プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

・記憶力と理解力の無さに辟易しています。
私は小説や漫画やゲームが好きなんですけど上記の二つが足りてないと十分に楽しめない事に気づきました。
物語を構成する上で重要な伏線や設定を理解できていない節がままあります。
キャラの言動や文章に込められた真意。シーンの意味や作者の意図等など。
私は物語を「読んだつもり」にしかなっていない。
しかも最悪な事に物語を読み終えて少しも経っていないのに内容を忘却しているという有様!
頭が悪すぎる。
物語を楽しむ為に必要なスペックが足りていない。
これらの事を意識し始めると自己嫌悪に陥ってしまいます。
あまつさえ「どうせ読んだって無駄」という考えすら湧いて小説や漫画から遠ざかっている事すらあります。
理解できていない。忘れてしまう。本当には楽しめていない・・・。
あるいは理解したつもり。読んだつもり。楽しんだつもり。
自身の読書や体験が皮相浅薄なものでしかない事が分かりました。
どうすれば改善できるのでしょうか?

A 回答 (7件)

質問の趣旨に沿って回答。


大事なことを二つ


まず一つ目。数をこなすこと。

例えば小説を初めて読む人間が「物語を構成する上で重要な伏線や設定」や「キャラの言動や文章に込められた真意」、「シーンの意味や作者の意図」等を的確に把握出来るかというと、やはり不可能です。
こいういうものは、それまでにたくさんの作品を読んできた人間が、その経験を土台に考察して初めて可能になるんです。

質問者様が、自分は作品を十分に理解できていないのでは?と感じるようになったと言う事は、逆に言えば物語をより深く楽しむことが出来るのに必要な経験が蓄積されてきた証拠でもあります。
ですので落ち込んでいたらもったいないですよ(笑。これからもどんどん読んだり観たりプレイしたりしましょう。

時には同じ作品を繰り返し読むというのも有効です。
繰り返し読むうちに、はじめは見えていなかったものが少しづつ見えてくるということは良くありますから。


二つ目。こちらは実践が難しいので努力目標ですが、優れた分析に接すること。

世の中にはいっぺん読んだだけで、ストーリーの構成も伏線も作者の意図も何も全部読み解いてしまう人たちがいます。
運良くそういう人間が身近に一人いれば仲良くなっていろいろ話を聞く、つまり読み解きのお手本を見せてもらうわけです。これが出来れば一番いいのですが、たぶん中々見つからないでしょう。

見つからない場合、新聞や雑誌あるいはネット上に掲載されたレビューを見て回るというのも良いです。

レビューなんてのはピンキリで(これはプロでもアマでもそう)、中には「どう考えてもピントが外れてるだろう、これ」というレビューも多いです。
でも逆に、ほんとに優れたレビュー、「あ、この作品はこう読むのか!」と驚かされるようなレビューもたまにはあります。

そういう「あ、こう読むのか!」という眼からウロコの経験が積み重なると、作品を理解する力は飛躍的に伸びて行きます。

といって、中々そんなレビューには行き当たりませんけどね(苦笑。
それでも、「この作品を他の人はどういう風に読んでいるのだろう?」という興味を持つだけでも十分です。
それは作品を客観的に捕らえる取っ掛かりになりますから。
    • good
    • 0

「他の読み方があるのでは?」というのが豊かな読書経験の1歩だと思うので、質問者さんはすでに素敵な読書家なんだと思います。


後は読書経験と人生経験なのでは?
といっても人生経験なんてすぐ得られるものではないので、実践的な手段の話を。
まず、お友達と本の感想を言い合ったり(別に課題じゃないのだから、気楽に)、読んだ作品の書評を探したりすると言うことでしょうか。ユニークな感性の友人は、読書家でなくても、感想がユニークでとても刺激になります。
書評サイトやアマゾンなどの感想は玉石混合ですが、面白い感想も沢山ありますね。
またいわゆる名作は研究本が沢山あるので、それに読み方を学ぶ、という手もあります。
もっと本気で「読み方」を、というならば、大学でやっている小説の分析方法を学ぶという手もあります。
例えば入門編としてちょっと古いけど「文学の方法」川本皓嗣, 小林康夫編、などを参考にされてはいかがでしょうか。
ただ、「本の読み方」自体の研究を一生の仕事にしてる人もいるのだから、そういう読み方が出来ない→駄目だ→本なんて読まない、というのはナンセンスです。
ポイントとなる伏線や設定などについては、裏技として「小説の書き方
」系の本を読むという手があります。書き手の手法を学んでしまうと言うわけです。ただ、そんな本読まなくても、良い作品を沢山読んでいれば、いつの間にか分かってきます。

記憶力についても、覚えている情報だけ多くても、感受性が低かったら意味はありません。忘れたら読み返せば良いじゃないですか。

結局大事なのは良い作品に沢山触れて、余計なことを考えず思いっきり楽しむということではないでしょうか。
    • good
    • 0

1冊の本からたったワンフレーズだけ心に残すつもりで読んだらいいです。


それ以外はわからないまま右から左に流れ去ってもかまわない気持ちで。

心に残るワンフレーズはどれかなー、と楽しんで探す心だけあればいいです。
一生懸命読んだとしても1年後心に残ってるのはワンフレーズくらいのものです。

ほんとに大事なのはそのワンフレーズを探す過程のなかで
少しだけ広がった心の世界なのですから、結果オーライですよ。
    • good
    • 0

「回答」ということからは外れますが、下記の回答、特に No.1 と No.2 は、個人的にはすごく共感できます。

具体的なのは No.3 ですが、それは教科書読みというか、論文などを読む、知識を得るために読む場合の読み方のひとつとしては有効なものだと思います。
kikai120 さんは、読んだものはすべて理解し、記憶しておかなければ「楽しんだ」ということにはならないと思っておられるのでしょうか。
私などは、天地がひっくりかえっても無理なことです。
だって、すべてを理解して、すべてを覚えていなくちゃならないなんて、窮屈で、退屈で、そんなことなら、初めから遠慮してしまいます。
気に入った本とか、気になる本とか、そういうのは、1度読んで終わりじゃなくて、時間をおいて、また読めばいいわけです。
私などは、半分くらい読んでから、「以前読んだことがあるような気がするなぁ」と気がつくこともあります。
お気に入りの本に出会ったら、何度も読めばいいんじゃないでしょうか。
そのつど楽しめるのは得だなぁくらいに思っておればどうでしょうか。
    • good
    • 0

付箋(=ポスト・イット)を貼りながら


あるいは、メモをとりながら読み進みましょう。

自分の所有する本であれば、
直接、本に書き込みをするのも
いいですね。
(この方法は大学の先生に教えられた方法ですが)
私は重要な本は2冊、購入して、1冊に書き込みをしたり
マーカーをいれるようにしています。

アナタさまも工夫してみてください。
ご近所の高齢者さんのライフ・ストーリーを「聞き書き」して
あげるetc.してみるのも効果があるでしょう。
(コツは、録音器を持参しないで取材メモだけで完成させましょう。
集中力がアップします。 ※『ティファニーで朝食を』で知られる
T・カポーティは真実が語られないことを懸念して、メモすら
とらなかったそうですが私も、いまトレーニング中です)
    • good
    • 0

改善というか、その読んだ時楽しければ良いと思うのですが


忘れたなら再度読み直す見直すとうすれば補完できると思います。
私も昔に読んだ見たやったこと全て覚えている訳ではないです。
    • good
    • 0

理解が必要な時もある。


でも感覚で読後に残った貴方のイメージであり心象こそが意味そのものという事もあるからね。
逆に今の貴方は自分に辟易という凄くマイナスな感覚で本を読んだり、情報を取り入れてるから余計に自分の中に自然に残るものが少ないんだよ。無理に読まない。
好きという気持ちが素直にエネルギーになってないならね。
義務じゃないんだから。読みたいな、世界を感じたいなと自ら動いて、自らの意思でページを繰っていく時。そこに本当の意味での読書の面白さや価値がある。完璧に読もうとしなくてもいい。
でも読んでいく中で貴方の中に出来てくる心的風景や感情があるでしょ?それをそのまま大切にする。そこに意味や正解不正解は無いんだから。貴方の中での答え。それがページという世界を潜り抜けてきた貴方の手にする財産。貴方固有の感覚で良いんですよ。
もっと力を抜く。考えない。感じる。感じながら考える。
読書世界をもっと楽しまないと☆
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!