プロが教えるわが家の防犯対策術!

子供がピアノを弾くとき、打鍵の弱さが気になります。
第一関節がへこみ、しっかりした音が出ません。(しっかり鍵盤に指が定まってない、ふわふわと浮いてるような音)
指を立てようとすると、肩が上がり、ますます音が小さくなってしまいます。
どういうふうに指導したら良いのでしょうか?
年齢は小学1,2年生です。

A 回答 (7件)

こんにちは。


第一関節とは 爪の下の関節で良いですね?(私は指の付け根を第三関節と言っています。稀に逆の方もいらっしゃるので 念のため)
まず 指を立てようとして肩が上がる 音が弱くなる…完全に脱力ができていません。ピアノ奏法で一番大切なのが脱力です。
指の筋力(様々な筋力がありますが)や関節が弱いと腕の重みを指にかけられず 肩や腕に力を入れて腕を軽くしてしまう本能があります。(指が重みに耐えられる力がないため、支えられないので)
特に小さいお子さんは 指の筋力・関節は弱いのが当たり前なので 脱力をさせず大人のような強い音を出させようとすると 非常に悪い癖がつき大きくなってもなかなか矯正できなくなりますので 注意が必要です。
ピアノの前に座ったら まず脱力を優先させて下さい。で、必ず脱力の原理を説明し非常に重要な事だと教え込んで下さい。変な言い方ですが洗脳するくらいしつこく。
脱力の原理はご存知だと思いますが『身体・腕の余計な力を抜き 腕の重みを指にかけて弾く』という事なんですが ネットで『ピアノ 脱力』と検索すると様々な情報が載っていますので 非常に参考になると思います。
ただ 逆に言えば指の筋力・関節が弱いと脱力は当然しにくいので 指の筋力トレーニング 関節強化も非常に大切になります。

私の場合は ピアノを弾く時、絶対に無理な音は出させず 脱力と音型に必要なタッチ、手首の使い方に集中して 無理に強い力で弾かせる事はしません。
一つ一つの音の打鍵は丁寧に神経を集中して指を降ろすように指導しています。

つまり 強い音 強いタッチが先ではなく 脱力や丁寧な打鍵を心がけているうちに 大抵のお子さんは指の筋力や関節が強化されてきます。脱力はしているけれどゆっくり深く打鍵するというような感覚ですかね。

又 ピアノを弾かずに筋力トレーニングや関節強化は是非やって下さい。他の回答者さま同様 私も手の内に入るくらいのボールを暇な時間に握らせたり 使い終わったスプレーを指一本ずつ押したり(お風呂の中が良いと思います)指の腕立て伏せと称して 第三関節から指を上げ下ろしさせる等々。 又弱い関節をしっかり出して(ピアノを弾かずに机の上などで)指を立てさせたり(ピアノ以外の所ではしっかり力を入れさせます)ピアノから離れた場所では脱力云々ではなく 指に力を入れる作業をさせます。

私はかなり以前に 指の関節強化と脱力 指のフォームを作る為に 関節にテーピングをする…という講座を受けた事があります。

確か佐々木恵子先生という方(記憶が曖昧です)が考案されたものだと思いますが ピアニストも以前、指にテーピングして弾いているのをテレビで見た事がありました。

第一関節 第二関節にテーピングをするのですが 指を軽く曲げて関節が出る状態のままテーピングで 関節を固定するんですが あまりに強く巻いたり やり方を上手にしないと かえって悪影響を及ぼしかねないと私は思うので もしこういう方法をお試しになるのであれば まずご自分が実験台?になってテーピングしてピアノを弾き 悪影響がない状態を確認されたらお子さんに試されると良いかと思います。

残念なことに、この方法論を記述した本を私は存じ上げませんので もし実行なさる時は十分注意して下さいね。

この方法がうまく出来ると 力を入れずに勝手に指のフォームが良くなり(テーピングによって指が形作られます) 関節もしっかり外側へ出ますので 脱力に集中しながら指づくりができると思います。
しつこいようですが もし実行されるのなら、くれぐれもやり方を良く研究されて 指に害のないように指導して下さいね。

長文失礼しましたm(__)m
ご参考になれば幸いです♪
    • good
    • 1
この回答へのお礼

まずはお礼が大変遅くなりましたこと、申し訳ございません。
ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
まだ子供が小さいため、なかなか上手く伝わらないのも現状です。。。
でもボールやスプレー缶を使ったものからやってみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/25 11:40

ご自身がピアノの先生で自分の子供に教えてらっしゃるのでしょうか?



ピアノに通わせているなら、先生にそれとなく話してみては?先生は把握していて、いままだその段階ではないとしているのかも。先生にお任せした方が無難です。

家でただ好き勝手に遊びで弾いているのなら、気にする事ではないと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりまして申し訳ございません。
私が教えていますが、なかなかうまく伝わらなくて・・・
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/25 11:43

はじめまして。


奏法についてのアドバイスはもうありますので他のことで・・・
小さいお子さんの場合は指先を使う遊びをしたことが「有・無」で指の強さに違いが出ることがあります。
昔の子供の遊びの中には色んな工夫がされていますよ。
ピアノにこだわらず指先を使う遊びをしてみてはどうでしょう?
    • good
    • 2
この回答へのお礼

指先の遊びですか。
なんだか楽しそうですね。
是非やってみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/16 19:40

イスが低いと思われます。

鍵盤がみぞおちより高いところにあると、苦しくなってしまい、指は寝てしまいますし、これを無理やり手首で・・・とすれば、確実に手首を傷めます。
極端な話、お化けの真似をするときのような手の角度が望ましいです。
時に、ガーンと、記号で言えばffくらいの音を出すときなどは一瞬だけ方が上がるのは仕方がないです。

実はパソコンのキーボードの打ちやすい高さ=ピアノの弾きやすい高さだったりします。あくまで目安にすぎませんが。
ただ、小学生でもまだまだ小さいので、かた~いピアノをゴーン!と打ち響かせるのは大変だと思います。

また、音がも「しゃもしゃ」していると言うほどの状態であれば、ちょっとプロの講師に習わざるをえないでしょうね。多分、文面では説明しようのない、あるいは理解に苦しむ状態になっているかもわかりません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

いすの高さは大丈夫だと思うのですが、上手く構えても、いざ弾きだすとどうしても固まってしまうようです。

参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/16 19:39

文章入力間違えがありました。

誠にすみませんでした。
④の ピアノのうえに を ピアノの前 にの間違えでした。
補足として、楽しく弾く事が第一条件なので、あまり気にし過ぎておこさんの負担にならない様に
おうちで遊びやゲーム感覚で訓練する事をお勧めします。


好きな自分の弾きたい曲をたくさん練習する事が一番の近道だと思います。

一つ一つはっきりと指を動かす訓練もそのうちにできるようになると思います。
ピアノが大好きになって欲しいですね。
頑張ってください。
    • good
    • 0

私は、昔、ピアノのレッスンを受けたことがある、というだけの一般人ですが。


確か、私の先生は、最初、(音楽になっていなくともかまわない、という感じで)少し大げさでもいいから指で鍵盤を「叩く」ことを強調して練習させ、それができるようになってから、少しずつ普通の運指の練習をさせたと記憶しています。ただ、小学生低学年に合うかどうかは分かりません。
参考になるかどうか、自信がありませんが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/16 19:36

お子さんはまだ骨を作っている段階なので 姿勢から良くしてあげてみてくださいね。



① 鍵盤の上に肩幅と同じ位置に五本の指を置いてみてください。

② 肘をカタカナのハ の字になるように少し気持ち上のポジションにしてみましょう
腕の形が < > になるように

③ 肩は落とします。 背筋は伸ばして 必ず足はぶらぶらしないよう台を置きます。

④ この形をキープしたら 後は訓練です
たまごぐらいのボールを両手に握ってください (小さいおこさんにはピンポン球がいいです)

①②③と同じように ピアノの上にボールを握りしめたまま座ります

誰かに腕(肘の部分を右手は左回しに左手は右回しに)を持ってもらい 肩が上がらない様に訓練していきます。

今度はピアノふたを閉じでふたの縁を(ボールをにぎっていた感覚のまま) 掴んで①②③と同じ姿勢で ④の動作をしても掴んでいる指がふたの縁からはずれないようにしっかり握れるように訓練します。

最初は3分程度で徐々に時間を増やしてみてくださいね。

まだやり方はたくさんありますが 参考程度に♪
    • good
    • 1
この回答へのお礼

大変参考になりました。
早速実践してみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/16 19:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!