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太陽黒点が無い状態は、太陽から放出される熱エネルギーが少ないと聞きました。
何パーセント位少なくなるんですか?

A 回答 (3件)

太陽から放出されるエネルギーは、太陽定数といわれるくらいほとんど変わりません。


黒点が多いときの方が放出エネルギーが多いのは観測されている事実です。

黒点による差は、0.07~0.08%くらいです。これは、人工衛星からの観測です。
地球上の観測では天候などに影響されます。地球軌道が楕円による距離の差や
毎日のランダムな差の方が多いくらいですが補正されてます。

↓太陽定数とそのグラフの拡大図
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/ …
( Irradiance(annual) 赤と Sunspot Observations 青がほぼ一致です。)

温度の低い黒点があると放出量は減少するという素人考えは、黒点以外の大部分
の方が活発に放出することを無視しているからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
100年ぶり以上の無黒点状態ということで、17世紀並に小氷河期突入かといわれていますので、質問しました。

お礼日時:2009/05/02 10:16

それは主系列の基礎の問題です。



太陽は温度が高くなると膨張して温度を下げ、
温度が低くなると収縮して温度を上げようとします。

ですので、太陽が活発かどうかがキーになります。

黒点が少ない場合は太陽の活動が低いと言うのは
間違いではありません。

黒点が多いと言うより、
太陽が活発であるかどうかと言う中身が問題になってきます。

また、黒点と
プロミネンス、太陽風、磁気嵐の関係を良く調べて下さい。
総合エネルギーと言う概念になるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
100年ぶり以上の無黒点状態ということで、17世紀並に小氷河期突入かといわれていますので、質問しました。

お礼日時:2009/05/02 10:16

回答します。



太陽表面積に対する「黒点」の割合を元にしてみればよいのです。太陽全てが、「黒点」だったとすれば、平均表面温度は「4500K」になります。それに対して、通常の光球面の表面温度は「5777K」になります。

シュテハン・ボルツマン則によれば、放出されるエネルギーは温度の4乗に比例しますから・・・。「黒点」が無いときの方が、太陽光球面から放出されるエネルギー量は大きいことになります。

よって、その通説は誤り。

では。

追伸、
参考文献:
B.W.Carroll, D.A.Ostlie, An introduction of modern astrophysics -2nd-, Addison Wesley,pp.349-pp.397
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
100年ぶり以上の無黒点状態ということで、17世紀並に小氷河期突入かといわれていますので、質問しました。

お礼日時:2009/05/02 10:16

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