▲ (熊野純彦:レヴィナス入門)~~~~~~~~~~~~~~~
 ・・・疲労には積極的な意味があるはずである。私が《私》であること 主体の誕生となりたちにかかわわるなにかが 倦怠には含まれているはずなのである。じっさい レヴィナスは書いている。

  ◆ (レヰ゛ナス:存在することから存在するものへ)~~~~~~~~~~~
  疲れるとは 存在することに疲れてしまうことである。そのことは いっさいの解釈のてまえで 疲労の具体的な充実においてそうなのだ。疲労の単純さ その単一性と暗さにおいて 疲労は存在するものによって存在することへともたらされる遅延のごときものである。この遅延が現在を構成する。存在することにおけるこの隔たりのゆえに 存在は一個の存在するものと存在することそのものとの関係となる。疲労は 存在における一存在者の浮上なのである。
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 《存在することに疲れてしまう》とき 私は私の存在に遅れている。この遅れ 《遅延》がしかし本質的なのである。ただ《それがそこでもつ(イル・イ・ア)》 たんにある(イリヤ) のではなく 私が私の存在を所有する。私はこの所有に疲弊している。
 この疲労が ある《隔たり》を つまり《存在すること( exister )》そのものからの距離をつくりだす。その距離によってこそ 《現在》そのものが《構成》される。かくてはじめて《存在するもの( l'existant )》 《私》という《一存在者》が誕生するのである。・・・
 (pp.67-68)
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 ☆ 解説をお願いいたします。
 うっすらと記憶している限りでは もっとゆったりと 静かに時が流れるような文章として読んだ覚えがあるのですが――そして 途中でひまがなくなってしまいました―― いったい どうなんでしょう?

A 回答 (1件)

オコリザルです。


存在する「こと」としての我、広く心の事、形に現れない我。

存在する「もの」としての我、肉体、五感など形に現れる我。

この二つを完全に一致させるのは難しく、それぞれが何らかの個性的な方法で辻褄を合せている。それが疲労を呼ぶのでしょう。
私の場合の個性てき試みは、今の所心のみを一つにする同一性への挑戦でして、要するに集中力を養っています。社会性や人格まではなかなか手が回りません。
「遅延」に関しては過去に対する未練のようなモンで、心理学か手でよく登場する。「トラウマ」とか「記憶がつらい思い出で染められている現象」などと関係があるかもしれません。何らかの悪感情を捨てきれないということでしょう。個人的には特殊な知解の現象として時間に逆らって過去へと進む思考を、鬼神が舞い降りたかのように目の当たりにしたことがあります。
「ミラーニューロン」無意識用語の「さかしま」とも関係があるでしょう。人間の能力には時間の流れを制御認識する能力が備わっていながら、それを解明して使いこなした人はいないのかもしれません。

この回答への補足

 primeape さん ご回答をありがとうございます。

 そうなんですか。
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 ○ 存在する「こと」としての我、広く心の事、形に現れない我。
 
 ○ 存在する「もの」としての我、肉体、五感など形に現れる我。

 この二つを完全に一致させるのは難しく、それぞれが何らかの個性的な方法で辻褄を合せている。それが疲労を呼ぶのでしょう。
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 ☆ そう思って振り返れば どうも わたしの場合は――いまは もう まったくと言っていいほど この趣旨説明の内容がぴったり来ず 分からなかったのですが―― 
 ○ じれったさ 待ち遠しさ 
 ☆ があったように記憶を手繰り寄せました。待っているもの(こと)がまだ来ないというからには なるほど
 ○ 遅延
 ☆ でもあるようなのですが それにしても
 ○ 疲労
 ☆ とは どうして そういう言い方をするのかなとは思います。
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 「遅延」に関しては過去に対する未練のようなモンで、心理学か手でよく登場する。「トラウマ」とか「記憶がつらい思い出で染められている現象」などと関係があるかもしれません。何らかの悪感情を捨てきれないということでしょう。
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 ☆ ということなのですか。これも わたしの場合は つねに 待っていたので つねに 未来とあい対していたと思います。そういう意味でのみ《遅延》でした。ので 《過去 / トラウマ / 思い出》というのは ピンと来ません。いろんな場合があるのでしょうか。
 ★ 悪感情
 ☆ というのでもなかったです。《とにかく 待っている / 待っていれば 何かがやってくる / 何かは分からないが 来ることは確実だ》といった感覚でした。三十歳ころまでかかりました。

 ★ 人間の能力には時間の流れを制御認識する能力が備わっていながら、それを解明して使いこなした人はいないのかもしれません。
 ☆ そうですか。わるいですが わたしが 時間を使いこなしてはいませんが もういまは 《遅延》は ないんです。《疲労》は もとから なかった。そして 《心と体》 これも 何がどうで かにがこうだという区分けを していないと思います。ですから
 ★ 集中力
 ☆ といったことも 申し訳ないですが 分からないかと思います。

 どこが どうなって こうなったのでしょう。また いろんなかたちが あるのでしょう。
 ▲☆ 〔待つことを通じて〕ある《隔たり》を〔感じたし 持った。〕・・・〔この隔たりが なにものかによって埋められた。〕・・・かくてはじめて《存在するもの( l'existant )》  《私》という《一存在者》が誕生するのである。
 ☆ というふうに いま 自分については 認識してしまいました。
 
 自分の過去の径程を知り得ました。そして ひとによって いろんな場合があるのだろうと知りました。とまとめて よいのでしょうか。

補足日時:2009/05/15 22:26
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