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 北方領土問題についてどのように考えていますか?
北方領土とは、北海道の北にある、歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島
の4島です。日本は4島一括返還を求め、ロシア側は2島返還での決着を
求めています。この双方の溝はなかなか埋まりません。
 最近になって、4島返還にこだわっていてはいつまでも何の解決も
しないと日本側も思い、また、ロシア側も2島返還では日本は納得しない
だろうと認識し始めているとされます。
 ここで3.5島返還論が浮上しましたが、皆さんはどのように考えますか?これは、歯舞群島、色丹島、国後島および択捉島の20%を日本領とし
択捉島の残り80%をロシア領とするものです。これに賛成ですか?
反対ですか?

A 回答 (19件中1~10件)

多くの国が正式には南樺太・千島列島(択捉・国後を含む)・色丹・歯舞のロシアによる領有を認めていません。



サンフランシスコ条約第25条でロシアによる南樺太・千島列島(択捉・国後を含む)・色丹・歯舞の領有は明確に否定されています。

第25条
「この条約の適用上、連合国とは、…当該国がこの条約に署名し且つこれを批准したことを条件とする。…この条約は、ここに定義された連合国の一国でないいずれの国に対しても、いかなる権利、権原又は利益も与えるものではない。また、日本国のいかなる権利、権原及び利益も、この条約のいかなる規定によっても前記のとおり定義された連合国の一国でない国のために減損され、又は害されるものとみなしてはならない」

ソ連(ロシア)は連合国の一員として太平洋戦争に参加していますが、サ条約に署名していないのでサ条約上の連合国ではありません。この条文の存在により、サ条約を批准した46カ国は、ソ連(ロシア)による南樺太・千島列島(国後、択捉を含む)・色丹・歯舞の領有を正式には認めていません。

1952年3月20日にアメリカ合衆国上院は、「南樺太及びこれに近接する島々、千島列島、色丹島、歯舞群島及びその他の領土、権利、権益をソビエト連邦の利益のためにサンフランシスコ講和条約を曲解し、これらの権利、権限及び権益をソビエト連邦に引き渡すことをこの条約は含んでいない」とする決議を行っています。

2005年7月に欧州連合(EU)の欧州議会で北方領土を日本に返還するようロシアに促す決議案が採択されています。

ロシアは日本に対し「サ条約第2条cにより日本の放棄した南樺太・千島列島はロシアのものだ」などと主張しています。
ロシアがサ条約の条文を用いて、サ条約の有効性を認めるとすれば、この条約に存在する別の条文(第25条)もロシアは有効と認めたこととなります。ということは、ロシア自身がロシアによる南樺太・千島列島(国後島・択捉島を含む)・色丹・歯舞の領有を否定することを宣言したこととなります。
しかし、実際にはロシアは、南樺太・千島列島・色丹島・歯舞群島を国際法上何の根拠もなく、サ条約第25条に違反しながら、これらの地域の占拠を続けています。
ロシアは自分にとって都合のいいことしか言わないのです。
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下の「ソ連(ロシア)による北方領土占領のいきさつ」を記載した者です。


最後の部分で「北方領土は千島列島には含まれていないので、もちろん、日本固有の領土です。」と掲載しましたが、これは、現在の日本政府、外務省の言い分をそのまま引用したものです。しかし、よくよく調べてみると択捉・国後は過去に日本で発行された地図に千島列島の一部として掲載されていたということもあり、本当は千島列島の一部のようです。色丹は戦前に千島列島に含まれたり含まれなかったり時期によってまちまちとのことです。訂正させていただきます。しかし、南樺太・千島列島・色丹・歯舞は戦後以来、ロシア(旧ソ連)による不法実効支配が続いていることには変わりありません。
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 北方領土はまぎれもなく、4島とも日本固有の領土です。



 「ソ連(ロシア)による北方領土占領のいきさつ」

 ポツダム会談は日ソ不可侵条約執行前のソ連(ロシア)がドイツのポツダムでアメリカ・イギリスと、第二次世界大戦の戦後処理と日本の終戦について話し合った会談です(1945年7月17日~8月2日)。ソ連(ロシア)は日本と同盟中にもかかわらずなんでこんなところにいるのでしょうか?そして、上記期間中の7月26日にこのポツダム会談での合意に基づいてアメリカ合衆国、中華民国および英国がポツダム宣言を発表した。ソ連(ロシア)は日本と同盟中なのでもちろん堂々と発表の場には姿を現せる立場にはない。しかし、ソ連(ロシア)はポツダム宣言の作成には参加している。そして、ソ連(ロシア)はモスクワ時間1945年8月8日午後5時(日本時間:午後11時)、ソ連外務大臣ヴャチェスラフ・モロトフが日本の佐藤尚武駐ソ連大使にソ連の対日宣戦布告文に知らせた。布告文は以下のとおり

ソ連(ロシア)の対日宣戦布告文 ・・・抜粋・・・
無条件降伏を要求した今年7月26日のアメリカ合衆国、英国ならびに中華民国の宣言(=ポツダム宣言)を日本は拒否した。日本の降伏拒否を熟慮した結果、連合国はソ連政府に対して、日本の侵略に対する戦争に参加するよう求めた。ソ連政府は連合国に対するソ連の義務に従い、連合国の求めを受諾し、今年7月26日の連合国のポツダム宣言に参加した。
ソ連政府は、明日、8月9日より日本と戦闘状態に入る旨宣言する。

 つまり、これによりソ連(ロシア)のポツダム宣言への参加は明らかである。
 1945年8月15日正午の昭和天皇による玉音放送をもってポツダム宣言受諾を表明しました。ポツダム宣言は宣言を発した各国の名をとって、別名「米英支蘇四国共同宣言」といいます。支は中華民国で蘇はソ連(ロシア)です。その名にもソ連が表れ、その作成にもソ連が関与し、対日宣戦布告文においてソ連が参加を表明したポツダム宣言です。
 8月15日に日本がソ連(ロシア)の参加するポツダム宣言を受諾したにもかかわらず、ソ連第二極東軍部隊は8月25日に南樺太を占領、8月28日から9月1日までに、北方領土の択捉・国後・色丹島を占領、9月3日から5日にかけて歯舞群島を占領した。なお、8月18日にカムチャツカ半島方面より千島列島に侵入した第一極東軍部隊は、8月31日までに得撫島以北の北千島を占領している。全く卑怯な火事場泥棒ですな・・・
 ソ連(ロシア)は8月15日にポツダム宣言を受け入れて降伏した日本に攻撃を加えているのである。日本が武装解除しているのに北海道以北の地に攻め込んできているのである。何と惨忍な・・・
 簡単に言うと、対日宣戦布告文にあるように日本がポツダム宣言を拒否したので、ソ連(ロシア)は連合国のポツダム宣言に参加して、8月9日より日本と戦闘状態に入る。そして日本は、一度は拒否したポツダム宣言を8月15日に受諾し、ソ連(ロシア)を含む連合国に降伏した。ソ連(ロシア)が降伏しろといって日本は降伏したのに、降伏した後も引き続いてソ連(ロシア)は日本に対して戦闘行為を行っているのである。
 本来なら千島列島や南樺太も日本の領土なのだが、これは日本がサンフランシスコ講和条約において統治を放棄して連合国預かりの地となった。よって、本来ならどこの国もここを統治する権利はないのだが、ロシアが不法占拠を続けている。北方領土は千島列島には含まれていないので、もちろん、日本固有の領土です。
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日本は、北方領土の領有を放棄する代わりに、北方領土をロシアの経済特区とする案をだすべきでしょう。

(場合によっては、サハリンも含めて)
特区内では、日本人がビザ無しで自由に行くことができ、円の流通もみとめてもらいます。
さらに日本からの投資に対しての課税の減免をおこなってもらい、日本からの自由な投資もみとめてもらいます。
場合によっては、北方領土在住ロシア人の根室などへのビザ無し訪問を認める事も両国間にとって有用でしょう。
これらのことが行われれば、北方領土は、実質的に日本の経済圏となり、経済的に取り返したのと同じになります。
直接領有するよりも、はるかに経済的に有用で、ロシアとの関係改善、シベリアの資源地帯へもアクセスが容易になります。

領土問題の解決は、なにも帰属だけではなく、このような解決方法もあるのです。
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有り得ない。

(反対)

4島は当然。
千島樺太交換条約により、占守島まで日本領です。

沖縄戦のことは学校でしつこく詳しく教えるが
北方での戦いは教えませんね。

終戦後、ソ連が攻めてきて地上戦になりました。
また北海道に逃げるための船が撃沈されるなど
多くの民間人が殺され、捕らえられたものは
民間人も含めシベリアに強制連行されました。

そういうことを教えないことが国民の意識があがらない
一員にもなっています。
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そもそもまともに返せと言っていないののが問題です。


共同記者会見などで、返して欲しいなどと直接的な意思表明は聞いたことがありません。まず、首脳会談の会見の際には、共同宣言に入れられなかったとしても、必ず「返して欲しい」と誠意を持って直接皆の前で発言することです。それが無ければ何も始まりません。「継続的に問題解決のための話し合いを持つことに合意した。。。」など必要ありません。

但し、ただでは返りません。
盗んだ。などと言っても始まりません。
割るのは疑問ですが、見返りは必要でしょう。
単に金が欲しいとかでなく、オホーツク、東シベリア、沿海州の開発、経済的発展に協力に繋がることでしょう。
しかもタイミングは今でしょう。

ロシアは昔から海への「出口」を探し続けて来た歴史があります。
千島列島は安全な出口なので将来のことを考えてもロシアにとって重要なのかもしれません。
外交政策を根本的に変える必要があるかもしれません。
ゆえに、逆説的ですが、返還する島の数を変えたところでロシアにとっては大差ないということになります。

私は4島返還を官僚に任せず、もっとはっきりと欲しいというべきだと思います。国内だけ盛り上がっても意味がありませんし、ロシア側も意味が分かりません。
ダミー意見として、日本共産党のように千島列島全島返還とか、南樺太の話もたまに出すのも必要かも知れません。まず最低4島という体面をもっとはっきり作るべきではないでしょうか。
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この問題はここまでの回答者様のご意見を見ましても筋論や利益を重視する考え方などいろいろな立場があり、見解の一致は難しいと思います。



はっきり言えることは、2島返還で妥協してしまったら、それを推進した時の政府や役人は、日韓併合条約での李完用と同じ立場になり、右翼やマスコミから末代まで叩かれます。それを思うと政府が2島返還でも国益になると考えてもそのような条約の調印は不可能です。

これを回避するただ一つの方法は憲法を改正して国民投票のシステムを作ることだと思います。国民投票による決定があれば、国民の意思で条約を締結するわけですから、だれも叩くことはできなくなります。

というわけで、質問の回答とはずれてしまうのですが、こういう問題を議論できるように憲法改正して、重要案件で国民投票ができるようにする必要があると思います。まずはその後の話だと思います。
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>日本が領土問題で四島返還ではなく妥協をしてロシアと平和条約を結べば外国からどう見られるか 日本は正しいと解っていても押せば引く国だという認識になります



確かにハイジャック対策では日本は過去に失敗しました。人間の命は地球より重いとか言って妥協してしまいました。でも外交は違います。外交は譲るべきところは譲ったほうが得です。貴方の強硬論はかっこいいけど損をします。よく上司にかっこよく辞表を叩きつける社員がいます。彼らはその後苦労するではありませんか。一人だけならかっこよければいいけど、国はかっこいいだけではだめなんです。もっと現実を見てしっかりと国益を考えねばなりません。

>ロシアを批判している多くの国も 日本から離れていくことになるでしょう

そういうことはありません。

>解決した後 韓国は 対馬を自国の領土と主張 中国は 沖縄の領土を主張 領土半分で解決 ロシアは 次に北海道を領土と主張・・・

被害妄想です。それは外交の手段であって本気で北海道や沖縄や対馬を取ろうとは思っていません。

>正論を貫き通さなければ日本は 世界から認められません 国内からの支持も無くなります

世界から認められないことはありません。ただ、国内からの支持は少なくなるでしょう。日露戦争の終結に小村外相が尽力しましたが、国民は猛反発しました。でも小村外相は正しかったのです。
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何回騙されれば気が付くのでしょうか


今までも返すそぶりを見せ 何回金を騙し取られたのか
今回も 北方領土問題が進展するそぶりを見せ
結局ロシア側の狙いの経済協力だけさせられ
北方領土問題は 何も進展無く終わるだけです
ロシアは これで日本の原子力発電の技術を手に入れ
他の経済協力でも 日本の技術と資金を得る
領土問題が解決しなければ 経済協力などありえないですが
日本の馬鹿な外交では 領土問題が解決しないまま 
経済協力をしてしまうでしょうね
で ロシアは 日本の技術と資金を得た後 必ず裏切ります

日本が領土問題で四島返還ではなく 妥協をしてロシアと平和条約を結べば
外国からどう見られるか 日本は正しいと解っていても 押せば引く国だという認識になります
ロシアを批判している多くの国も 日本から離れていくことになるでしょう
さらに竹島も領土半分で解決 尖閣諸島も領土半分で解決しようという動きになるでしょう
解決した後 韓国は 対馬を自国の領土と主張 中国は 沖縄の領土を主張 領土半分で解決 ロシアは 次に北海道を領土と主張・・・

正論を貫き通さなければ日本は 世界から認められません
国内からの支持も無くなります
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 強硬派の皆さんが4島一括返還にこだわる気持ちは充分に理解できます。

No.5さんの言葉にもあるように、敗戦のドサクサにまぎれて一方的に侵略占領されたのですから。(ただし、北方領土をめぐっては戦闘はありましたが、虐殺はおこっていないと思います)
 しかしながら、相手はロシア人です。いくらこちらに正当性があるといっても簡単に譲歩なぞするわけがなく、その結果が今に至る現状でしょう。ましてや日本は力づくで相手に要求を飲ませるようなことはできないわけですから、様々な外的要因もあって相手が交渉の姿勢を見せている今こそ千載一遇の好機・僥倖とみるべきなのかもしれません。
 そういう状況下であるならば、海底資源の可能性もあり、もとより漁業資源の宝庫を目の前にして唇をかんでいる漁民のことなどを考えると、4島一括返還でなくても名より実をとるという選択肢があってもいいように思います。
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