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ワトソン紙の表と裏ですが、どういった質の違いがあるのでしょうか?文字の透かしがなければ、絶対に違いを見分けることは出来ないと思うのですが…。表と裏では何か処理の仕方というか、作りの違いみたいなものがあるのでしょうか?詳しい方、回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

漉いたままの紙は目が埋まっていないため絵の具が目の中に入ってしまい発色が悪かったり、染み込んで滲んでしまいます。



それを調節するために、市販の水彩紙では、滲み止め(サイジング)が行なわれている物が殆どです。

その方法は、ゼラチン液などに紙を浸す方法と、表面にローラーなどで塗布する方法があると思いますが、後者では片面から行なう場合があるという事です。
したがって、後者の物では、表裏で絵の具の発色や弾きが違う物があるという事です。
残念ながらこれをどのような方法で行なっているかの表示は無いものが殆どだと思います。(メーカー資料等に書かれているものは見かけますが)
これは、ご自分で薄めの絵の具をスポイトで垂らすなどして、確認してみて下さい。

http://zokeifile.musabi.ac.jp/document.php?searc …

http://watercolor.hix05.com/paper/ingrediant.html



なお、市販の滲み止め液がありますので、自分で滲み止めの強さを調節する事も可能です。

サイジングリキッド
http://www.kawachigazai.co.jp/item/B050_04.htm

ドーサ液
http://www.yumegazai.com/default.asp?mode=produc …
http://ed-www.ed.okayama-u.ac.jp/~bijutu/tom_nih …

なお、国内で入手しやすい紙の特性一覧がありましたので紹介しておきます。
http://www.eokaku.com/aid/b01/

参考URL:http://www.eokaku.com/aid/b01/
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この回答へのお礼

なるほど、よ~くわかりました。大変詳しい説明、本当にありがとうございました。ほかにもいろいろな情報をくださり、大変参考になりました。

ワトソン紙については、表裏で滲みの度合いがそれほど変わりないということなんですね。

お礼日時:2009/04/09 13:33

断裁面を見ると、刃が入る表はエッジが鈍く、裏はエッジが立っています。


また紙の目も表面の方がやや粗いです。
ワトソン紙の滲み止めは、私が試した限りでは、表裏の差はあまり感じられないように思いました。(滲み止めは、絵の具が染み込みすぎて滲みすぎないようにしたり、発色を良くする働きがあります。)

紙の種類に因っては、滲み止めを片面から行なっている場合もあるかと思いますが、そのような紙は要注意ですね。

実際の所、わざと裏を使う人も居ますし、そのへんは好みではないかと思います。

この回答への補足

watercolorsさん、すみません。
滲み止めを片面から行なっている場合とは、どのようなことなのでしょうか?

補足日時:2009/04/09 08:40
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