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父が急な心臓病でペースメーカー植込み手術を受けることになりました。
手術予定日は2/28です。
早速、身体障害者手帳の申請手続きを進めたのですが、市役所福祉課に「2/28(月末日)が手術日だと書類のやりとりや審査などで認定は[3月]になり2月分の医療費(もちろん手術費も)は援助対象外になる」と言われました。
この教えてgooで情報収集し[手術日から適用される]という認識をしていたので非常に困惑して怒りにまで達する勢いです。審査は3月にしてもさかのぼって認定すればいい事ではないんですか? 診断書も手術日は2/28になるはずです。
認定されると、認定月の1日からの医療費はすべて援助対象になるらしいのに月末に手術したばっかりに当月の援助が受けれないってそんなおかしな話があるんでしょうか?。
なんとか[2月]になる方法はありますか?と聞いたところ「この病院は厚生医療の認可を受けていないからさかのぼることは不可能で、あとの方法もわからない」と言われました。
これは諦めるしかないのでしょうか?何か方法はありませんか?

A 回答 (3件)

5年前に友人の夫がペースメーカー埋め込み術を行ったときに


手続きをお手伝いした経験から…。

もし病院内に医療相談室があれば、ソーシャルワーカーと相談して
連絡を密にされると、手続きがスムーズにいく場合が多いです。
(市役所の担当者よりも、制度に精通している場合が多いからです。)
市役所(申請窓口)や都道府県庁(身体障害者手帳交付事務担当機関)、
都道府県(身体)障害者更生相談所(更生医療判定機関)と連絡調整して
もらえたりします。
医療相談室がなければ、医事課あたりの担当とご相談されてください。
病院の担当もあてにならなければ(身体)障害者更生相談所あたりで
電話でもいいので相談されると、詳しく教えてもらえるのでは、と思います。
遠慮せずに聞くことです。「後から聞かれても…。」と言われないためにも。

まず、更生医療を適用するための条件として欠かせないのが、
「手術前の状態」での心臓機能障害の身体障害者手帳の申請です。
「心臓機能障害があり、その障害を軽く(または除去)するための医療」が
更生医療ですので、ペースメーカー植え込み術前の状態での身体障害者の
認定が必要になります。
心臓機能障害が重度なのでペースメーカーの植え込み術をするのですから、
身体障害者の認定対象になると思われます。
ちなみに、ペースメーカー埋め込み術をされた後の状態の身体障害者認定は
心臓機能障害で1級になります。
手術前の身体障害者手帳の等級が3級または4級でしたら、手術後の状態で
もう一度身体障害者手帳の交付手続きをされることをお勧めします。

身体障害者診断書・意見書は「判定医」といって、病院ではなく「医師」が
診断書が作成できるかどうかを、都道府県で認定されています。
たいていは病院の各診療科に1人以上は判定医がいる場合が多いです。
主治医や執刀医が判定医でなければ、判定医に診断書を作成してもらえば
OKです。
更生医療の適用を希望される場合は、身体障害者手帳との同時申請をされる
と、身体障害者手帳の交付日を手術日までさかのぼってもらえる場合が多い
です。身体障害者手帳の申請受付時に、市役所から都道府県庁に、手帳交付
日をさかのぼってもらうように協議をしOKがもらえればできるそうです。

更生医療は、対象医療によって指定医療機関&診療科が決まっています。
例えば同じ病院で手術を受けても診療科が違ったり、ある医療で指定をされて
いる指定医療機関&診療科が別の医療を行なっても、更生医療を適用できない
場合があるので、注意が必要です。
一般的には更生医療の給付申請日より前には更生医療を適用できないのです
が、場合によっては生命にかかわる医療(例えば心臓手術や人工透析など)は
手術日までさかのぼって更生医療を適用される場合もあります。
更生医療の適用には、手術以前の状態の身体障害者認定がされていること
(身体障害者手帳の同時申請でOK)と、都道府県の障害者更生相談所の
判定がおりていること(市役所が判定依頼をする。)が条件になります。

「認定されると、認定月の1日からの医療費はすべて援助対象になるらしい」
という医療は、更生医療ではなく「福祉医療」だと思われます。
福祉医療の適用開始日は、身体障害者手帳の交付日で決まります。
場合によっては、身体障害者手帳の交付申請時に、福祉医療の仮申請を受付
してくれて、適用開始日をさかのぼれる制度もあるそうですので、
一度市役所に確認されることをお勧めします。
更生医療は「医療」に対しての公費負担医療ですので、例えばペースメーカー
埋め込み術だけの公費負担になりますので、他の病気での医療費は自己負担
です。
ただし、対象医療に対して、入院時食事療養費まで公費負担してくれます。
福祉医療は健康保険での自己負担分を公費負担してくれる制度です。
ただし、入院時食事療養費は自己負担です。

ちなみに、お父様が厚生(または共済)年金の保険料を納めているか、
老齢厚生(または退職共済)年金の受給資格がありまだ受給されていなければ、
障害厚生(または)年金の3級に該当される状態だと思います。
身体障害者手帳と障害年金の制度は全く別物ですので、もし障害年金の受給
対象になるのなら、手術後でOKなので裁定請求の手続きをされては、と
思います。

参考URL:http://www.city.koga.fukuoka.jp/kurashi/fukushi/ …
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この回答へのお礼

体験からの丁寧な回答ありがとうございます。
市役所へ障害者手帳の書類を提出しました。
結論から言うと身体障害者の認定&交付はやはり3月になるようです。
2月28日付診断書を持って2月28日に市役所へ行ったのですが、当病院はなぜか心臓医療に関しては更生医療が適用されていないこと(=障害者手帳同時申請でも日をさかのぼれない)、それに加え北陸の我が県の障害者認定審査は毎週水曜日だとかいうのです(なんだこれ??)。月末に手術して悔しい思いをしている人はたくさんいるとの話を出され、納得できないまま納得させられて帰ってきたといったところです。これについては、手をつくしてももう仕方のないことだと諦めました。
気持ちを切り替え、次は障害年金を申請します。
手術は無事終わり現在は安静状態で過ごしております。
今後の容態に注意し温かく見守る家族のサポートがもちろん一番大切だと思いますが、公的制度をもれなく利用して損のない生活をしていきたいと思っています。
ご親切な回答に感激しました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/03/02 21:10

更生医療と身体障害者手帳の判定医が混同されていますが、別のものです。


 更生医療は、それによって障害がなくなることが予測される医療の給付です。今回お尋ねなのは、身体障害者手帳の取得と、それに伴う公的医療制度の関係ではないでしょうか。
 ペースメーカーが必要であれば、障害者の医療の公的補助の対象です。その前提ですが、身体障害者手帳の取得は、判定の認定医以外はどんな診断書を書いても判定の審査は受けられません。院内に心臓の判定医が全くいないとは思われず、その点をよく確認してみてください。主治医、執刀医が誰であっても「判定医」によって、2月28日付の診断書が書かれれば、2月にさかのぼって「医療費の助成」は受けられるはずです。もし本当に一人もいなければ、あらためて県の審査が必要になるのでこれからだと2月は確かに困難かもしれませんね。しかしその後の公的サービスは、遅れることはあっても受けられないということはないと思います。
 判定医の名前で、診断書をもらうことについては、院内に医療相談室があればそこに相談することをお勧めします。提出は3月でも、少なくとも都では、2月にさかのぼっています。
 とにかく明日の手術です。今はそちらに集中して、無知な市役所や病院を変えるくらいの気持ちで対応してあげてください。市役所の対応がハッキリしなければ、身体障害者手帳は都道府県の事務なので、県の障害者や公的医療の部門に問い合わせるのもいいと思います。
 
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この回答へのお礼

質問文で足りない部分があったようで申し訳ございません。
身体障害者手帳取得は院内の相談室(MSWといわれている?)から申請するよう勧められたものなので間違いなく該当し認定されるようです。
医療費援助・税控除など公的サービスの説明もありました。
ただ、2月にさかのぼっての認定は難しいようです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/02 20:34

 市役所も、急な心臓病の手術のために、身体障害者手帳や更生医療(厚生ではない)の手続きは何度もあることで、患者に負担が生じないようスムーズに対応できる体制にはなっていると思います。


 身体障害者手帳の交付のためには判定をするお医者様が指定されています。お父さまの入院された病院には、「判定できるお医者様」がおられないと思われます。判定できるお医者様がいらっしゃる比較的大きな病院での手術だとなんの問題もなく公的サービスが受けられるのですが。
急ぎでなければ市役所は「判定できるお医者様に診断書を書いてもらって」と窓口に来た市民に判定できるお医者様のおられる病院をいくつか提示することがあるようです。
 このまま手術を受けてしまうと、その後も公的サービスを受けることができない可能性があります。判定できるお医者様が障害のある状態の診察をしていないので、手術をすること自体が必要であったかどうかわからなくなると思います。
 その病院ではペースメーカー埋め込みの手術をよくなさっていらっしゃるのでしょうか?埋め込み手術を過去何回行っているか聞いてみるのも、未熟な医療ミスにあわない自己防衛かもしれません。更生医療の判定できるお医者様がいない、ということは、病院が小さいのか、判定できるお医者様が辞めてしまったのか、どういう事情かお聞きになられてはどうでしょうか。判定できるお医者様、手術のうまいお医者様のいる病院へ一時転院される等の方法はどうでしょうか。
 判定できるお医者様がいらっしゃらないと患者に負担を強いることは、病院が一番ご存知のはずです。判定できるお医者さまにきてもらって判定してもらうなど、適切な手立てをとっていない病院側に?????です。
 もう一度、病院に相談してみて、更生医療を適応してもらうため、手術前に「判定のできるお医者様」に診断してもらえるよう掛け合ってみてはいかがでしょうか。
 もしかして、市役所側が「判定できるお医者様」がいらっしゃることを把握していないのかもしれません。その場合は市役所に「○○先生がいらっしゃるので」と確認してもらえれば更生医療を適応してもらえると思います。

 今一番不安に思っていらっしゃる時に、病院不信をかきたてるようなアドバイスで申し訳ありません。私にも病気と戦っている身内がいます。手術をしてくださる医師の手腕で予後もかわってくるので、病院選びはとても大切なことです。病院とは「契約」なので、十分説明を聞いて、お父様やご家族が納得して、適切な処置がとられることを願います。

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。
わが市には2つの総合病院がありそのうちの1つです。
もともと高血圧症でかかりつけでありましたし、救急車に乗った時に自らこの病院を指定したといった状況です。今から病院を変えることは難しいと思います。
ペースメーカー植込み手術は今週すでに2人おられるようで、父の容態よりも急ぐ方を先に手術していて、当初の予定を後回しにされてしまった状態です。
回数は多いけど良い実績がないのでしょうか?? 本当に不安になります。
市役所の方も「大きな病院なのにねー なぜかしらー?」といった様子でした。
医療費援助や税控除などの公的サービスは受けれる確認はしてありますが、その更生医療(←ありがとうございます)とやらが足りないせいで、いくらかの損があると思うと非常に悔しいです。
ご意見参考にさせていただきます。meikkomeimeiさんも頑張ってくださいね。

補足日時:2003/02/26 22:57
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