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12%の次亜塩素酸ソーダを200ppmの希釈した時のpH(ペーハー)はどうなるのでしょうか?
当然、希釈する水のペーハーにもよるとは思いますので、希釈する水のペーハーを中性の7としたときでお願いします。

A 回答 (3件)

200ppmは十分に希薄だから溶液の比重を1と見做す。



[ClO^-]=200*10^(-3)/74.5=2.68*10^(-3)M=Cと置いて水の解離によるOH^-を無視して加水分解を考えると、
[OH^-]^2/(C-[OH^-])≒[OH^-]^2/C≒Kh=Kw/Ka=3.39*10^(-7) → [OH^-]≒3.0*10^(-5)<<C

よってpH=9.5(25℃)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

この濃度でのpHがわかり、大変参考になりました。

お礼日時:2009/03/30 19:08

200ppmという濃度が分かっているのであれば12%という濃度は必要ありません。


12%が試料の出所を表すものということであれば意味を持ちます。
容器に入った水溶液の状態で購入した、その濃度が12%であるということでしょうか。ビン入りの固体サンプルで購入したというのとでは純度にかなりの違いがあるでしょう。

漂白、消毒で利用する、業務用の次亜塩素酸ソーダ(実験用の試薬であればソーダという用語は使わなくなっていると思います)の純度はあまり高くないでしょう。
#1に書かれている反応で作ったものであればNaOHがかなり含まれている可能性があります。固形成分中のNaClOの割合が90%以上ということはないだろうと思います。
200ppmであれば水溶液1L中に含まれているNaClOが0.2gです。NaOHが0.02g含まれているとするとそれだけで#2で計算されている値よりもpHが大きくなってしまいます。0.002g含まれているとして同程度です。
ラベルの成分表示の情報が必要でしょう。

実際にpHを測定するのが一番確かです。含まれているもの全ての影響を合わせた値が得られます。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
工場で使っていますので、市販の食添用の12%の次亜塩素酸ソーダです。

ノロウイルス対策に200ppm希釈して床に撒いています。
最近、最終排水のペーハーが高くなってきました(pH=9.0ぐらい)
それまでは、pH=8.5ぐらいが上限でしたので、原因はこの次亜塩素酸ソーダの希釈水ではないかと推測しました。

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2009/03/30 19:11

次亜塩酸ナトリム純物かどうかがまず問題ですね。


簡単には塩素ガスと水酸化ナトリウムから作っちゃうので、
Cl2 +2 NaOH → NaOCl + NaCl
食塩は残っていても構わないのですが、水酸化ナトリウムが残っているとかなり影響があります。
純次亜塩酸ナトリムと考えて良いのでしょうか?
ボトルの表示を教えて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
次亜塩素酸ソーダは工業用(食品添加物)の12%物です。
よろしくお願いします。

質問内容が説明不足でした。

ノロウイルス対策に200ppmの次亜塩素酸ソーダの希釈水を床に撒いています。
最近、最終排水のペーハーが高くなってきました(pH=9.0ぐらい)
それまでは、pH=8.5ぐらいが上限でしたので、原因はこの次亜塩素酸ソーダの希釈水ではないかと推測しました。

お礼日時:2009/03/30 19:06

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