プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

某、巨大掲示板を見ると、4月頃、東京でインフル患者が多かったみたいです。”仮に”新型インフルだとすると、これは、メキシコからの菌が日本に入る前?とも考えられます。もちろん東京ほどの都市ですから、すでにメキシコからの菌が入った事も考えられますが・・

それより、私が質問したいのは、世の中の事象は色々なところで同時期に多発する偶然があるとおもいます(具体的に何かといわれれば即答できませんが)。そこで、メキシコで新型ウィルスが発生したのと似た様な時期に東京でもウィルスが変異したとか、そういう可能性はないのでしょうか?

素人なので、よく知らないのですが、興味本位での質問です。では、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 現在、世界中の新型インフルエンザ患者から分離されたウイルスの遺伝子解析が進んでいますが、これらは遺伝的にはみなほとんど同じウイルスだということが判っています。


 なので、メキシコから世界中にウイルスが拡散した、ということ確実です。

 インフルエンザウイルスは変異速度か速いウイルスで、しかも遺伝子単位で他のウイルスと遺伝子を交換し合う(遺伝子組み換え)技まで持っています。遺伝的再集合またはリアソータントという現象です。
 そんなインフルエンザウイルスですら、「異種動物由来の数種のウイルスのハイブリッドでヒトに高い親和性を持ち、新型インフルエンザとなりうる」ウイルスは、100年に4回しか起きませんでした。スペイン風邪、アジア風邪、香港風邪そして今回の新型(メキシコ風邪?)です。

 その変異が東京とメキシコで同時に起きる、ということが絶対起きないとは言いませんが、確率的にはまずゼロに近いでしょう。
 まして、その2カ所で互いに無関係に起きた変異が「同じ配列」になる確率というのは・・・
 ケタが大きすぎてExellでも計算できないのですが、1秒に1回変異が起きるとして、宇宙の終わり(一応300億年と仮定しました)まで観察し続けても、まずそういった現象は見ることができない、というくらいの数字になります。まあ一言で言えば「ゼロです」と言って良いかと。

 なお、4~5月にインフルエンザが流行することは、年によっても違いますが珍しくはないですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございました。

なるほど・・ メキシコと東京で同時に発生するのはものすごい小さいんですね(;^^ なんか世の中には変なたとえですが、あっちでスポーツの新記録がでたらこっちの国でも同じような新記録がでたという偶然があるので、もしや?とおもったんですが・・ なんとなく、感覚的に似てません?

しかし、それほどまでに確率が低いとは思いもよりませんでした。宇宙の歴史のなかでもこのような現象を見る事は中々できなさそうということなんですね。それだけでも面白い事実ですね。

4~5月にインフルエンザが流行する事は珍しく無いんですか。
それは良かったです。なぜかというと某巨大掲示板に町田市でインフルエンザによる学級閉鎖がはやっていると情報があったんですが、親族が町田にいく用事があるので・・

どうもありがとうございました。とても面白く興味深いご助言でした。ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/23 15:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!