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共分散分析(ANCOVA)で分からない点があり困っています.

 疫学研究系の国内誌に投稿したところ,査読者から,共分散分析のモデルについて再考すべしとの指摘がありました.

 要因A(体操教室の参加者,不参加者)が従属変数Y(握力の強さ:連続変数)に及ぼす影響について,共変量X(年齢,性別,教育年数,喫煙)を投入した共分散分析のモデルにより検討しようとしています.

 そこで質問です:

 ・質問(1) 共変量Xは,従属変数Yとじっさいに有意な相関関係にあるものしかモデルに投入できないのでしょうか?
 
 ・質問(2) 共変量Xのうち,要因Aと相関関係に有るもの,要因Aと相関関係に無いものの両方を混在させてモデルをつくることは妥当なのでしょうか?

 ・質問(3) 査読者から,共分散分析を実施する上での前提を確認することとの指摘がありました.共分散分析を実施するうえで必ずチェックしなければいけない点について分かりやすく教えてください.

 以上について,お教えいただければ幸いです.

A 回答 (2件)

(1) そんなことはないと思います。

モデルに入れて初めてはっきりする関係もありますよね。

(2) 要因と共変量に高い相関関係がある場合は注意が必要と思います。多重共線性で不安定なモデルになるかもしれません。例えば、Xと2Xを同時にモデルに入れてみるとどうなるか、想像してみてください。

(3) 誤差の正規性とかでしょうか。
要因の水準ごとに分散が異なっているのもまずそうですね。
これについては自信がないです。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます.

手軽な統計パッケージがあるので深く考えずに多変量解析してしまっていますけれども,論文に記載する段階になると,自分が当該の解析をよく理解していないということに気付かされます.

多重共線性についてご指摘ありがとうございます.
共変量の選択は(私が)思っていたよりも複雑な作業なんですね.
慎重に作業を進めたいと思います.

お礼日時:2009/04/30 09:57

 こんなところに書きこまないで、指導教員に相談する。


 なぜここに書きこんではいけないのか、理由が分からなければ、指導教員に訊く。もっとも、私が指導教員なら、研究者のイロハが分かっていないので、追放処分にしますが。

私は、自分の分らない統計学は、使わない。
査読者にアホな人も珍しくないので腹が立つが、逆らうと通らない。さて、・・・。

 以下、何が問題なのかご理解できていないようなので、独り言を(なぜ独り言なのかは、考えて下さい)。
年齢-教育年数 60歳を超えた団塊の世代から、大学進学率が増加
年齢-喫煙年数 禁煙が勧められたのは、それほど昔ではない
性別-喫煙   男性は減少、女性は増加、とか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます.

指導教員に相談できない事情というのもありまして...
そこらへんはご容赦願います.

>独り言を...
 
 今回とりあげた共変量(年齢,性別,教育年数,喫煙)間には,互いに交互作用を持つ可能性のあるものが含まれている...ということでしょうか?
 共変量どうしの交互作用項をモデルに組み込まなければいけないとなると,とても複雑になりますね!

お礼日時:2009/04/30 10:06

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