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木管楽器について質問です。
サックスはアルトサックス、テナーサックス、ソプラノサックス、バリトンはちょっと特殊ですがそれでもソロでやる人もいます。全体的に、特殊管という扱いではないです。
ところが、クラリネット、フルート、オーボエなどは、完全に主軸の管と言うのが決まっていて、クラリネットならB♭の、フルートならCの、オーボエならCのというのが、完全に他を圧倒していて、ほとんど生産台数も特殊管は本当にまれということではないでしょうか?
これはどういう理由なのでしょうか。

私なりに考える理由として
○リングキー適用の管が決まっているから
というところを考えました。クラリネットならあのB♭管じゃないとリングキーにできないですしね。フルートも同様です。
この人間の手の大きさに適したリングキー適用できる管が基準となっている。サックスにはどの大きさにもリングキーはありません。

他にはどういう理由が考えられるでしょうか。

A 回答 (4件)

サクソフォンは「アドルフサックス」という人の人造楽器、つまり設計された楽器です。

他の吹奏楽器が地域や習慣上、ほぼ自然発生した経緯から比較すると、音楽の歴史上まれな存在なのです。
また、他の楽器は音域や音色、奏法などの問題が発生し、なかなか基本のサイズを変更することが難しいと思います。バスフルートなど、もともと人間の狭い運指を管サイズに合わせて設計したので、とんでもないメカになってしまいましたね。
またそれらのための楽曲や楽譜が少ないのも普及しない原因でしょう。
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この回答へのお礼

近年人工的に発明されたものということが、基準を作らなかった要因のようですね。

お礼日時:2009/05/12 23:20

サックス吹きです。


特殊・特殊でないという基準はどこに置いているのでしょうか?
オケを基準に考えるのでしたら、サックスは全てが「特殊」という枠に入ると思います。
アルトフルートやバセットホルン、バスクラ、オーボエダモーレの方がまだメジャーな部類に入ると思うのですが。

またバスクラはオケではかなり頻繁に使われていますが、リングキーではありません。
リングキーか否かは、関係ないと思うのですが。

この回答への補足

サックスの生産量は、割合的にアルト、ソプラノ、テナーにそれほど開きがあると思えないところです。たいして、アルトフルートやバスクラリネットの生産量は、普通のC管フルート、B♭クラリネットに比して非常に少ないと思われます。

補足日時:2009/05/10 19:03
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こんにちは


 クラリネットについては、仕事がある楽器(プロがいる)と無い楽器(プロは少数)という捉え方です(笑)

 Es管ソプラニーノの通称エスクラ、D管、C管ソプラノ、B&A管ソプラノの通称並クラ、F管アルトのバセットホルン、ここまではモーツァルト/ベートヴェンの時代前後から協奏曲などの作品があります。 類推するところ、この時代は、機械加工技術が発達していなかったことで、キーの数が少なく運動性能も現代の楽器に比べて劣っていたので(クロスフィガリング)作品の調子に合わせて楽器が作られたようです。
 またバセットホルンとモーツァルトが協奏曲を書いたオリジナル楽器ではないかと云われている本来のバセットクラリネットは、並クラと同じ管径で長さを伸ばして低音域を確保した楽器です(本来、並クラと同じマウスピースを使う)。

 Es管アルトのアルトクラとB管テナーのバスクラ、Es管コントラアルトクラ、B管コントラバスクラは、もう少し時代が進んでアドルフ・サックス氏がサキソフォーンを発明して、そのメカニズムを応用してハーモニー楽器としてのファミリーを完成させたと認識しています(軍楽隊の発達と関係が深いと思う)。
 楽器の調子の取り方もサキソフォーンとまったく同じで、まるで兄妹ですね。 リングキーの適用の管が決まっているからというより、アドルフ・サックス氏の考案したようなメカニズムを作る技術がなかったといったところです。

 ギャルドというフランスを代表する楽団(軍楽隊の分類)がありますが、1960年代のジュリアン・ブラン指揮の時代には、クラのハーモニー楽器や金管のサクソルン属が入った独特のサウンドをしていましたが、その後ロジェ・ブートリ指揮の時代になってハーモニー楽器やサクソルン属を省きました。 これは、仕事がない楽器に演奏者はつかないという理由で省いたということでした(くだんのブートリ氏が来日したおりのインタビューで現代のコンセルヴァトワールにハーモニー楽器やサクソルン属の演奏者がいないからと聴きました)。
 ビュッフェにしろセルマーにしろ、最も仕事がないと思われるEs管アルト、Es管コントラアルト、B管コントラバスは、仕事がないから楽器の需要も無いので、ず~っと改良されていない中途半端な楽器で演奏することを強いられています。F管バセットホルンが定期的に改良されているのとはえらい違いです。

 ちなみにクラリネット・カルテットをB管、Es管アルトクラ、B管バスクラの編成にするのは、アメリカからの輸入です。 フランスでは、Es管ソプラノ、B管ソプラノ、F管バセットホルン、B管バスクラの楽譜が普通にあります。

$蛇足
 サキソフォーンのソプラノ、アルト、テナーについては、アルルの女、ボレロ、展覧会の絵などでクラシックの仕事がありますが、バリサキはないですよね。
 それ以前にサキソフォーンは、新しい楽器なので定番の作品が少なく自分で作品を開拓しないとリサイタル開けないでしょ(^^; アルトクラやコントラアルトクラ、コントラバスクラはもっと悲惨(CD出されているプロの方もいますよ、少ないけど)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても勉強になります。
結局、持ち替えって言うのが主体になっているのでしょうね。
仕事がある楽器を基準にすべきだということでしょう。

お礼日時:2009/05/12 23:19

別にそんなことはないですよ。

思い過ごしです。

クラリネットは、B管の他にA管やEs管は普通に使われますし、バスクラリネットも普通です。

フルートの高音には、ピッコロと名前が変わりますが普通に存在します。低音フルートがあまり使われないのは、鳴りが悪いからです。

オーボエは、これも名前が変わりますが低音のファゴットやコントラファゴットが普通にありますし、イングリッシュホルンもあります。

また、リコーダーもソナタやコンチェルトではアルトがよく使われますが、ソプラノの使用も多いです。F管もC管もD管もあります。

・管楽器にB管が多いのは、鳴りが良いからとされています。
・吹奏楽の場合は教育的意味合いが強いため、音楽的要求よりも経済性や画一性が優先されますので、楽器の種類は集約される傾向にあります。
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この回答へのお礼

その、集約される傾向というのが、結局は経済性ということのようですね。

お礼日時:2009/05/12 23:21

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