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ヨウ素実験での質問なのですが、KIO3とNa2S2O3の作り方が違うのは何故なのですか??KIO3が一次標準液で、Na2S2O3が二次標準液だということは分かるのですがそこから先の詳しいことが分かりません。
あと、KIO3 + ヨウ化カリウム + 酢酸 の溶液にNa2S2O3をつかって滴定していくときに、なぜ淡黄色になってからデンプン溶液をいれて、さらに青色が消えるまで滴定するのは何故ですか??よかったら教えてください。

A 回答 (4件)

ANDROMEDAさんの回答の補足です。

日本工業規格によれば、
チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)特級の純度:99.0%以上。
チオ硫酸ナトリウム(試薬)特級の純度:95.0%以上。無水物が吸湿性です。
よう素酸カリウム(試薬)特級の純度:99.7%以上。
よう素酸カリウム(容量分析用標準物質)の純度:99.95%以上。
純度の数値を比較すればわかりますでしょう。
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ヨウ素酸カリウムは純度が高いものが作れる。

吸湿性が少ない。チオ硫酸ナトリウムは吸湿性(潮解性)あるので秤量中に空気中の水分を吸い正確な秤量ができません。故に、ヨウ素酸カリウムを一次標準液とする訳です。また、ヨウ素酸カリウムの価格はチオ硫酸ナトリウムより高いので価格の安いチオ硫酸ナトリウム溶液を大量に作成できるので二次標準液とします。

でんぷん指示薬を終点間際に加えるのは
 最初からでんぷん指示薬を入れておくと溶液が酸性のためでんぷんがある程度加水分解されて分子量が小さくなり、終点間際のヨウ素でんぷん反応の発色が赤紫~赤になり見にくくなります。赤紫→無色の変化より青→無色の変化の方が見易いので溶液の色が淡黄色になってからデンプン溶液をいれます。
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この回答へのお礼

!!!!そうです、その回答がほしかったのです!!チオ硫酸ナトリウムは吸収性があるから正確に測っても意味がないんでしたよね!!思い出しました!あ~すっきりしました、本当にありがとうございます!!

お礼日時:2003/03/02 11:21

>KIO3はちゃんと秤量ビンで精標するのに対し


Na2S2O3は上皿天秤ではかりとって、暗所に保存しておく

 KIO3は標準物質なので、正確に秤り取る必要が有ります。
 Na2S2O3は純度不詳のため、溶液にした後、その濃度を標準物質で確認するので、それほど正確に秤量しなくても構わないからです。
 なお、保存ですが、自分の経験では冷暗所の必要性は低いと思いますが、、、
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>KIO3とNa2S2O3の『』作り方』が違うのは何故なのか?


 質問の意図が理解できません。何が解らないのか判りません。
 KIO3は固体のまま又は水溶液にして用いるのに対し、チオ硫酸Naは水溶液にしアミルアルコールを加えたりするのは、どうしてか、、、とか?

>なぜ淡黄色になってからデンプン溶液をいれて、、、
 沃素が濃い時にでんぷんを入れると青色が濃くなり過ぎて、終点直前まで真っ黒なままとなり、段々薄くなる過程が殆ど見えないので、肝心の終点を見逃して過剰滴定になりやすいのです。
 これに対し、沃素単独の色では終点に向かって徐々に色が薄くなるため、終点が近付いた事は判別しやすいのです。 しかし、沃素だけでは本当の終点を判別するには色が薄くなり過ぎるので、最後にでんぷんを入れて色を濃くし、最後を確認する訳です。

この回答への補足

>KIO3とNa2S2O3の『』作り方』が違うのは何故なのか?
これについては、KIO3はちゃんと秤量ビンで精標するのに対してNa2S2O3は上皿天秤ではかりとって、暗所に保存しておくというやり方なので作り方が違いますよね?そのことです。

補足日時:2003/03/01 17:40
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