なぜユダヤ人はユダヤ教を信じるのか？

Question

多くのユダヤ人がホロコーストで虐殺されました。
神の不在をしめすこれ以上の証拠はないと思うのですが、どうして
いまだにユダヤ人はユダヤ教を信じているのでしょう？
また熱心なユダヤ教徒はホロコーストで神が自分たちを救ってくれなかったことに対して、どう解釈しているのでしょうか？

tanuki4u · Accepted Answer

ユダヤ人がどう考えているかは知りませんが、一般に宗教理解として
不成就による宗教信念の深化
という考え方があります。
宗教が教団として成立する必要条件は、
条件A：神の約束が果たされること
条件B：神の約束が果たされないこと
条件Aではなく、条件Bの結果「なんでなんでしょうか？」と問い続けることだという考えです。

ユダヤ教をユダヤ教たらしめているのは、ユダヤ人がパレスティナに住んでいたと言うことが必要です。
彼の地は、地政学的には
エジプト文化圏・政治的単位
メソポタミア文化圏・政治的単位
エーゲ海文化圏・政治的単位
この三つの勢力が交差する場所です。
だいたいどこの民族にも、民族宗教はあり、民族宗教はその民族の繁栄を約束します。
パレスティナに住んでいたと言うことは、しょっちゅう外部勢力に支配されて「民族の繁栄という約束が果たされない」事がしょっちゅう起こることになります。それが故に、宗教的信念が深化したわけです。

ちなみに、朱子学は「世界の中心であるべき中華民族が、なぜ北方の蛮族に北半分を支配され、南半分に逼塞、北からの圧迫を受けているんだろう？」という状況下である南宋の時代に成立しています。
これも不成就による宗教信念の深化にあたります。

noname#83616 · Answer

ユダヤ人と一般的に現在言われている人はユダヤ教を信じる人のことを言います。
かつての本来のユダヤ人の定義の変遷はWikipediaでもお読み下さい。

現在語られているユダヤ人に対するナチスのホロコーストは事実と違っているようです。
ヒットラー本人自らがユダヤ人でユダヤ人を現在のイスラエルに追いやることでイスラエル建国を促した説があるのです。ホロコーストで語られるガス室は実は当時蔓延していた発疹チフスからユダヤ人を救う為の薬品を集団感染していたユダヤ人に散布する為に取った方策だとの説もあります。
見かけ上のユダヤ人迫害をヒットラーが演じることによって結果として事実イスラエル建国へと時代が進みました。
またヒットラーを支援したユダヤ人の存在もあったらしいです。

歴史は特に近現代史は多くの部分が事実を書き換えられています。
我々日本人にとって身近な問題としては　南京大虐殺　がありますが、
これも歴史を捏造されています。
南京大虐殺　で検索すると色々な説が出てきます。
渡部昇一先生の著書やネット上の動画ファイルなどを見ると参考になります。

さて神に関してですが、私の思うところを書きます。
私は神はとても大きな存在で時空を超越したスケールから宇宙を創造し維持している存在だと思っています。そこでは人間の生死も実はたいした問題ではないのです。また特定の宗教を信じる人だけを神が助けるはずもありません。神は無神論者さえをも存在を許している存在なのです。また悪すらもその存在意味を認めて許しているんです、それには理由があるのだろうと思います。悪の所業も長い目で見れば結果として人類の進歩に寄与している場合もあります。まだまだ人類の進歩の為に人類は苦難を経験して行くのだろうと私は思います。

tepitepi · Answer

ユダヤ人は、神の選民です。

殺されても殺されようとしても、神が助けると言っているのです。
事実、そのように流浪の歴史をもっています。
殺されたから、ユダヤ人が神の存在を認めないとは言えないでしょう。

日本人も戦時中原爆落とされて殺されても、日本神道教ですよね。また仏教徒でもあるでしょう。無神論者といいつつ、家には神棚があるのが日本人家庭です。日本人がどうして神を捨てないのか考えたことがありますか？

bougainvillea · Answer

基本的にユダヤ教は超絶いじめられっ子の宗教なんです。
そもそも神も何も無いところから、ユダヤ人がいじめ抜かれて
ユダヤ教の神を生み出しました。
質問者さんの発想は時系列的に逆です。

なので、ホロコーストくらいではめげません。
他の回答者さんが答えてるような内部正当化の論理には事欠きません。

yamato223 · Answer

（生き残った人にとっては）「あの惨禍の中自分が救われたのはまさしく神のお陰！」あるいは「あの惨禍の中多くのユダヤ人が生き残ったのはまさしく神のお陰！」
神の実在をしめすこれ以上の証拠はないと思うのですが。

あのときユダヤ人が全滅すれば信じる人がいなくなるからユダヤ教の神はいなかったということで、ちゃんちゃん。

isa-98 · Answer

逆に捉えれば良いでしょう。

＞多くのユダヤ人がホロコーストで虐殺されました。
多くの日本人が爆撃で大量死しました。

＞神の不在をしめすこれ以上の証拠はないと思うのですが、
これ以上に日本の神道や仏教が無意味な証拠は無い思うのですが、

＞いまだにユダヤ人はユダヤ教を信じているのでしょう？
未だに神主や仏教を信じているのでしょう？
日本は神の国で神の子だと信じているのでしょうか？

＞また熱心なユダヤ教徒はホロコーストで神が自分たちを救ってくれなかったことに対して、どう解釈しているのでしょうか？

また熱心な日本人は
神風が吹かなかったり、守ってくれなかった事をどう解釈しているのでしょうか？

なぜ日本人は日本と言う国や日本文化や日本の心や日本人を尊重するんでしょう？

私には皆目理解できませんね。
無駄な行為です。

無意味な陸軍思想しかありません。これが大和魂です。
資源を食うだけの不要な島国でしかありません。

まず、日本を知る事です。日本人とその歴史を知る事です。
まず、ユダヤ教とユダヤ人、その歴史を知る事です。

真理とは絶えず己の中にあります。

q1241x · Answer

神を信じる人は、大きな試練にあっても神を恨んだりしません。
自分の神なるがゆえに与えた、自分の信心を試す試練と考えます。
現世ご利益を信じるのは、別の国の話です。
　＞宗教の権威という、文明が築いた長城ハドリアヌスの壁が破られ、全体主義的イデオロギーという野蛮人が侵入してくる。これが、フランス革命のさなかにあきらかになり、近年には「科学的」社会主義と人種主義ファシズムによって体現された、啓蒙期の非宗教的思想の暗い面である。
＞ルソーの主張によれば、人間はそもそも平和な自然の状態にいる高貴な野蛮人だったが、のちに文明によってーそして学問によってー堕落した。宗教や、結婚や、法律や、政府は、強者の利己的な目的のためにつくられた欺瞞であり、一般人がこの高度なごまかしのために払う代価が悪徳と不幸である。
　エドワード・O・ウィルソン
『知の挑戦　科学的知性と文化的知性の統合』（角川書店）

　ユダヤ・キリスト教からみれば、ヨーロッパの機械万能論の短所のゆえに似非科学的なナチズムに簡単に騙された人間たちの罪と考えていると思います。また、文明に汚された人間の愚かな罪と考えていると思います。かれらは、有神論からみて必ずしも新しい文明をすべて受け入れているわけではありません。
　ユダヤ人が罪を犯したのではなく、ヨーロッパ文明が罪を犯したのです。天国で神に救われるのはユダヤ教を信じるがゆえです。

b26354 · Answer

信じていなければ、約束の地「カナン」にイスラエルを建国できません。旧約聖書によればこの神「ヤハウェ」は民に苦難をもあたえます。
古代のイスラエルの民は堕落し神との契約を守らなかったために約束の地を失い、バビロニアで奴隷となりました。しかし、こんな目にあわせるような神など信じないとはならずに自分たちにこそ責任があり神との契約を守りいつか約束の地「カナン」に戻れる日を信じて現在にいたったのです。だからホロコーストがあっても信仰心が揺らぐことなどありえません。

gungnir7 · Answer

ご質問者様は実はいいところに気付いたのです。この問題は非常に根が深く複雑なんです。
私は結論らしきものを知っていますが、それはバッシングものなので今は書けません。
あなたもこの問題を追っていれば、刻がたてば分かるとだけ答えておきます。

ユダヤ人がユダヤ教を信じるのは、その戒律の厳しさゆえです。
日本人では毎日お経を唱えろとかはあまりいわれません。
しかし、ユダヤ人はそれを毎日当たり前のようにこなしていくのです。

食事のときのお祈りは勿論、食事の作法から食料の調達まで決まりがあります。
生鮮類ではその辺のスーパーへ行って気軽に買い物というのが難しいです。
安息日はしっかり休みます。エレベータのボタンを触るのでさえ労働とみなされます。
その他にも礼拝場へ毎週通ったり、幾つかの儀式も経なければなりません。
旧約聖書の内容も覚えなければなりません。勉強量も半端でありません。

こういう堅苦しいことを１つ１つこなして、それが生活習慣になります。
当然、そこには宗教に対するアイデンティティが芽生えます。
ユダヤ教は国を持たなかったため、こうして三千年もユダヤ教団として維持してきました。

>ホロコーストで神が自分たちを救ってくれなかったことに対して、
>どう解釈しているのでしょうか

その辺は都合のよいように解釈しています。
救ってくれなかったからといって、では辞めますでは何を信仰すればいいのか。
そんな軽い気持ちで信仰を辞めればユダヤ人はこの世からいなくなってしまいます。

あなたの気持ちも当然のように分かります。
ゆえにユダヤ人になるのは自分の意思が大事なのです。
ユダヤ教の家系に生まれたのなら、幼い頃からユダヤ教につかっているので問題ありません。

しかし、例えば日本人やインド人がユダヤ教徒になるのは覚悟が必要です。
もう、ここまで読まれていれば気付かれているかもしれませんが、
ユダヤ教に無関係な人がいきなりユダヤ人になりたいと言っても認めてくれません。
ユダヤ人と一緒に何年と生活し、審査を経て初めて改宗を認められるのです。

777oichan · Answer

ユダヤ人がユダヤ教を信じているのではなく、ユダヤ教を信じる人をユダヤ人と言います。ホロコーストは異教徒、悪魔の仕業で、神も被害者と解釈しているようです。

なぜユダヤ人はユダヤ教を信じるのか？

ユダヤ人がどう考えているかは知りませんが、一般に宗教理解として

ユダヤ人と一般的に現在言われている人はユダヤ教を信じる人のことを言います。

ユダヤ人は、神の選民です。

基本的にユダヤ教は超絶いじめられっ子の宗教なんです。

（生き残った人にとっては）「あの惨禍の中自分が救われたのはまさしく神のお陰！」あるいは「あの惨禍の中多くのユダヤ人が生き残ったのはまさしく神のお陰！」

逆に捉えれば良いでしょう。

神を信じる人は、大きな試練にあっても神を恨んだりしません。

信じていなければ、約束の地「カナン」にイスラエルを建国できません。

ご質問者様は実はいいところに気付いたのです。

ユダヤ人がユダヤ教を信じているのではなく、ユダヤ教を信じる人をユダヤ人と言います。

似たような質問が見つかりました

関連するカテゴリからQ&Aを探す

デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング

マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング