プロが教えるわが家の防犯対策術!

一昨日の国別対抗戦の、浅田選手のSP、大きなミスもなく素晴らしい演技で、
彼女自身、高い得点が出たのに驚いていたようですが、
それでも世界選手権などでのキムヨナの点数の方が高いし、史上最高得点ですよね。
(大会が違うので比べるのもそもそも間違っているかもですが)

キムヨナの優勝については、ノーミスでしたし安定した滑りだったので、全く疑問はありませんが、
本当にあの滑りが史上最高なのか、今まで出てきたどの選手のSPでの滑りよりもずば抜けて素晴らしいのか?
と考えると、ちょっと疑問に思います。

キムヨナは競技中、顔の演技(?)もしますよね。私にはあれが少しわざとらしいような、大袈裟な感じがしていたのですが、
やはりあれが史上最高得点に繋がっているのでしょうか。

A 回答 (5件)

一応‥


世界選手権のキム・ヨナ選手の演技はノーミスではありませんよ。
コケなかっただけです。
FSで3サルコウが一回転に、あとスピンの要素が抜けました。
あと見比べれば分かりますが、SPの出来も四大陸ほどよくありませんでした。

TVで見ている視聴者とは違って、会場では顔の表情はそれほどは見えませんので、
キム・ヨナ選手の顔芸が直接、最高得点に繋がっているとは考えにくいですが、
雰囲気を作り出すという点では、敵う女子選手はちょっといないでしょうね。
(浅田選手がEXぐらいのびのびとやってくれるといい勝負になるのですが…)

あとはスケーティングのスピードはやはりすごいです。
というか良い悪いは別として、彼女はスピードがないとジャンプが飛べない選手です。
別にフィギュアはスピードスケートではないので、
『スピードが評価されている』というよりは、
そこからのジャンプのダイナミックさが『キレ』として評価されているのです。

これはまあ、すごいスピードでドカンと飛んじゃうジャンプが良いか、
緩やかに来てフワッと軽く飛んでしまうジャンプが良いか、
という若干『好き嫌い論』的な部分でもあるのですが、
浅田選手はなまじっか脚力があるので、『フンワリと飛んでも飛べてしまう』というのが
『キレ』重視の今の採点ではキム選手に敵わないところなのです。
本当はどちらも個性であって良くて、どっちの方が良いということはないのですけどね。

また最近はキム選手のその『演技』を
本人も過剰に意識するようになってしまっている感は否めません。
キム・ヨナ選手は間違いなく非常によい選手ですし、
私も好きな選手の一人なのですが、
やはり『美しさ』に不可欠の『謙虚さ』の欠如は最近目につきます。
本人は傲慢になっているつもりは一切ないと思うのですが、
成功体験を追いすぎた結果だと思います。

『完成度』は多くの人が言うようには上がってきていません。
アスリートとしてはゆるやかな下降線を辿っています。
昔出来たことがどんどん出来なくなっているのです。
一部報道では彼女は相当過酷なダイエットをしているとかで、
その所為かもしれません。

で、キム・ヨナ選手の207点はまあ限りなくいかがわしいのですが、
残念なことに浅田選手自体の今季の出来が良くなかったということが、
キム・ヨナ選手の不自然な高得点に意見できない原因にもなっているのです。
sakky47さんのおっしゃるように
「まあキム・ヨナが勝ったことに関しては疑問はないのだが…」といった感じです。

世界選手権のあと、関係者の間で採点方法に異議が出たことが、
今回のジャンプ減点の緩和に繋がったとは思いますが、
また曖昧な判断基準(減点の義務をなくす?はあ?)を設けただけで、
観客が納得できるようなものにするのは難しいでしょう。

世間的には穿った見方であることを先に断っておきますが、
浅田選手のSPの75点は恐らく
キム・ヨナ選手に点を出しすぎたことの穴埋めです。
(要は非難をかわすためとファン離れの阻止が目的)
「ほら、キム・ヨナのSP76点はそれほど不自然な点ではないんですよ~」
といった感じです。

一部で報道されているように、SPの点数に浅田選手が驚いたということはありません。
もちろんインタビューでそう答えたのでしょうが、
点が出たときの顔の表情を見ていれば分かったと思います。
点の表示を待っていた状態から全く表情を変えませんでしたね。
「あ、やっぱりヨナちゃんよりは行かないんだ…」ぐらいの反応でした。

浅田選手のSPが実際75点のものだったかと言われると、
う~ん…いい出来でしたよ…でも70チョイ超えぐらいではないかと。
もしこの基準でいくなら男子の点数がもう少し高くなっても良いはずですし、
安藤選手の点数も+5ぐらいは欲しいですね。
もう何が何やら分かりません。

しかも今日の浅田選手の『会心(byマスコミ)の』FSが
ジャンプすっぽ抜け、スピンの要素抜け、後半はいつも通り失速の
キム・ヨナ選手の世界選手権のFSの131点より5点も下、 
あるいは浅田選手のコケちゃったGPFのFSよりたった+3というのは…
もちろんダウングレードもあったのですが、
キム・ヨナ選手はミスが多くてもコケなければ高得点なのを考えると…う~ん
もうこれ以上は察して下さい(笑)

今のところキム・ヨナ選手は完全に別採点。
周りがうるさいので、アリバイ作りに浅田選手もキム選手には及ばない範囲で別採点。
みたいな感じになっています。

でもSPとFSのそれぞれの採点の不可解さは置いておいて、
今回の浅田選手の『合計201点』だけは、かなり正当な評価です。
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スケートのルールや、スケーティングのことをあまり知らない人は、キムヨナの顔の表情ばかりが目立って見えてしまうようです。


けれど彼女の顔の表情が、高得点をたたき出しているわけではないと思います。
キムヨナの高得点はそれなりに客観的な根拠のある、ルールに基づく点数です。
もちろん、まったくジャッジの主観が入らないわけではないのですが。
キムヨナの素晴らしさは、スケーティングと一体化した、上半身の平行移動です。
これこそ「フィギュアスケート」です。
決して上半身や顔だけの演技力ではないのです。
これと比べてしまうと、どうしても真央選手は上半身の演技とスケーティングが分離して「ガチャガチャ」に見えてしまうのです。
この一点から、キムヨナの演技点全体が高く引き上げられてしまうことも、あると思います。
それは確かに、完全に公正なジャッジとはいえないかもしれませんけれどね。
でもジャンプの美しさでも加点されています。
ジャンプは難易度が高ければいいというものではないです。
他の回答者の方がカタリーナ・ビットの名前を出されていますが、ビットもとても美しいジャンプを跳び、そしてスケーティングと平行移動の素晴らしい選手だったんです。

私はやはり、世界選手権のキムヨナの演技は史上最高であったと思います。
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ヨナ選手の演技と浅田選手の演技を比べると、浅田選手の方が密度が濃い事がわかります。


しかし、密度が濃いからといって、点数につながるわけではなく、ヨナ選手は密度が濃くない分、余裕のある演技をしてジャッジのアピール度を増し、高得点につなげました。

昔は、カタリナビットという芸術性を重んじる選手がいました。
彼女はたいしたジャンプは跳びませんでしたが、常に高い点を得て勝っていました。

その後、ビット程芸術性の優れた選手は出てきませんでしたが、サーシャコーエンが出てきました。
彼女の演技はメリハリがあり、顔まで表現をする選手で、いつもフリーでミスをしますが、あまり点数が下がらない選手でした。
その後を引き継いだのは、ヨナ選手だと思います。

プログラムは、ジュニアの頃からあまり変わりませんが、演技力に磨きをかけて、ジャンプの質にも磨きをかけて完成度を高めています。
ビットの時代から引き継いで外国人のジャッジは、顔芸?が大好きだといわれています。
現在は、ヨナ選手ほど演技力にちからを入れている選手はいませんし、それに加えて、ジャンプにもキレがあります。
あの磨かれた顔芸と上半身の演技力、そして、キレのあるジャンプが、高い得点につながっているといってもいいと思います。
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今シーズンは、世界選手権のSPで史上最高得点を獲得し、その結果、総合得点でも200点を超える史上最高得点を記録するなど、多くの国際大会で、金妍児選手が高い得点を獲得したことが目立ちました。


これに対して、今季、浅田選手や安藤選手など、日本の選手の得点が伸び悩んでいるため、この得点差から、審査に対して不信感を抱く論議も多く見かけます。
しかし、これらの審査は、充分な経験を積んだ国際スケート連盟(ISU)の9人(実質5人)の審査員と3人の技術員と審査員長が、公開されている具体的な基準に基づいて審査した結果であり、決して不当なものではないと思います。

国際大会では有りませんが、国内大会であれば、2006年の全日本選手権で浅田真央選手は211.76点をすでに達成しています。(SP=71.14、FS=140.62)
問題は金妍児選手が高得点を得たことではなく、むしろ、日本の選手が本来得られるべき充分な得点を得ていないことにあると思います。

この原因としては、前シーズン及び今シーズンにジャンプの回転不足などを極端に厳密に判定し、特に回転不足と判定された場合は要素の基礎点を1ランク下げたうえ、例え転倒せずバランスを崩すことも無く着氷した場合でさえ、GOE(達成度)は加算しないだけでなく必ず減点しなければならないなど、二重に減点されるようなルール改訂が行われたためです。
この改訂は、特にジャンプを主力武器として戦っている日本の選手に対して、ジャンプ能力の維持に過度の負担を強要し、ジャンプ以外の能力の取得時間を奪うなど苦戦を強いました。
今シーズン、浅田選手、安藤選手、中野選手など日本の有力選手達が、従来の実績からは信じられないような低得点で自滅した試合が多かったことからも明らかです。
しかし、主としてジャンプの不調により極端な低得点、低順位に甘んじた各試合についても、審査結果を詳細に吟味して見ると、見かけほどの実力差は無いことが分ります。

一方、朗報としては、4月17日に、国際スケート連盟(ISU)が「ジャンプの回転不足の減点を緩和」するルール改訂を行ったことが報道されました。日本スケート連盟(JSF)の平松技術部長は「(ジャンプで)二重の減点がなくなるので、難しい技への挑戦を勇気づける改正である」と説明しているそうです。
オリンピック・シーズンである来シーズンには、再び日本の選手達の大活躍、あるいは高得点すら充分期待できると思います。

参考:
4月17 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090417/oth …
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ジャッジも個人的な印象は加味されますからね。


最近のルール改正で課題のジャンプが減ったんですよ。
その時間のゆとりを彼女は演技の中全体にちりばめて、一つ一つの演技を丁寧に大きく演じる形にした。
真央ちゃんは逆にゆとりの時間を全てステップにつぎ込んで、最初から最後までみっちりとプログラムを組んで勝負してきている。
その結果がどうなのか、なんでしょうね。
現時点では全体的に表現力豊かに構成されているヨナの方が高い評価を得ていると。ただ真央ちゃんもジャンプをしっかり決めてその後に臨めば同じ位の点ははじき出せますからね☆
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