アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

以前、外国人の講師(アメリカ人)に、

『ネイティブスピーカーは「優しい」という時、
「kind」は絶対に使わない。
日本人はよく「kind person」というが、
ネイティブは「nice」を使う。』

と強く念を押されたのを覚えています。


しかし「kind=優しい」というのも間違いではないはず…。


実際のところはどうなんでしょうか?

A 回答 (6件)

"nice" と "kind" の意味の違いではないでしょうか。


"kind" を日本語にすると "心の優しい" という訳になり、生まれ付き (?) 心の底から優しいという意味を持っています。
対して、"nice" を日本語にすると "思いやりがある" という訳になり、生まれ付き (?) 心の底から優しいかどうかは別にして、少なくとも表面上は人に対して親切に接するという意味を持っています。
"kind" も使われますが、その人をどれだけ知っているか ... だと思います。

因みに主人 (アメリカ人) に何かをして貰った時に
"Oh, you are so kind..."
と言うと、いつも
"I'm not kind. I just try to be nice."
と言われます。^^;
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。

先生が言っていたことが少し理解できたような気がします。
やはり意味がはっきり違っているんですね。

お礼日時:2009/05/12 21:11

先ず、そのアメリカ人講師が「ネイティブスピーカーは『優しい』という時、『kind』は絶対に使わない」と云ったのは日本語だったのか英語だったのか、興味がありますね。

日本語で「優しい」と云ったのなら、かなり日本語が堪能な方でしょう。英語だったのなら、それを翻訳した質問者の言葉の選び方ということになります。

"kind"は普通「親切な」と訳されると思います。しかし、「親切な」と「優しい」の境界は非常に曖昧です。次の人のためにドアを押さえて待っていたり、お年寄りに席を譲るという行為は「親切」でもあり、「優しい」行為でもあります。私が境界線を引くとすれば、道徳・マナー・常識などに則った行為は「親切」であり、「優しい」は主に思いやりがある人柄・考えを表わす際に使われる言葉だと思います。

英英辞典'LDOCE'(Longman Dictionary of Contemporary English)で"kind"を引いてみると、次のような例文に遭遇します。
・"She is very kind to animals." これはペットに対して「ドアを押さえて待っている」というわけではないでしょうから、「動物に対して優しい」という意味でしょう。人柄ですね。

・”It was very kind of you to visit me when I was ill." これに似た"That's kind of you [to do somethingが略されている]."は、『研究社 英和中辞典』では「どうも御親切に」となっていますが、病院に見舞いに来てくれるというのは「親切」よりも「優しい」の範疇に思えます。身体の不自由な隣人を病院に送り迎えするのは「親切」ですが、見舞いに行くのは「優しさ」でしょう。

・"They've been very kind about letting our children play in their garden." 子供たちが庭で遊ぶのを黙認してくれるのも、どちらかというと「親切」よりも「子供に対して優しい」ことだと思います。

ちなみに、アメリカの女性の多くは思いやりのある行為に対して「優しいのね」、「優しいわね」と云う時"sweet"を使います。
    • good
    • 1

皆さん仰っているようにkindはよく使いますよ。

あえていうならniceは、初対面でも好印象を与えるタイプなどはniceです。わりとよく知っている場合はその人が親切でも優しくてもkindはよく使われます。確かに初対面の方が優しい雰囲気ではkindではなくniceが間違いないですが。ただ、実際には「優しい」と言う場合にはsoft, sweet, gentleも口語でよく登場します。この三つは「心が穏やかで優しい」とかんじるときによく使われます。確かにkindは実際親切である、時に使うことは多いので、ただ優しいといいたい場合はkind
以外が無難でしょうね。友達も旦那のことをHee's gentle, gentle.
言ってます。「優しいも優しい」って感じで。
    • good
    • 0

#2さんと似て非なる回答です。

単に視点の違いなのですが。

「kind」は同じ優しいでも「親切」という意味で、したがって、何か親切な行為を具体的にした場合に「You are so kind.」などと言われるのが一般的です。ここまでは#2さんと同じ。

で、私の解釈では、この「kind」は一時的な優しさ(すなわち「親切」)を表しているのだと思っています。つまり、その親切な行為をした人は、生まれつき優しいのかもしれないし、本当は悪党でたまたま今、親切な行為をしただけなのかもしれないけれど、とにかく今は「kind(親切)」だった、と。

それに対して、「やさしいね=いいひとね=You're so nice.」です。これをどう解釈するかは人それぞれですが、私は基本的には「根っからのいい人」を指して言う表現ではないかと思っています。例えば、いつも意地悪をしている人が、ケガをした動物を手当したか何かしたら、「へえ、案外とやさしいのね」という意味で「Hey, you're nicer than I thought.」などと言えますが、「Hey, you're more kind than I thought.」とは言わないものです。そういう場合は、「Hey, that was kind of you. You're nicer than I thought.(なかなか親切なことをするじゃない。けっこう、いい人なんだね)」となるわけです。

この観点からいうと、#2欄のやりとりは、こう解釈できるのですよね。
「Oh, you are so kind...」=「やあ、君って親切だね」
「I'm not kind. I just try to be nice.」=「親切じゃないわ。ただ、思いやりのある人を目指してるだけ」
それはそれでステキ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはりkindとniceの使い分けは難しいですね。

お礼日時:2009/05/12 21:15

こんにちは、私はイギリス在住の者です。



「優しい」と言いたい時、確かに"nice"を使うことが多いですね。
日本では 「優しい」は英語で"nice" とは特に習いませんが、
実際にネイティブは"nice"を良く使いますね。

でも"kind"は絶対に使わない、という事ではありません。
私はアメリカとイギリスに住んだことがありますが、"kind"はイギリス人のほうがよく使うような気がしますね。
イギリス人が"kind"を使うときは、"nice"(良い人)に比べて、"本当に親切な人だ"、という感じに話し方も強調して使っているように思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

その先生は「“kind”は“a kind of~”という形でしか使わない!」
とはっきり仰っていたんですが、
少しおおげさに言っていただけなのかもしれません。

お礼日時:2009/05/12 21:14

こんにちは。

アメリカ在住16年になる者です。

早速ですが、

>『ネイティブスピーカーは「優しい」という時、
「kind」は絶対に使わない。
日本人はよく「kind person」というが、
ネイティブは「nice」を使う。』

と先生が仰られたとの事ですが...そんな事はありませんよ。

実際先程、同僚のお母様が仕事場に来てましたが、その時の会話で

"She's such a kind person, you know?"

と言ってる人がいました。

勿論"nice person"と言うのも普通に使われますし、どちらかと言うとnice personの方がよく使われるとは思いますが、“優しい人”と言う時に“kind person”は“絶対”使わないと言う事はありませんよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり普通に使用されるんですね。
その先生は怖い方で、
たまに無茶苦茶なことも言うので間違いだったのかもしれません。

お礼日時:2009/05/12 21:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!