います。
 狩野あざみさんの「亜州黄竜伝奇」や井上祐美子さんの「桃花源奇譚」「長安異神伝」などもあります。
 先にあげた3人はほかにもたくさんの中国をモチーフや舞台にした小説を書いています。
 それから金蓮花さんの「銀葉亭茶話」のシリーズは朝鮮神話がモチーフになります。
 藤本ひとみさんの「テーヌフォレーヌ物語」などはどうでしょうか?丁度再版もされましたので入手しやすいと思うのですが。舞台はアレクサンドロス大王の時代になります。「ハプスブルクの宝剣」もマリアテレジアが登場します。
 また風見潤さんの「名古屋わらべ歌幽霊事件」は見立て殺人になります。
 コミックではあもい潤さんの「風霊王」は南米神話をモチーフにしています。

 長くなってしまいましたが参考になれば幸いです。
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こんばんは。


たくさんありそうな気がするんですけど、ぱっと思いつかなくて・・・。
既読だったらすみません。

ミステリで「元ネタあり」といえば「綾辻行人」・・と思ってしまうのは
私だけでしょうか。

『十角館の殺人』は『そして誰もいなくなった』のように孤島で連続殺人。
登場人物がミステリ作家の名前をニックネームにしています。
オルツィとかルルゥってこれで知りました~(笑)
(良い出会いをありがとうって感じです。)

『霧越邸殺人事件』は童謡の見たてとかありますし、
『水車館の殺人』は『シンデレラの罠』・・言われてみればそうですね。
『迷路館の殺人』はギリシャ神話の名前のついた部屋だったかなんかが出てきて
巻末に参考文献もついているので探すの楽かも。

『緋色の囁き』はダリオ・アルジェントの『サスペリア』という映画が
元ネタらしいんですが、緋色のイメージの使い方や女子校の雰囲気だけ
上手くとり入れてあります。(個人的には作品として余り好きではないのですが)

『暗闇の囁き』はトマス・トライオンの『悪を呼ぶ少年』・・なのか、
それを映画化したものが元ネタなんですが、原作の方が元ネタだとしたら
ちょっとこれはダメだろう~って感じです。(映画は見ていないので)
両方読むのなら、先に『悪を呼ぶ少年』を読んだ方が良いかと。
『暗闇の囁き』の方が面白かったけれど、
それは私が日本人だからという気がしないでもないので・・・。

すみません・・綾辻行人ばかりでこんなに長くなってしまいました。
(エラリーの童謡殺人って『ダブル・ダブル』ですか?違ったらごめんなさい。)
しかも、『シンデレラ迷宮』みたいな感じというのとは微妙に違うかも・・・。
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再度回答いたします。



手塚治虫の漫画に多いと書いた者です。
火の鳥はお読みになったということですが、例えば羽衣伝説をモチーフにしたお話があったと思います。日本の神話もいろいろでてきますよね。例えば猿田ヒコとかスサノオ伝説などが出てきたように記憶しています。

せっかく書き込むので他の物も上げておきます。
「天は赤い河のほとり」はどうですか?女子高生がヒッタイトにタイムトラベルして…という話です。
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

火の鳥、実は全部読んだわけじゃないんです。
○○編っていうのがいくつもあるんですよね。
そのうちいくつか読んだだけで。
その中にあったのですね。
あやふやな記憶で言ってしまってごめんなさい。

「天は赤い河のほとり」、篠原千絵ですね。
昔「闇のパープルアイ」とか「海の闇月の影」とか好きでした。
でもあのマンガ結構長いですよねぇ。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/21 18:36

こんにちは。


思い出したのがあるので再度登場です。すいません。

タニス・リー「血のごとく赤く-幻想童話集-」はいかがでしょう?
シンデレラ、ラプンツェル、眠り姫等々、有名な童話を元ネタにしてます。魔女顔負けの恐い白雪姫が登場したりと、全く別の話ともいえませんが、違う話になってます。

藤本ひとみ「ブルボンの封印」は、アレクサンドル・デュマの「仮面の男」が元ネタですよね?
ルイ14世が双子でかたわれが仮面をつけて縛められるというネタが使われてます。

これはちょっと違うかもしれませんが、
林真理子「悲しみがとまらない」は、
「シングル・アゲイン」「駅」「オリビアを聴きながら」「瞳が微笑むから」等々、ヒットソングをモチーフにした短編集になってます。

あと漫画で、さいとうちほの「花冠のマドンナ」は、レオナルド・ダ・ヴィンチ、チェーザレ・ボルジアと妹ルクレツィアが登場します(主役ではない)。架空の話です。

高河ゆん「源氏」は、人物設定だけ借りた全く別の話になってます。平清盛双子だし。かたわれは初め縛められてて(仮面の男?)源頼朝は暗殺されてるし。
これを読んで源平時代に興味が出て、吉川栄治の「新・平家物語」にはまりました(笑)

山内直美の「ざ・ちぇんじ!」は「とりかへばや物語」かな~。どちらもしっかり読んでないのでネタなのかモチーフなのか原作なのか・・・?

ちなみに勾玉三部作ですが、
「空色勾玉」は確かイザナギとイザナミの話使われてますよ。
イザナミが火の神を産んで死に、イザナギが黄泉の国へ迎えに行くあのエピソードです。
輝の神がイザナギで、闇の女神がイザナミ。主人公の恋人・姉・兄の3人がこの神々の子供達という設定です。
「白鳥異伝」は、ヤマトタケルノミコトがモチーフです。
「薄紅天女」は、坂上田村麻呂が出てきますね。藤原薬子も男装の麗人として登場します。薬子の乱の少し前の時代設定ですかね。

坂上田村麻呂といえば、伊藤遊(かな?)「鬼の橋」では、三途の川の守人として登場してました。

あと、日処出の天子は「歴史もの」とはちょっと違うような・・・。ベルばらやあさきゆめみし、天上の虹から受けるイメージとはちょっと(大分)違います。それこそ、人物設定だけ借りた全く別の話といっても過言ではないと思うのですが・・・。確かに流れは史実に基づいてるんですけどね~。

というわけで、すいませんすごく長くなっちゃいました。でも大好きなんです、こういう話題(笑)
ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

たくさん教えてくださって、ありがとうございます!!
うれしいです!

・「血のごとく赤く-幻想童話集-」
こういうの好きなんですよ!リメイク系。探してみます~

・「源氏」
ごめんなさい、高河ゆんがあまり好きではないんです。
基本的に同性愛ものがあまりすきではないので・・・。
(義経はすごい好きなんですけど・・・)

「ざ・ちぇんじ!」は持ってます(^-^)
原作氷室冴子ですね。大好きです。とりかえばや物語も読みました。
登場人物は大体一緒だけど、ストーリーがちがうんですよね。
氷室冴子の「シンデレラ迷宮」で、おとぎ話の女たちが
出てきて、自分の境遇を語るんですけど、探してるのはそんな感じなんです。

勾玉三部作、解説ありがとうございます!
全部読みたくなりました。文庫もでてるのかな?探してみます。

「日処出の天子」は、高校のとき、歴史の先生が話題に出していたので
歴史物なんだと思っていましたが・・違うんですかー。

いろいろありがとうございました。
こっちのお礼も長くなっちゃいました.ごめんなさい~。

お礼日時:2003/02/21 18:22

 私がぱっと思いついたのは、和田慎二の「左の眼の悪霊」です。

マザーグースの「六ペンスの唄」が題材になってます。単行本一冊に収まる短編ですので、読みやすいと思うんですが…入手が難しいかも(^^; むちゃくちゃ古いんです。それこそ「スケバン刑事」(正しくはこうです)より古いはずです。文庫化もしてないんじゃないかと思いますし…。
 ただ、今メディアファクトリーから「神恭一郎事件簿」というのが出てまして、今出ている1巻には収録されていないんですが、全3巻の予定だそうなので、その内のどれかには入るんじゃないかと思います(神さんの出てくる話なので…)。
 一応、花とゆめコミックスから、表題作としてコミックスが出ています。古本屋ではわりと見かけます。

 あとはまあ、「エヴァ」もそういう感じと言えるのかも…。あれを見て、聖書とか死海文書とかに興味持った人は多いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
六ペンスの唄、知ってます!
でも、探すのは難しそうですね。

エヴァは見ました~。
最初は割と好きだったんですが、
だんだん意味がわからなくなるし、
ストーリーがオタクっぽくて醒めました。
はまってたらいろいろ調べたりして楽しかったんでしょうけど。

お礼日時:2003/02/21 18:07

まず、思い浮かぶのがユージン・オニールの「喪服の似合うエレクトラ」です。

世界文学の中でも最高峰のひとつだと思います。もちろんこれだけ読んでもすばらしいものですが、ギリシャ悲劇に関連していますので、ギリシャ悲劇(アイスキュロスのアガメムノン三部作など)を読むと理解が一層深まると思います。新刊では見つけにくいでしょうから図書館等で探してみてください。

次にはジョイスの「ユリシーズ」です。とても読むのが大変ですが、ギリシャ神話のユリシーズ(これは英語式の読み方でギリシャ式にはオデュッセイア)と関連しています。

あと気軽に読めるもので言えばパロディにしたものが幾つかあります。
蜀が中国を統一してしまった「反三国志」とかトム・ソーヤの冒険の作者マークトウェインが書いたアメリカ人がアーサー王の時代に紛れ込んでしまったという「アーサー王宮殿のヤンキー」とか。
日本のものも考えたのですが、ちょうどよいものが思い浮かびませんでした。江戸時代のものなら、源氏物語を元にした「偐紫田舎源氏」とか釈迦が日本で生まれたらどうなったかという「釈迦八相倭文庫」とかいろいろありますが。
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この回答へのお礼

いろいろ教えてくださってありがとうございます。
この中で一番おもしろそう、と思ったのは
「アーサー王宮殿のヤンキー」です。
ほかも探してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/21 18:01

山岸涼子の「日出処の天子」は、聖徳太子の話で、その他の登場人物も歴史上実在しています。

大まかなストーリーは史実に基づいてますが、細かい所はフィクションだと思います。
山岸涼子の他の作品(短編)等は、古典や神話に基づいたものが多いので、とても面白いですよ。勉強にもなります。「月読」「木花佐久夜毘売」(古事記より)「ハトシェプスト」「ツタンカーメン」、「グリーンフーズ」(カーペンターズがモデル?)等、その他色々あります!

参考URL:http://plaza12.mbn.or.jp/~nomiya/ryouko.htm
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この回答へのお礼

前の回答者のお礼でもふれたのですが、「日出処の天子」は
私の中で歴史物って感じなのです。
(もちろん、聖徳太子の性格などまで史実に基づいてるとは思っていませんが)

参考URLを見ましたが、「月読」「木花佐久夜毘売」「グリーンフーズ」
「幸福の王子」が私の求めているものに近いようです。
読んでみたいと思いますが、あらすじ&感想を読む感じ、ちょっと
怖そうですね。人間関係ドロドロ系の怖さはちょっと苦手なのです・・・。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/19 19:34

こんにちは。



荻原規子さんの、勾玉シリーズはいかがでしょう?
古事記や日本書紀を元にされてます。
「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」です。

O.R.メリングの「歌う石」はケルト神話が題材です。
デ・ダナンの神々の時代の話です。

漫画では、少し古いですが(しかも超有名)
山岸涼子さんの「日出処の天子(ひいずるところのてんし)」はいかがでしょう?
聖徳太子(厩戸の王子)が主人公です。
あの時代は資料が少ないと聞いています。にも関わらず、大胆な人物設定、ストーリー展開には、すごい!の一言につきます。
よくもこんな話考えれたな~と、作者の創造力に脱帽すること間違いなしです。

あと、あしべゆうほの「悪魔の花嫁」という漫画も
ローマ(ギリシャ?)神話の人物が登場します。
美の女神ヴィーナスと双子の兄ディモスが恋に落ち、
ジュピターの怒りで二人はオリンポスを追放され、兄は恐怖の神に、そしてヴィーナスは醜い顔となり黄泉の国へ。そんな妹を救うために、うりふたつの人間・美奈子を身代わりにしようとするが・・・な話です。
これも古いですね(笑)

今思いつくとこではこんな感じです。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「空色勾玉」はだいぶ前にですが読んだことがあります。
あれは古事記をもとにした話だったのですか?
普通の古代ファンタジーだと思っていました・・・^-^;
具体的にこの話がモチーフになっている、というのがあるんでしょうか?

日出処の天子は読んだことないんですけど、私の印象では歴史物かなぁ。
「はいからさんが通る」や「ベルサイユのばら」と同じ感じ。

「悪魔の花嫁」は何冊か読んだことあります。
ひとつひとつは短い話ですよね?確か。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/19 19:30

マンガで、しかもかなり長編になってしまいますが……。



和田慎二「ピグマリオ」(花とゆめコミックス。文庫も出てたかな?)

ギリシャ神話のピグマリオン伝説をモチーフにした話です。

小説だと、海外のミステリーには、マザーグースをモチーフにした物が多いですね。
今は思い出せませんが、エラリー・クイーンの作品にもあったはず。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます~。
和田慎二さんって、「スケ番刑事」の人ですよね?
でも長いマンガはきついなぁ・・・

海外ものはマザーグース多そうですよね。
アガサクリスティの「そして誰もないなくなった」は
すごくよく詩とマッチしていて、おもしろいと思ったのですが
それくらいよくできた話、ほかにもありますかね?
でもマザーグース詳しくないとあんまり意味ないんですけどね^-^;

お礼日時:2003/02/19 19:26

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