プロが教えるわが家の防犯対策術!

教えてください。

父親が運転中に心臓発作を起こし、事故ってしまって入院しています。全身打撲で外科的手術は終わっていますが、植物状態で何の反応もありません。知人に相談したら障害年金を請求してみたら、と言う事でした。近所の社会保険事務所で聞いたところ、植物状態でも6ヶ月が経過しないと申請できないと言われました。そんなに待たないといけないのでしょうか?ちなみに、父親は厚生年金に加入しています。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

・障害に該当する状態が今後とも長期にわたって(概ね1年以上)続くことが予測されること。


・医師の診断書も(障害認定日から1年以内に申請の場合)
障害認定日から3ヶ月以内の症状で作成された診断書が必要。

から3ヶ月以上経過していないと駄目と思いますが、<社会保険事務所で聞いたところ、植物状態でも6ヶ月が経過しないと申請できないと言われました>ならそのとおりではないでしょうか(3ヶ月以降6ヶ月未満に回復する可能性もあり、6ヶ月以降なら回復する可能性がないと推定されるかも)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/30 00:24

交通事後による「遷延性意識障害」としてとらえるのか、


それとも心疾患の結果としてとらえるのか、
双方を総合的にとらえるのか、という疑義がまずあるのですが、
原則として、遷延性意識障害(いわゆる「植物状態」)とは、
日本脳神経外科学会により、
「自力移動が不可能」「自力摂食が不可能」「糞・尿失禁がある」
「声を出しても意味のある発語が全く不可能」
「簡単な命令には辛うじて応じられるが、ほとんど意思疎通は不可能」
「眼球は動いていても、認識することはできない」
の6項目いずれもが治療にもかかわらず3か月以上続いた状態を言い、
かつ、当状態が6か月以上続いたことをもって「症状固定」とします。

「症状固定」とは、傷病等がこれ以上良くも悪くもならない状態で、
かつ、その状態がその後おおむね1年以上継続することが予想できる、
ということを言います。
(= 少しでも回復する可能性があれば、症状固定ではない)

障害年金の請求においては、
障害認定日(初診日から1年6か月後)において症状固定の状態で、
かつ、年金法でいう障害等級に該当することが必要です。
(= 初診日から1年6か月が経たないと、そもそも請求不可能)

以上のことから、
遷延性意識障害としてとらえるのであれば、
初診日(手術日、と解する)から6か月経過後の症状固定を前提に、
障害認定日(初診日から1年6か月経過後)に至らなければ、
障害年金の請求はできません。
つまり、実際には、少なくとも1年6か月を要してしまうのです。

なお、障害認定日に関しては、
いくつかの傷病においては、前倒しの特例があります。
たとえば、人工透析に至った場合や、
心臓ペースメーカーを埋め込む手術を行なった場合には、
その日が障害認定日となり、障害年金の請求ができます。
ところが、遷延性意識障害に関しては、一切あてはまりません。
いろいろと不可解な思いもおありかとは思いますが、ご理解下さい。

注:
 上述から、「6か月」という社会保険事務所の説明では不十分で、
 正しくは、障害認定日である「1年6か月」に至らないと
 障害年金の裁定請求はできないものと思われます。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2009/03/30 00:25

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