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火曜日の夕方に金魚1匹の尾ひれに白点病を見つけました。
1つの水槽で数匹飼育しておりさらにその内の1匹が痒がっているような素振りを見せたのでその日のうちに0.5%の塩水にしました。
今のところ(金曜日の夜)白点病の発覚はその1匹だけにとどまっておろ食欲はあります。
但し白点は広がり背びれやうろこにもありますが、えら周辺にはありません。
今後取るべき処置やアドバイス等頂けたら幸いです。
遠い昔、金魚すくいですくった金魚を全部白点病でやられてしまったので今度は避けたいと思ってます。

A 回答 (2件)

 まず水換えを行ってください。

水換え後は水温を普段より2~3℃高くして(普段28℃を超えているなら、そのままの方がよい)、メチレンブルー、グリーンF、塩などを投薬します。ただし薬品が効くのは底砂などにいる幼虫だけなので、治療には2週間ほどかかります。

 白点病はイクチオフティリウスという原虫が魚体に寄生して起こる病気です。白い点に見えるのが成虫で、魚の体表で成長して卵を水槽内にばらまきます。

 卵からかえった幼虫は水槽の底砂の中などで成長して、また魚の体表に寄生するというサイクルを繰り返します。ごく少数の原虫が水槽内にいても発病しませんが、水温が急に下がったり、魚の体力が落ちてきた時に増殖します。また、季節の変わり目など水温が不安定な時にも起こりやすいです。

 ですので今後も水温が安定した状態で飼育してください。
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この回答へのお礼

素人にも分かりやすい解説で助かりました。
治療に2週間というのは驚きました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/28 20:17

白点病は、治療方法の確立された、発症初期~中期ならば完治する病気です。


塩水療法よりも、治療薬の使用をオススメします。
白点病の特効薬は「マラカイトグリーン製剤」です。
参考:具体的製品名
・アグテン
http://www.rakuten.co.jp/biotop-jp/102179/186856 …
・ヒコサンZ
http://www.rakuten.co.jp/biotop-jp/102179/186856 …

白点虫(ウオノカイセンチュウ)の生涯寿命は10日ほど。
白点虫が魚体を離れシスト化するために水中を漂う時期と、再寄生するためにシストを離れ水中を漂う時期にマラカイトグリーンの効果があります。
このサイクルが水温により5日~10日ほどで繰り返されます。
底床でシスト化している状態と、魚体に寄生している生態には、薬の効果はありません。
水中を漂う白点虫だけにマラカイトグリーンは効果があります。
マラカイトグリーン製剤は白点虫の繁殖ライフサイクルを断ち切り、寿命を迎えさせることで駆除する薬です。

マラカイトグリーン製剤の薬効期間は3日間ほど。
3日で、ほぼ全量が分解されます。
従いまして、治療期間中は、3日~4日の間隔で普段よりも少し大目の1/2換水が効果的です。
マラカイトグリーン製剤は換水のたびに追薬します。
追薬量は、1/2換水量に対し少し濃い目の125%から150%程のマラカイトグリーン製剤を溶かし込みます。
治療期間は10~14日間です。
魚体がキレイなったからと、すぐに治療を中止すると再発しやすいので注意。
マラカイトグリーン剤は魚毒性があるため、規定濃度で30日以上の長期治療は出来ません。
濾過器の中に、白点虫のシストが作られやすいため、濾過器も回したままにします。
ただし、活性炭マットや濾過ボードは取り外します。

塩水治療について。
塩水は、水槽内で繁殖している大切な濾過バクテリア類にもダメージを与えます。
塩水を水槽へ投入すると、底床材や濾過器内で繁殖している濾過バクテリアが不活性化する危険性があります。
濾過バクテリアが不活性化すると、猛毒のアンモニアや亜硝酸の硝化能力が低下し、水槽内に毒物の濃度が高まる危険性があります。
塩水治療についてネットで情報が溢れていますが一部のベテランを除いて、あまりオススメできる治療方法だとは思いません。
塩水は、白点病の治療には成功しても、後に定数の魚が棲めない水槽環境を作り出す危険性があります。

=注意点=
1・マラカイトグリーン製剤は光分解します。
→治療中の照明は普段より減らすか、消します。
2・外掛け濾過器の場合、濾過ボードは取り外します。外部濾過器や上部濾過器の場合で活性炭バックを使用している場合も取り外します。
→活性炭がマラカイトグリーンを吸着するため、濾過ボードや活性炭バックだけは取り外す必要があるのです。
3・この次期、一度に1/2の換水を行うと、水温が下がりすぎます。
→新薬水の投入は、2時間くらい掛け、数回に分けて投水することをオススメします。
4・水温調整が可能のヒーターを使用している場合、魚に食欲があり、元気ならば、水温を30℃程度に上げることで、薬効効果を高めることが可能です。
→コレは、高水温だと白点虫の分裂サイクル(白点虫の生涯寿命)が速まるためです。
→魚にも負担が掛かるため、魚に元気がない場合は高水温治療は行ってはいけません。

=最重要事項=
治療が完了した後、今回なぜ、白点病が発生したのか考えましょう。
白点病は、飼育水の汚れが原因として発生する病気です。
飼育水が汚れている状態で、大きな水温変動を与えると、とても発生しやすい。
・濾過能力のチェック。(濾過器は適正なのか?)
・餌の量のチェック。(多すぎないか?)
・底砂の汚れのチェックなどをオススメします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
直前の週末に水槽を変えたのが原因かもしれません。
治療期間10日以上というのは驚きました。
成るは易し、治るは難しですね。

お礼日時:2009/03/28 20:15

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