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自分の考えと半分は愚痴です。宜しければお付き合い下さい。

海外に良く行くようになって、日本の伝統文化って素晴らしいなと改めて思うようになりました。

例えば欧州に行った時に美術館巡りをすると、そのうちにどの国も同じように見えて来てしまったり、綺麗だなーとは思うけれど、飽きて来てしまったり…。そんな時に、浮世絵点がたまたまやっていて、見てみたのですがとても綺麗で、世界でも日本のカルチャーって、独自のものだと思うのです。日本の文化を誇りに思うようにもなりました。

だけど日本は今イチ欧米の真似ばかりしているような気がします。
歌舞伎座も新しく立て直された後は高層ビルだと聞いて
ガッカリしました。合理性を追求したら欧米式の方が良いのかもしれませんが、文化財は残すべきなのではないでしょうか。
旧正田邸だって、壊してしまいましたし…。

やはり日本の風景に似合うのは昔の日本の建物だとも思います。

今観光客を日本は増やそうとPRしているようですが、
ハッキリ言って欧米の真似でセンスを感じられない日本って
電化製品やマンガアニメ等のオタク文化以外、見応えがないように
思えます。

京都もビルの周りに囲まれててガッカリしたなんて外国人の
意見も聞いた事があります。

日本らしさを取り戻そうと言う動きってないんでしょうか?

ヨーロッパでは街の景観も大事にしているそうですし、
駅にエレベーターもないし、階段ばかりで日本人からすると住みにくいかもしれませんが、パリにいると足腰が鍛えられると現地の人は言っていました。

フランス人が自分の国を誇りに思ってるように私もなりたいものです。

話がそれてしまいましたが、質問は日本は建築物だったり、
昔ながらの文化を簡単に壊してしまうのか。
欧米のマネばっかりするのか。新しく立つ高層タワーも
英語だったり…。見た目もイマイチ。

「日本は素敵な伝統文化を持っているから観光しに是非遊びに来なよ」
とは今は言いがたいですね…。

A 回答 (5件)

こんにちは。

日本は昔から地震、台風などの天災が多いですよね。そして、日本の家屋は木で出来ており火事になりやすいです。日本の家は壊れるのを前提で作られています。日本人の意識の中には物はいつか壊れてなくなるものという考えがあると思います。そこが欧米人とは違うところです。第2次世界大戦後、ヨーロッパでは戦争で破壊された街を戦前の街並みどおりに再建しました。日本は違いますよね。日本は大昔から天災、人災で破壊され、そして再生を繰り返し、アメーバのように姿を変えてきました。そこがある意味、日本の魅力だと思います。しかし、自分達の文化を守り大切にするという気持が薄いのも事実ですよね。ある人が言ってましたが、外国から来たVIPを宿泊させる迎賓館の前を通るたびに顔から火が出るほど恥ずかしいと。ヨーロッパの宮殿を真似た歴史の重みもなく日本文化の欠片もない建物に外国のVIPを泊めるなんて本来なら国辱ものですよ。私が外国人、特にヨーロッパ人ならば完全に馬鹿にします。日本人はよく、外国の映画に出てくる日本は変だ。などと言いますが、その映画から出てきたような外国人の感覚で作った変な日本の建物に宿泊させられたら、思わず苦笑いし、相手の事を軽く見るんじゃないですかね。中国の迎賓館なんかは清朝時代の建物です。そういう所に宿泊した外国のVIPは感動し中国に対して尊敬の念を感じるはずです。まったくもって残念です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまいすみませんでした。

確かに、地震などの天災は多いですね。それに適した
建築も多い気がします。例えば一本柱を使った地震に強い
建築物もありますよね。なので独自の建築技法はあるのかと思います。

明治維新や戦争で建物が壊されてしまい、近代化…。
それでチグハグな町並みになったのでしょうか。

>外国から来たVIPを宿泊させる迎賓館の前を通るたびに顔から火が出るほど恥ずかしいと。ヨーロッパの宮殿を真似た歴史の重みもなく日本文化の欠片もない建物に外国のVIPを泊めるなんて本来なら国辱ものですよ

私もそう思います。前に麻布の高級住宅街は天井が低いのに
シャンデリアがあって恥ずかしいと言っていた人がいて、
私も同感でした。

もういい加減日本の文化の素晴らしさにも気がついて、
皆で守って行こうという試みというか、意識が強くなって
そういう運動が起こっても良いのではないのかとすら思います。

お礼日時:2009/05/10 22:38

京都の景観に失望する外国人や


東京タワーにガッカリの質問者様のお気持ちも分かります。
エッフェル塔なんて完成当時は「パリの景観が台無しだ!」とパリっ子からは
猛烈に不評だったのに、それを真似するなんて陳腐もいいところです。
第一、自国文化に感動できない人もやはり外国文化を理解できないでしょう。

だから、自国文化を見つめることで外国文化に目を開き、
外国文化にときめくなかで自国文化の素晴らしさを知ることができれば
いいのではないか、そう私は思います。
問題はこのどちらかに偏りがちな点なのですが、
下手に啓蒙を考えるよりは、まず自分がそういう態度を
身につけることが先決なのかもしれません。
自分もそう心がけたいと思います。

そう考える私が「日本に興味があるんだけど、日本は面白いかい?」と
外国人に聞かれたら、
「面白いよ、伝統のものと最新のものが絶えず交流しているんだ」
とでも答えるでしょうか。

この回答への補足

現地に住んでいる人が自分の町並みの美しさに改めて気付くのは
海外に出たりした時だというのも多いと思うのです。
私も長くいて、そういう感覚になったわけです。

日本が面白いかとかではなく、過去の文化を尊重するわけでもなく
どんどん壊していき、金もうけ主義に走るのに胸が痛いわけです。

補足日時:2009/05/20 01:30
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おっしゃるとおり、われわれは自国の文化を大切にしているとは言い難いですね。

日本人が本当に自然の情緒を理解する、唯一の民族であるならば、もっと自らの文化を大切に掲げることでしょう。

 われわれは、独自の文化とは何かと問うときに近視眼的にならず、常に彼我の文化を公平に対比させなければなりません。それには外国から日本の文化を見た場合の視点を考える必要があります。

 日頃の思考でも、自ら問いを発するばかりではなく、他者の問いに答える訓練も必要となるでしょう。どちらか一方しかないから、唯一の民族とか、舶来上等とかいった両極端に陥りやすいのです。それではどこかの半島民族と変わりありません。

 現代になお息づく特有の考え方こそが、われわれの文化です。文化とは有形無形を問いません。もう一度文化の意味を問い直されてはいかがですか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も大切にしてるとは言いがたいと思います。
老朽化は仕方ないにせよ、残す努力をしてもらいたいです。

そういうのに税金を使って欲しいです。

お礼日時:2009/05/20 01:37

日本人は、世界中で唯一、自然の情緒を理解する民族です。

だから日本人らしさ、日本人の行動パターンの原理は、自然の情緒との交流が基本です。外国人は、自然と人間が対立して、自己表現が行動パターンの基本です。その原因は言葉の影響です。外国語は子音を強調します。子音は自我意識です。日本語は母音を強調します。母音の時に自然の情緒が発生します。だから、日本語を話すと癒されます。とくに邦楽の、義太夫節や民謡、演歌など伝統芸能は情緒、心の癒しを目的にしています。これを大学の先生が理論的に、日本人の脳、大修館書店、角田忠信著、で説明されてます。それによると、日本語を話して育った人は、脳の音感の構造が変化して、自然の音、川や風の音や、鳥や虫の声に敏感になり、自然の情緒を理解できる事です。外国人は雑音に聞こえるそうです。だから日本の伝統文化は、脳を休めて、自然の情緒、心の癒しを追求しています。西洋文化は自己表現を追求しています。なぜ脳の思考を休めるかというと、脳が思考してる時は、人の心と自然の情緒との交流を、脳が遮断するので心がストレスになります。脳が休むと、自然の情緒と人の心が、交流して心が癒されます。だから日本人は、脳の論理的な思考を嫌います。そして手先の仕事は、脳が休むので盛んです。職人芸や、茶道、能、日舞、箸、書道など、だから日本人は手先が器用と言われます。また依食住すべてに情緒、癒しがあります。だから日本的発想こそ、世界中の人の心を平和にします。予言では、2012年から日本文明の時代になります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自然の情緒を理解出来ている人って今少ない気がします。
昔の人は自然と共存して、情緒も大切にして…と思いますが
今は皆無だと思わずにはいられません。それに伴って
個々のモラルの低下も気になるところです…。

欧米生活の憧れが強いからバカにされるんだとも思います。

お礼日時:2009/05/10 22:40

壊してしまうのは日本だけの話ではありませんが、壊してしまうのもある意味文化です。


多分質問者様は、昔の建築や行事や言葉遣いや習慣、マナーを壊すなと言うことを仰りたいのだとは思いますが、
何が日本らしいかは難しいところです。

建築物で云えば、日本は基本的に木造建築でしたので、直し・立替を繰り返すのが基本です。伊勢神宮にしても古代と同じ形に全て新しく立て直します。これは腐りもしない石造りの建物の欧米にはありえない概念だそうです。法隆寺にしても世界遺産の審査を通すのに木造家屋の概念の説明から行い大変だったそうです。つまり、法隆寺は建ててから1000年以上昔のものかもしれないが、あらゆる部分が昔から直してきたものだからです。建材的に1000年以上昔のものは少ない建物は、古い建物と云えるかということです。最終的には単に古い建築と言うことだけではなく、この修繕や建て直しながら保つという木造文化の部分も含めて審査が通ったという事です。
建て直し文化がある以上、全く別のものにして新しくしてしまうと言うのもその延長上です。建材はコンクリートに変わりましたが。

また、今の日本に来る観光客に日本的として人気なのは、築地魚市場と場外の回転すし屋だそうです。特にこの回転すしは欧米人いわく、なんとも日本的だそうで、システマティックにベルトコンベアで伝統の象徴すしがスムーズに流れてくる。これが、築地のセリの掛け声のある裏の場外でスマートにやっていると言うところがなんとも量感的なんだそうです。
ちなみに、ちゃんと勉強している人意外の欧米人は、日本にはテクノロジーを駆使した忍者が飛び交っていて、責任を取るときは切腹して、女性は芸者+AV女優の影響でいつでも優しくさせてくれると思っています。そして回転すしを見てもサスガ忍者の国だという感覚になるみたいです。

確かに私も、歌舞伎座は昔の形が良いと思いますし、祇園の町屋はあのままであって欲しいし、法隆寺はいつまでも今の形を保ってて欲しいですけど、例えば餘部鉄橋、私はあれを美しいし残してもらいたいと思います。しかし、架けた当時はどうでしょう?最新の技術だったはずで、時代が時代ならせっかくの田舎の風景を汚したなどと言われる事でしょう。エッフェル塔を真似た筈の東京タワーも今は風景に溶け込んでいますが同じ事が言えると思います。

一方的に残すと言うのではなく、
残しつつ、、、というバランスなのではないでしょうか。
確かに残してもらいたいものは多いですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

壊してしまうのが文化なのだとしたら悲しいことだと思います。

建築物で言えば、確かに日本の建築物は木造なので
火事にあったら危険だとか色々理由はあるかと思います。
けどヨーロッパでも大規模な修復はけっこうしていましたし、
残そうとしている努力というのをとても感じました。
日本も、木造は危ないけれど燃えにくい木材だって今は
出てきているみたいですし、外観だけでも従来の姿を
残す工夫はできると思います。

東京タワーがエッフェル塔を真似てできた。
これですかね。何でも真似するのがいかがなものかと思うのです。

ちなみに、築地が人気というのは知っているのですが
じゃあ他には?というと浅草や京都などの日本古来の町並みが
残る観光地はやはり人気ですので、そういうのを見に来ている
人も多いはずです。

バランスが大事、それはとても大事だと思います。
何でも最新式の外観がいいとは限らないと思います。
日本人ってナンセンスと思わずにいられません。第一
西洋の真似したって似合わないです。やっぱり日本人には
日本の伝統が一番似合う。

お礼日時:2009/05/04 16:46

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