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焦点が(c,0)、(-c,0)、長軸の長さ2a、短軸の長さ2bの楕円の方程式は、 [ x^2/a^2 + y^2/b^2 = 1 ] ただし、b=√(a^2-c^2)

焦点が(c,0)、(-c,0)、主軸の長さ2aの双曲線の方程式は、
[ x^2/a^2 - y^2/b^2 = 1 ] ただし、b=√(c^2-a^2)

とあるのですが、この両公式の「ただし、」の部分がいまいち理解できません。グラフを書いていたりすると、あぁそうかな?ってかんじであいまいなのです。利用はできても意味がわからない。これではいけないとおもい、質問しました。


また、この式はどのように覚える、りかいするのでしょうか?

A 回答 (1件)

「焦点が(c,0)、(-c,0)、長軸の長さ2a、短軸の長さ2bの楕円」と仰っても、a,b,cを全部好きなように選ぶわけには行かないんです。



楕円の場合、楕円上のどの点でもよいから一つ選んでpとします。pから二つの焦点までの距離をそれぞれs,tとすると、s+tがpの選び方によらず一定である。そういう性質があるのはご存じでしょうか。

焦点が(c,0), (-c,0)、長軸の長さ2aの楕円において、楕円の長軸と楕円とが交わる点をpとすれば、pの座標は(a,0)または(-a,0)ってことになります。すると上記のs,tは、a+c, a-cとなり、ゆえにs+t=2aであることが分かります。
次に、楕円の短軸と楕円とが交わる点をpとすれば、短軸の長さを2bとすると、(図を描けばわかるように)
s^2=t^2=b^2+c^2
です。しかも
s+t=2a
なんだから、
s=t=a
である。ゆえに
a^2=b^2+c^2
という関係にある。
かくて、cとaを決めたければbは
b=√(a^2-c^2)
に決まってしまうし、aとbを決めたければ
c=√(a^2-b^2)
に決まってしまうし、bとcを決めたければ
a=√(b^2+c^2)
に決まってしまう。a,b,cを全部好きなように選ぶわけには行かず、2つを決めたら残りのひとつは決まってしまうのです。

さて双曲線の場合は、双曲線上のどの点でもよいから一つ選んでpとします。pから二つの焦点までの距離をそれぞれs,tとすると、|s-t|がpの選び方によらず一定である。あとの理屈は楕円の場合と同じです。

ま、頻繁に使うのでなければ憶えるほどのもんじゃないと思うな。
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