プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。

ゴルフ練習場の従業員をしております。

施設内に、ネットを支えるためのポール(鋼管支柱)が45本あります(高さ45メートル)。

鋼管支柱は、かなり腐蝕が進行しますので、支柱の強度維持のために、約5年間隔で防錆塗装をしております(ケレンも含む)。

今回、鋼管支柱の塗装工事を予定しておりますが(地上部分)、地中の鋼管支柱の腐食が心配です。

施設を建設した業者に尋ねると、「鋼管支柱の厚みは50年で1ミリ減るかどうかなので、心配はいりません」との返答でした。

しかし、鋼管支柱の地上部分の腐食が激しいことから、納得がいきません。

設計図面を見ると、鋼管支柱の地中部分は7メートル程で、深さ4メートルから5メートルの部分で「コンクリート寝巻き」(鋼管の周りをコンクリートで覆う処置)という処置がしてありましたが、あくまでポールが倒れないようにすることが目的で、防錆効果を狙ったものではありませんでした。

素人なりに、
・地中の鋼管支柱は地上と条件が違う(酸素の量や雨風の影響など)  ので腐蝕の進行具合が違うのか、
・地中の鋼管には防錆効果がある加工等がしてあるのか

などと考えてみましたが、納得のいく理由が見当たりません。

つきましては、『地上の鋼管支柱は腐蝕が進行し、強度維持のために約5年間隔で防錆塗装をしているのに対し、地中の鋼管支柱は強度を維持できる理由』を教えていただきたく、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

#2です。

追記します。
根巻きをしない工法は、あまり聞いたことがありません。
セメントミルクで囲い込みをして保護をするのですが、鋼管杭の様に内部にコンクリートを流し込み鉄筋で補強をされているものでないと不安がありますね。
耐候性鋼管では、メッキ・塗装が施されているの一般的です。
地盤面部分だけの保護ですと30cm程掘り下げて、型枠を組みGL+10cm程度までセメントで囲い込みをして、ウレタン塗装をすると腐食はかなり防げます。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/pole/sub1.html
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鉄柱で一番錆びやすいのは、酸素と水に触れやすい地盤面部分です。


特に根元は水が溜まり易く腐食し易い条件にあります。

コンクリートはアルカリ性で鉄を保護する役割もありますので、ひび割れで水が侵入しても、コンクリートが中性化していなければ錆びくなります。

根巻きの範囲は良く分りませんが、通常埋設部分にコンクリートで根巻きし、更に地盤から5~10cmほど立ち上げて、上部に水勾配を付けます。

鉄柱の内部に水が溜まり内部から腐食して、中学生が寄りかかっただけで転倒する事故がありましたので、小さな穴を開けて内部も調べておくと良いでしょう。

「50年に1mm」とは、垂直面に置かれて水は流れ落ちる条件の数値ですね。
最近は、煤塵の影響で汚れが残り、酸性雨の影響もあり、腐食し易くなっています。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

地中部分は7メートル程ですが、「コンクリート寝巻き」はその内1メートル程しか施されていません。

残りの6メートル程は鉄と土が直接触れているいる状況です。業者に聞くと、地中部分の鋼管(土と直接触れている部分)には特に防錆効果のある特殊な加工はしていないとのことでした。

このような状況でも、何らかの理由で腐食進行による強度低下の心配はないのでしょうか。

ご返信お願い致します。

補足日時:2009/03/22 12:02
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水と酸素がなければ錆びないと思います。


錆止めが塗ってあり、コンクリートで固めてあればたぶん大丈夫です。
コンクリートに入れる鉄筋はコンクリートのアルカリ性のおかげ?で錆びにくいのだと思います。
地際が一番錆びやすいと思うのでしっかりローバルなどの錆止めで塗装するのがいいと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

地中部分は7メートル程ですが、「コンクリート寝巻き」はその内1メートル程しか施されていません。

残りの6メートル程は鉄と土が直接触れているいる状況です。業者に聞くと、地中部分の鋼管(土と直接触れている部分)には特に防錆効果のある特殊な加工はしていないとのことでした。

このような状況でも、何らかの理由で腐食進行による強度低下の心配はないのでしょうか。

ご返信お願い致します。

補足日時:2009/03/22 12:05
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