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お世話になります。現在、自然科学分野での投稿論文を書いているものです。表題の件について2つ教えて下さい。

1.片側検定でよいのでしょうか?
ある発生率を比較するために、対照区と試験区を設けて実験をおこないました。試験区の方が対照区に比較して有意に発生率が低く成ってほしいのですが、低くなる保証はありません。実験を行い、フイッシャーの正確確立検定を行ったところ、両側検定での有意差はP=0.096でしたが、片側検定だとすればP<0.05ですので、「試験区が対照区に比較して有意に低くなった」ことになります。この場合、論文では「」内の表現で許されるのでしょうか(両側検定について触れなくてok)?

2.上記の場合、次の様な表の記載でよいのでしょうか?
---------------------------
対照区  試験区   P*
---------------------------
20.8 %   10.1 %   0.048
---------------------------
*片側検定

余談ですが、、統計結果の記述文例や表例が記載されている書籍はあるのでしょうか? (1冊もみたことがありません)

宜しくお願いします(3日以内には必ずお礼文書きます)。

A 回答 (2件)

両側検定が適切であるならば両側検定を行うべきで、論文にもその旨を記すべきでしょう。

片側検定についても同様です。

有意差が認められる結果になるからといって、都合よく片側検定を行い、その結果を記すのは科学者として、してはならないことでしょう(^_^;)

論文に記すべきことは原則として1)検定方法、2)サンプルサイズ、3)検定統計量、4)自由度、5)p値です。最近は信頼区間を示すべきという動きになってきています(パワーアナリシスも重要とされてきている)。医療分野の論文ではもっぱら標準誤差が表記されていたりもしますね。

> 統計結果の記述文例や表例が記載されている書籍はあるのでしょうか?

いくつかの本に「検定結果には~を記すべき」という程度の説明書きは載っていますが、文例のようなものはお目にかかったことがありませんね。

こういう記事(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/Hanasi/iron/index. …)もありますけど。

要は上述した5つのことが記されていれば、書き方など分かりやすければどうでもよいということなのかもしれませんね(と、私は思うのですが)。

この回答への補足

backsさんご回答ありがとうございます。
更に質問させて下さい。有意差を見出したいというのも事実です。しかし、求めているものは、区間に差があるかではなく、どちらの区が大きいかです。このような前提の場合でも片側検定は不適切でしょうか? 両側でも片側でも差あり(例えばP<0.05)という結果になっていたら良かったと感じてます。お手数おかけします。

補足日時:2009/03/23 21:56
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この回答へのお礼

backsさん、ご回答頂き、
また参考URLをつけて頂きありがとうございました。
(*^_^*)

お礼日時:2009/03/29 13:25

ANo.1に1票。

ですが、フィッシャーの正確確率検定って、元々片側検定じゃありませんでしたっけ?
両側検定のp値を半分にするというやりかたじゃ駄目です。分布が対称じゃないから、キチントやらないと。
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この回答へのお礼

フィッシャーの正確確率検定は片側だったんですね。統計プログラムで計算させたのですが、たまたま今回は両側のp値の半分が片側だったので(小数点4桁当たりで違っていたのかもしれません)単純に半分にすれば良いと思っていました。1つ勉強なりました。有難うございます。

お礼日時:2009/03/23 22:08

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