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Naive な質問で申し訳ありません。

近頃、「国益」という言葉を聞くことが多いように思います。
皆様は「国益」とはどのように考えておられますでしょうか。

恐らく「国」「益」それぞれの定義からして難しいものと思いますし、それぞれ異なった定義であれば、国益の定義も様々になるのではないかと想像しております。それで種々の御意見を伺って勉強してみたいと思った次第です。

勿論、一般論として最新の近・現代国家論に基づいた学問的・教科書的なご回答をご教示していただけるとありがたいのですが、独自の社会観点をお持ちの方も沢山いらっしゃるようですので、ユニークなご回答も歓迎いたします。またある特定の「国」(現代日本国や現代北●鮮 etc. ) を想定した具体的なご回答でも構いません。

皆様のお考えになる「国益」について、広く御意見を頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

真面目なご質問には、真面目なご回答しかつかないというところでしょうか。


私もご期待に添えるかどうか(笑)

さて、私は、「国益」というのは国を構成する個人、法人の利益の総体だと思っています。
功利主義でいえば、これらの構成員の最大多数の最大幸福というやつです。

現代の国家においては、各構成員が自らの利益を主張し、政府・議会はこれらの利害を調整する場であるという考え方があります。
すべての利益が等しく主張されるのであれば、このようなシステムは、まさに最大多数の最大幸福を導き出すのですが、利益グループの力には差があるため、結局一部勢力の利害が国の政策に強く反映されることとなってしまいます。
これが、現実の「国益」です。一面的な言い方だと思いますが、「ブッシュ政権は石油産業に操作されている」とかいうやつです。

この「国益」があたかも国民の利害と一致するかのように宣伝が行われることになります。
そりゃそうでしょう、政府は自らの施策について正当性を獲得しなければならないわけですから。
これにころりとだまされると、「国益」の方が自らの利害よりも優先するように考える個人が現れるようになり、極端な場合、自らの生存が脅かされているわけでもないのにかかわらず、生命を捨てることにもなります。これは功利主義には反することです。

そう、ここに至って、「国益」は最大多数の最大幸福であるという前提を脱して、国家権力そのものの利益という前近代的な姿を現すことになります。
「国益」とか「愛国心」とか、「国」のつく言葉は、風呂敷みたいなもので、中に入っているのが札束なのか、紙束なのか、毒蛇なのか、開いてみないとわからないのです。

まあ、結局、最後は自分にとって何が得で何が損かをきちんと考えろ、ということですね。
これは、簡単そうに見えて、けっこう難しいことですが、各国の外交を見ていると、こういったトレーニングがきちんとなされているんだろうなあ、と思います。
個人の損得も考えられない人に、国の損得が考えられるわけがありません。

この回答への補足

north073のご回答とは直接関係ございませんで、ごめんなさいまし・・
皆様、残念ながらイラクで一つの出来事が始まってしまいましたね。いまさら「国益」などという言葉の定義遊びは意味がないかもしれません。が、逆に「平和ボケ」の私などにとっては真剣に、集中して考えなければならない好機になってしまいました。
それで、日本語の国益と、英語圏の国益(national interest)がどうも一対一対応にならない感じがして、英語のカテゴリに質問を出してみました。興味がおありの方は覗いてみてくださいね。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=503294 でございます。

ここも、今しばらく締め切らずにいたいと思います。再回答でも構いません。またいろいろご教示していただけたら嬉しいです^^

補足日時:2003/03/21 02:04
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この回答へのお礼

なーんだ、また良回答じゃん、イッちゃってる回答じゃなくて残念だわ!(嘘、笑^2)。

・・・冗談はさておき、north073 さんご回答ありがとうございました!

>さて、私は、「国益」というのは国を構成する個人、法人の利益の総体だと思っています。
>功利主義でいえば、これらの構成員の最大多数の最大幸福というやつです。

なるほど。ベンサムを由来とする考え方ですね。

>現代の国家においては、・・・利益グループの力には差があるため、結局一部勢力の利害が国の政策に強く反映されることとなってしまいます。

これは説得力があります。現代の大多数の「発展途上民主主義」国家みたいな国においては、この解説で充分理解可能ですね。よくわかりますわ。

>「国益」は最大多数の最大幸福であるという前提を脱して、国家権力そのものの利益という前近代的な姿を現すことになります。

現代国家を冷徹に観察すると「国益」とは巧妙に隠された前近代的なシステムの利己的な目標となるわけですね。これは言葉は違いますがSCNKさんのご意見に近いと思いました(現実的に、私もそのようなとらえかたがいいかな、と思っております)。

>「国益」とか「愛国心」とか、「国」のつく言葉は、風呂敷みたいなもので、

あははは、確かに。しかも、ビロードとか金襴の風呂敷ですよね(笑)。

>まあ、結局、最後は自分にとって何が得で何が損かをきちんと考えろ、ということですね。
>これは、簡単そうに見えて、けっこう難しいことですが、各国の外交を見ていると、こういったトレーニングがきちん
>となされているんだろうなあ、と思います。
>個人の損得も考えられない人に、国の損得が考えられるわけがありません。

同感です(なお、皆さんもそうですが、最後の話し言葉での独白はとても素敵ですね、ある意味これが一番勉強になっております^^)。
私の乏しい経験でも、実際欧米人のいい意味でのエリートと話をすると、5年後、10年後の自分はこうありたい、だから今自分はこれを一生懸命やっているんだ、と気負いもなく言うんですよね。つまり、理想・目的意識と手段が非常にはっきりし、だから損得も明確に考えている。それが、ある意味、国という共同体を支えている、と感じたりもしてきました。
東洋のとある国ではそういう意識を持っている方は、中央省庁の官僚を含めあまりいらっしゃらないような気がします。
この、個人の意識改革なしに、国益を唱えても無駄なのでしょうか・・・、あらあら、なんてちょっと国粋主義っぽい文章になってきちゃいました、すみません^^;;。

north073さん、大変に勉強になりましたし、おかげさまで大分すっきりしてきました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/19 01:53

参考程度に



大きく分けて、
(1)市民で構成される市町村の総体として国家が有るという考え方
(2) 国家があって市町村があり、市民がいるという考え方
の2通りの国家観が同時にありますね。
新しい国家や民主主義的な国家、共和政体といいますかそのような国家は、民意つまり、市町村単位の便益の総体が国益になりますね。
こういう国家観のもとでは他国間の便益、国益は市町村の便益が色濃く反映しますね。米の輸入問題などに現れていますね。
民主主義的な国家では、国益はより身の回りに近い問題で論じられるということでしょうか。一人一人の便益というよりむしろ、多数の便益が優先されますね。拉致問題の処理を振り返るとそのように見えますね。

一度国家が成立し、歴史を重ねると、国家という器が国家になりますね。これが(2)ですね。国家を通して逆向きに構成要因を観ていくわけですね。これが「お上」という概念ですね。立憲君主国は(2)の国家ですね。
困った時は何でも「お上」という構図です。間違いではありませんね。
他国との交渉は「お上」が国益にそって行うということですね。
このときの国益はなんですか。ということですね。
このときの国益は、当然「民」のためにでしょうね。
一人でも民ですから、一人の問題でも戦争を始めるのですね。
戦前はそのような例はたくさんありました。

現状はといえば(1)と(2)の要因を同時に内在しているのではないでしょうか。日本は、精神的には(2)、実務的には(1)という構図かと思います。アメリカは、内部的に(1)、外部的に(2)ですね。国民が選んだ大統領が対外的には立憲君主になるやり方ですね。

国民は、国内的に民主政体でありながら、対外的には「民」でありたいと願うならばそのような行動が必要ですね。何もせず、何も変えず、「お上」と「平和」と叫んでもなにも変わりません。
ということですか。

この回答への補足

ここまで5件のご回答をいただきました。
皆様、知的な方とお見えで、とても丁寧に答えてくださり、私には非常に勉強になっております。ありがとうございました。
ただ、観点が全く異なる立場の方からの(ちょっと心の底では期待しておりましたが)ご回答がないのが残念です(つまりですね、感覚的に「いっちゃってるなぁ」というお答えも勉強になるかとお待ちしておりましたのです)。
それで今の日本、米国、独仏、イラク、北朝鮮などのきな臭い国々の「国益」とは?という限定したお答えでもよろしいですので、ご回答が途絶えていますが、常識人を驚かせて下さるようなお答えでもいただければと、今しばらく締め切らずにお待ちしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

補足日時:2003/03/18 01:41
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

>2通りの国家観が同時にありますね。

このような、国家観の相違からのご回答もお待ちしておりました。
mmky さんのご回答は具体例込みでとてもわかりやすいですわね。
私も、英語で言うところの Nation と Country の違い(どちらも国・国家と訳されますが異なるものですよね)からみた「国益」などというものも漠然と愚考していたりしましたので、mmky さんの見方もとても納得がいきました。

>現状はといえば(1)と(2)の要因を同時に内在しているのではないでしょうか。

この部、日米ともに、国益の具現化に double standard を有しているという分析は興味深く読ませていただきました。これは面白いですね。

大変勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/15 09:23

簡単に言うと、お国のためにといって行動している人たちのうたい文句です。

直訳すれば、国の利益です。経済性、安全性いろいろな意味での利益です。ですが、考え方によっては、戦争することも「国益」です。攻撃される前に攻撃することによって、国の安全面での利益になり、戦争需要により、お金も回り、経済面での利益になります。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

>お国のためにといって行動している人たちのうたい文句です。

この定義は簡潔かつシニカルで感心いたしました。思わずほほえんでしまいましたわ。「悪魔の辞典」にでもご紹介したいような(笑:皮肉ではございません、念のため)。

>経済性、安全性いろいろな意味での利益です。

確かに「安全」というのも大きな「益」になりますわね。日本人は「安全」はただ、と思っているとよく言われますけど、それを守る投資も巨視的には「国益」になるということでしょうか。

現実的な観点からのご回答、ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2003/03/15 09:12

 解釈次第でどうとでも言える気もしますよね。

短期的利益か長期的利益か、抽象的利益か実質利益か(抽象的利益というものがあり得るのかどうかも議論の余地ありですが)・・・

 私の場合、単純にその国の憲法やそれに準ずる最高規範が掲げる価値を基準にして見るのが解りやすいんじゃないかなと思っています。
 
 たとえば日本国憲法は前文において、平和主義、民主主義の貫徹を通じて「国際社会において名誉ある地位を占めたいと思ふ」と宣言しています。
 これは人類普遍の価値の実現を標榜し、伝道者たる崇高な目標に邁進することこそ国益なのだといっていると解釈してみるわけです。

 しかしこれも結局は、現実の具体的手段選択の場面で日和見解釈の餌食となるだろう点では変わらない・・・。「平和維持には核抑止力の存在が必要だ!」とかになっちゃうんですよね。
 現状追認のための論理操作はいくらでも可能なわけで、しかもそれへの反証を実証的に示すことも難しい。

 「現実主義者」たちは、自分たちが汚名を引き受けて日々の現実を処理しなければ国は立ち行かないんだという「犠牲精神」に酔っちゃってますから、批判すればするほど頑張ってしまう。もちろん対案を提示できない「理想主義」の存在がまたそれを助長するわけですが。

 しかし日本政府が国民を説得するのに脅し文句ばかりというのはどうなんでしょう。
「~しないとこうなってしまうぞ」式の性急な誘導ばかり。
 そうしないと国民はなにも判断できず右往左往するだけだと、彼らは優しい羊飼いを自任しているのでしょうか。

 国益というのは「高度の政治的判断」だからこそ国民が主体的に関わらなければならないはずです。
世論の構成比ばかりが問題なのではありません。一つ一つの意見の輪郭を捉え、それを再提示し、さらに体系化した政策へと昇華させていく過程が予想を超えて創造的でありうることへの確信を、政府と国民双方が共有することに民主主義の本質があると思います。

 民主主義が絶対ではないかもしれない。しかし民主主義を採りながらその本質に対し誠実さ、信頼を欠く事は許されるべきではないと思います。国益を論じることを管理者のスキルに委ねるならば民主主義である必要もないでしょう。答えが常に「1」になるような引き算の式を国民に与えることで、民主主義の面目を保とうとする「国」の「益」がどんなせこい「益」なのか、考えるまでもないでしょう。

 国益について書いたのか民主主義について書いたのかわからなくなっちゃいました・・・。

 貴国の国益とは?の問いに明確に答えられる国は、自らの理想に誠実に対峙し続けている国なのかな、と思います。 
 
 





 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>解釈次第でどうとでも言える気もしますよね。

そうなんですよねぇ。「国益」などというと、たいそうもったいぶった言葉に聞こえるくせに実はそこが問題なんだと思います。正直、「国益」のため~しろ!と言われると私のような庶民は「しょうがないかぁ」と思ってしまうところがあります。ですので、政治家、官僚、財界人あたりがしきりに「国益」を連発し利用するのかな、と感じていおります。

> 国益について書いたのか民主主義について書いたのかわからなくなっちゃいました・・・。

いえいえ、とんでもございません、1982BWV988 さんの文章の流れも、ですので、とても納得がいきますわよ。それに最後の
> 貴国の国益とは?の問いに明確に答えられる国は、自らの理想に誠実に対峙し続けている国なのかな、と思います。 
 
の言葉、非常に感心いたしました。逆説的にはなりますが、ある国が自らの理想に誠実に対峠し続けた結果が「国益」と言ってもいいかな、なんて思ってしまいました(もちろん独裁者が自らの理想を誠実に追求(喜●組を維持しつづける、など(笑))した結果はどうだ、などど混ぜっ返されても困りますが((笑))。

どちらかというと、理想主義的な観点からの御意見、とても力になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/15 09:03

民主主義だから国民の利益となるとは単純には言えないでしょう。

たとえば独裁制とまでは言えなくても強権的な政権を国民が望む場合も考えられるからです。得てして国難に直面した場合など民主主義は優柔不断として退けられる場合が多いと思います。むしろ国民の利益とイコールになるのは国民国家の場合のことですね。

すべてとは言えませんが、国益とは究極的には国家の生存に直結する利益となる場合が多いのではないでしょうか。したがって国家の主権に関わる利益のことであると考えます。しかし順位は下がりますが、主権に死活的に関わらずとも国家の繁栄に関わる利益とか、一部の国内産業に利する利益であっても国益の一部である場合もあるでしょう。早い話しが国益にもプライオリティがあるということですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>国益とは究極的には国家の生存に直結する利益となる場合が多いのではないでしょうか。したがって国家の主権に関わる利益のことであると考えます。

とのところ、かなり納得がいきました。特に「国家の主権に関わる利益」というところですね。「国家の主権」を、国が標榜している主義に関わらず、「建前上ではない実際の「主権」の在処」、と読み替えるとますますわかりやすいかなと思いました。
例えば、
独裁国家=独裁者の生存
官僚主導の偽民主国家=官僚体制の生存
に直結する利益が国益、と言えるわけですね(どこの国とは申しませんが・・・)。

(蛇足ですが前半部、もちろん、真に国民の事を考えていた独裁者もいたと思います(チトーなどがあたるでしょうか)。この場合は国政を個人に委託するということで国民がある意味主権を有することになるかと思いますので、国民の利益=国益でもいいのかな、と思いました)

ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/15 08:46

民主主義国家を標榜するのであれば、国民の利益になると思うのですが、



「将軍様」や「陛下」が、イコール「国体」である場合も存在しますね。

銀行に何兆円も公的資金の投入をするのが国益だというのだけれど、国民一人あたり何百万も銀行に支援するのが国民の利益か?という疑問はあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます!

>民主主義国家を標榜するのであれば、国民の利益になると思うのですが、

素直に考えますと私も nozomi500 さんのおっしゃるとおりかなと感じますわ。

>「将軍様」や「陛下」が、イコール「国体」である場合も存在しますね。
こういう場合が・・・ですよね(笑)。

>銀行に何兆円も公的資金の投入をするのが国益だというのだけれど、・・
これも同感です(笑)。
しかも「つらい経験も長い目で見れば個人には「益」になるのじゃよ」なんて妙な老政治家に言われそうですもんね(国民を厳しい目に遭わせるのが「国益」ってことだと、日本=北●鮮が成り立ちそう(爆))。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/15 00:01

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Q主権国家と国民国家の違いって?

国際政治について勉強しているのですが、この2つの概念の違いがよくわかりません。

何か、概念的な違いはあるのでしょうか?

Aベストアンサー

主権国家というのは、「主権」つまり「政府が自分の力で自分の国を統治し独立的な権利を行使できるような国」のことを意味します。つまり外国に支配されていない、占領されていない、属国になっていない国のことですね。
国民国家というのはnation-stateといって、ネーション=国民が国の基本にある国です。フランス人の共和国であるフランスなどのように、たいていのヨーロッパの国は、国民国家です。しかし帝国のように皇帝などがいろいろな民族や国民を封建的に支配しているような国はあてはまりませんし、バチカンのような「宗教」でなりたっている国もあてはまりません。平安時代や武家社会の日本は、あてはまりません。ソ連も、いろいろな民族の連邦でなりたっていたので、国民国家ではありません。
でも、国民国家でないこうした帝国や封建的国家や連邦国家も、政府が外国の支配を受けていなくて国際社会からみとめられていれば、主権国家といえます。

QNational interst とは?

最近「国益」とは、などということも柄にもなく考えておりました(参考URL : http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=498310をご参照ください)

それで英文週刊誌などもつらつら眺めていたのですが、国益については英語では "national interest" になっていますよね。ですのでなんとなく、日本語の国益とはかなりニュアンスが違うんじゃないかな、と感じておりました。つまり「益」というところになぜ benefit といった直截的な単語が用いられないのか不思議だったのです。

そもそも interest はもともとラテン語で、 inter est (~の間にある)を語源とすると聞きます。
そこから、なぜ、興味・利益というやや系統の異なる意味が派生してきたのかも、とても不思議に思いましたし、そのような単語が、国益:national interest や公益: public interest に使われるのかが不思議に思ったのです。それで質問は以下です。

1) interest が「興味」「利益」、双方向のニュアンスを持つようになったのはなぜ(どういう歴史的背景があるので)でしょうか。
2)国益、公益といったときの interest のニュアンスは、感覚的に英米人にとってどういうものなのでしょうか。特に日本人の「益」と比較してみて。
3)英米人と「国益」について discussion したときに、お互いの認識のずれがあったという経験がある方がおりましたら体験談をお教えいただけると嬉しいです。
4)英米人の national interest の概念と、日本人の「国益」の概念、両者の差を理解し、総合して「国益とは?」ということについて解説していただけるなら、とにかく最高です。

どうも、つかみ所のない質問になっていて申し訳ありません。
1)~4)、どれか一つでもいいので教えていただけると勉強になります。
軽く考えていただいて構いませんので、よろしくお願いいたします。

最近「国益」とは、などということも柄にもなく考えておりました(参考URL : http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=498310をご参照ください)

それで英文週刊誌などもつらつら眺めていたのですが、国益については英語では "national interest" になっていますよね。ですのでなんとなく、日本語の国益とはかなりニュアンスが違うんじゃないかな、と感じておりました。つまり「益」というところになぜ benefit といった直截的な単語が用いられないのか不思議だったのです。

そもそも interest はもとも...続きを読む

Aベストアンサー

>1) interest が「興味」「利益」、双方向のニュアンスを持つようになったのはなぜ(どういう歴史的背景があるので)でしょうか。

御指摘の通り、interestの語源は、interest → interesse(inter+esse「間にある、関与している、関係している」、estはesseの3人称単数)というラテン語です。
「間にある」→「関与している」→「重要である」という比喩的な意味がすでにinterestというラテン語にあって、それが中世にフランス語を経由して英語に輸入される過程で、「重要なこと」→「興味、関心」、 また「関与している」→「関与する権利」→「利害関係」→「利益」という意味が生じたもののようです。

>2)国益、公益といったときの interest のニュアンスは、感覚的に英米人にとってどういうものなのでしょうか。特に日本人の「益」と比較してみて。

英米人ではないので、感覚的ニュアンスは分かりません。
ただ、日本語では一口に「利益」というのに対して、英語では、profit, benefit, interestという3つの語があって、それぞれ使い分けられています。
面倒なことをいうときりがありませんが、大ざっぱにいえば、
(1)企業、投資家の上げる「利益」「収益」は profit(s)
(2)他人から提供、給付されるもの、あるいは何らかの物や出来事からもたらされる有形無形の「恩恵」としての利益はbenefit(s)
(3)金銭に換算できないような、「・・にとって望ましい状態」としての利益はinterest(s)
といえるのではないかと思います。(ただし、「利子」という意味のinterestは、ここでは考えないものとします。)

したがって、profit(s)については gain,make など、benefit(s)についてはgain,receiveなどの動詞が使われますが、interest(s)については(「利子」の意味になる場合を除いて)、gain,make,receiveといった動詞は用いられません。promote や protect などの動詞が使われます。
日本語の「利益」という言葉は、どちらかといえばprofitsやbenefitsに近いニュアンスをもっていると思います。 たとえば「安全」や「繁栄」は普通「利益」とは言いませんが、security や prosperity はinterests の重要な部分です

>3)英米人と「国益」について discussion したときに、お互いの認識のずれがあったという経験がある方がおりましたら体験談をお教えいただけると嬉しいです。

snowbeesさんとは別の理由ですが、「英米人と「国益」についてdiscussionしたとき」という表現には違和感を感じます。
もちろん、Realpolitikの観点からすれば、歴史的にあらゆる国はみずからの利益を追求してきたし、また外交の担当者は自国の利益を守るために努力してきたわけです。しかし、「国益」とか national interest とかいう概念が前面に押し出されてきたのは、比較的新しいこと、おそらく20世紀になってからのことではないかと思います。
たとえば、Maquiさんが例に出されるアダム・スミスは、当時(18C)敵対関係にあったイギリスとフランスの間の貿易を盛んにすることは両国の利益になると述べていますが、national interest という言葉は使っていないはずです。
いったい単に「・・・がイギリス(あるいは日本)の利益になる」ということと、「・・・がイギリス(あるいは日本)の国益である」ということとはどこが違うのでしょうか?
私の考えるところでは、「国益」あるいは national interest(s) という概念は、それの追求が、他のあらゆる個人的、地域的、国際的、法的、人道的、宗教的価値への配慮よりも優先されるべきだという暗黙の主張を伴った、きわめてイデオロギー的な色彩の強い概念だと思います。
だから私は、外国人と政治の話をすることはあっても、「「国益」についてdiscussionする」ことはありません。

4)英米人の national interest の概念については、参考URLに挙げたサイトに簡単な説明があります。また、下記のサイトはやや詳しく、歴史的な背景にも触れています。いずれもsecurityの概念を始めとする一般的な価値の追求を強調しているのが特徴です。

http://www.carlisle.army.mil/ssi/pubs/1994/interest/interest.pdf

参考URL:http://www.closeup.org/in_exrpt.htm, http://csmweb2.emcweb.com/durable/1998/03/30/opin/opin.2.html

>1) interest が「興味」「利益」、双方向のニュアンスを持つようになったのはなぜ(どういう歴史的背景があるので)でしょうか。

御指摘の通り、interestの語源は、interest → interesse(inter+esse「間にある、関与している、関係している」、estはesseの3人称単数)というラテン語です。
「間にある」→「関与している」→「重要である」という比喩的な意味がすでにinterestというラテン語にあって、それが中世にフランス語を経由して英語に輸入される過程で、「重要なこと」→「興味、関心」、 また「...続きを読む

Qイデオロギーって何ですか???

イデオロギーとはどんな意味なんですか。
広辞苑などで調べてみたのですが、意味が分かりません。
どなたか教えてください。

Aベストアンサー

イデオロギ-というのは確かに色んな解釈をされていますけど、
狭義ではそれぞれの社会階級に独特な政治思想・社会思想を指します。

つまり分かりやすく言えば、人間の行動を決定する根本的な物の考え方の
体系です。一定の考え方で矛盾のないように組織された全体的な理論や思想の事を
イデオロギ-と言うんです。

例えば、人間はみんな千差万別であり色んな考えを持っています。
だから賛成や反対といった意見が出てきますね。
しかし、イデオロギ-というのはみんなが認める事象の事です。
イデオロギ-には賛成・反対といった概念がないのです。

例えば、環境破壊は一般的に「やってはいけない事」という一定の考えに
組織されています。つまりみんなが根本的な共通の考え(やってはいけない事)として組織されているもの、これがイデオロギ-なんです。
しかし、社会的立場によってはその「やってはいけない事」を美化して
公共事業と称して環境破壊をする人達もいますけど。
ここでイデオロギ-という概念に対して色んな論説が出てくるわけです。
一応これは一つの例ですけど。

というかこれくらいしか説明の仕様がないですよ~~・・。
こういう抽象的な事はあまり難しく考えるとそれこそ分からなくなりますよ。
この説明で理解してくれると思いますけどね。

イデオロギ-というのは確かに色んな解釈をされていますけど、
狭義ではそれぞれの社会階級に独特な政治思想・社会思想を指します。

つまり分かりやすく言えば、人間の行動を決定する根本的な物の考え方の
体系です。一定の考え方で矛盾のないように組織された全体的な理論や思想の事を
イデオロギ-と言うんです。

例えば、人間はみんな千差万別であり色んな考えを持っています。
だから賛成や反対といった意見が出てきますね。
しかし、イデオロギ-というのはみんなが認める事象の事です。
イデオ...続きを読む

Qリベラルとは?

・左派、革新、社会主義
・右派、保守
という分類ができると思うのですが、
リベラルや自由主義は、どう考えたらいいのでしょうか?
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 政治思想は、下記のXY軸に表す事が出来ます。(リベラルを日本語に訳したのが「革新」あるいは左派です。)

 Y軸 Libertarian(自由・市場主義 = 小さな政府) - Statist(統制主義 = 大きな政府)
 X軸 Liberal(革新) - Conservative(保守)
 真中 Centrist(中間主義)

 各派の解説は下のURLの解説部分を参照してください。
   http://meinesache.seesaa.net/category/719933-1.html

 自由主義と言うとリバタリアンの範疇になりますが、アメリカの政治に例えると、レーガン大統領より前の共和党政策が旧保守主義(右派リバタリアン)で、それ以後を新保守主義(ネオコン)といい保守と名乗っていますが、実態は左派リバタリアン(左派が保守に転換し、現状を保守する為に革新的手法(戦争など過激な改革を許容する)を執ると言う主義)です。

 自由主義の反対となる統制主義も左派だと共産主義や社会主義、比べると右派に成るイギリスの「ゆりかごから墓場まで(高福祉政策)」などが有ります。

 簡単に言うと、積極的に変えようとするのが左派で、変わらないように規制するのが右派です。そして変える方向(変えない方向)が自由か統制かで分類できます。

 日本には明確に保守を謳う政党が無いので、イメージがわき難いのかも知れませんが…。
 (自民・民主党は中道で、共産党は左派統制主義ですから…。)

 政治思想は、下記のXY軸に表す事が出来ます。(リベラルを日本語に訳したのが「革新」あるいは左派です。)

 Y軸 Libertarian(自由・市場主義 = 小さな政府) - Statist(統制主義 = 大きな政府)
 X軸 Liberal(革新) - Conservative(保守)
 真中 Centrist(中間主義)

 各派の解説は下のURLの解説部分を参照してください。
   http://meinesache.seesaa.net/category/719933-1.html

 自由主義と言うとリバタリアンの範疇になりますが、アメリカの政治に例えると、レーガン大統領より前の共...続きを読む

Q自分が在日かどうか調べる方法

今年で21才になりますが、自分の起源がどこにあるのかわかりません。

今まで運転免許を取ったり、引っ越ししたり、分籍をしましたが、特に苦労したことはありませんでした。
それに親からも在日外国人の家系である、というような事を言われたことはありません。

しかし確実に、ここ数世代のうちに、外国人が混じってはいない、という確証がありません。


ということで自分が在日外国人の流れをくんでいるか調べたいです。
この場合、どのような手段を取ればいいのでしょうか?

自分の本籍地で戸籍謄本(全部証明)を取れば両親のこともわかるのですか?
母親の祖母が在日で帰化していた場合、その事はどの世代まで表記されるのでしょう?

ちなみに私は両親の戸籍から分籍(転籍)しており、本籍は東京ですが、出身および両親の本籍は大阪です。


在日か調べたい→戸籍を取れ、という解答はよく見るのですが、
具体的な方法が見つからず困っています。


また在日がどうのという質問に非難が集中している様子を見ることがありますが、
まぁ私のアイデンティティを明確化させたいだけですので、今回はご容赦ください。
日本生まれの日本育ち、ここ数世代の直系は全員日本人の日本人!と、
日本生まれの日本立ち、でも曾祖母は朝鮮人だから87.5%はチョッパリニダ!では、
やはりちょっと心持ちが変わるので、はっきりさせたいのです…。

今年で21才になりますが、自分の起源がどこにあるのかわかりません。

今まで運転免許を取ったり、引っ越ししたり、分籍をしましたが、特に苦労したことはありませんでした。
それに親からも在日外国人の家系である、というような事を言われたことはありません。

しかし確実に、ここ数世代のうちに、外国人が混じってはいない、という確証がありません。


ということで自分が在日外国人の流れをくんでいるか調べたいです。
この場合、どのような手段を取ればいいのでしょうか?

自分の本籍地で戸籍謄本(全部証...続きを読む

Aベストアンサー

・コリア系の帰化人には
『沢=澤・浜=濱・斎、斉=齋、齊・辺=邊、邉・薮=籔、藪・塩=[旧字、パソコンでは出てこない…]など』の旧字体漢字が使用できません。
『渕、蔦 、[旧字体](高)など』も使用できません。
※ただし、在日外国人なら、日本の戸籍規則に縛られないので通名としてなら上記の漢字は使用できます。


朝鮮人の方々が日本に渡って来だしたのは明治43年頃の韓国併合のときから(鎖国解除後の42年までの間はせいぜい年に0~20人程度)。
明治43年から太平洋戦争が終わるまで韓国併合政策により在日朝鮮人はもとより、朝鮮半島にいる朝鮮人まですべて大日本帝国臣民扱いで法律上、外国籍ではなかった(両者とも本籍は半島にある)。
昭和20年の終戦を迎え在日の多くは半島に帰国しましたが、日本に残ったり、また朝鮮から戻ってくる人達もおりました。
明治時代から昭和26年までの間に朝鮮より日本へ渡って来た朝鮮人達は昭和27年にそれまであった日本の国籍を失って正式に外国籍となる。そして、在日朝鮮人の日本国への帰化が始まったのも昭和27年。

古来からの日本人家系なら苗字漢字に制限なく明治時代からの苗字漢字を継続できます。
在日朝鮮人の帰化が昭和27年に始まり、名前の漢字制限(上記)は昭和23年に始まってますから、朝鮮籍、韓国籍から日本に帰化した者は旧字体漢字で帰化するチャンスがなかったんです。

簡単な調べ方としては『住民票』での苗字名前漢字が旧字体で表記されてるなら明治時代からの日本人家系。
新字体ならば、
「戦前の家系状況が分かる戸籍みせて」と役所に言ってみること。
戦前の家系状況が記されていて朝鮮人を思わせる記述がなければ日本人。
戦前の家系状況が分かる戸籍を見せてくれない場合や戦前の戸籍が日本以外にある場合は帰化人だと判断できます。

戸籍取得方法は先に回答されてる方法をやるといいでしょう。

ただ、例え純粋な日本人でなかったとしても質問者さんが日本が大好きで在日の方々のように反日感情を露わにされるのが不快に感じるなら、心はちゃんと日本人ですよ。

…私も可能性はあるかもしれないんで経済的に余裕が出来れば戸籍を追ってみたいです。


以上、参考程度に

・コリア系の帰化人には
『沢=澤・浜=濱・斎、斉=齋、齊・辺=邊、邉・薮=籔、藪・塩=[旧字、パソコンでは出てこない…]など』の旧字体漢字が使用できません。
『渕、蔦 、[旧字体](高)など』も使用できません。
※ただし、在日外国人なら、日本の戸籍規則に縛られないので通名としてなら上記の漢字は使用できます。


朝鮮人の方々が日本に渡って来だしたのは明治43年頃の韓国併合のときから(鎖国解除後の42年までの間はせいぜい年に0~20人程度)。
明治43年から太平洋戦争が終わるまで...続きを読む

Q人間の3大欲とはなに?

この質問は このジャンルでふさわしいのかどうかちょっと迷ったのですが・・・。

人間の 3大欲といわれるものがありましたよね。
あれは 食欲と 後はなんでしたでしょう?

また その「人間の3大欲」という言葉は
誰が 言い出したのでしょうか?

Aベストアンサー

人間の三大欲望は
食欲 睡眠欲 性欲 です。
食欲は,物を食べ,エネルギーにする事。
睡眠欲は,睡眠をとり,脳を休ませること。
性欲は,トイレで用をたしたり,エッチをしたり,する事
この3つはある程度は我慢が出来ますが,人間が生きていくためには必ず必要なことです。欲望というより,必要不可欠なことです。
でも、このことを言った人はわかりません。昔からの言い伝えではないでしょうか?

似たような語で,「衣・食・住」これは、生活の上のことです。

Qなぜ北朝鮮だけが核を保有することが許されないのですか?

ニュースを見ていてずっと疑問に感じていたのですが、日本人の拉致問題は北朝鮮に問題があるにしてもなぜ核を保有することだけは許されないのでしょうか??アメリカも核を持っていると思います。それに北朝鮮だけに核保有を禁止したいなんて勝手な考えなのではないのでしょうか??不平等な考えではないのでしょうか??どうゆう背景があって北に核を捨てさせたいのでしょうか??知識のある方々、教えて下さいm(_ _)m

Aベストアンサー

申し訳ないですが、北朝鮮という国家は、現在危険な状況にあります。

北朝鮮が「核兵器」を開発所持したことで、日本に対して核兵器を使用する可能性が非常に高くなりました。

数年前に、北朝鮮は「テポドン」という巡航ミサイルを開発して、
日本本土を越えて、太平洋に着弾させる実験に成功しています。

その事を考えると、今回の核兵器は、テポドンミサイルへの搭載が可能で、日本全土を攻撃できるようになり、
核戦争を起こす危険性が高くなったのです。
(アメリカ・日本対北朝鮮・中国)

あなたの考える不平等では、残念ながら国際平和は保たれていかないでしょう。

現在の国家紛争は、残忍な兵器による武力を解決の手段としないと言うのが流れですので、
核兵器は「残忍な兵器」に相当します。

また、核兵器を管理できうる国家が、核兵器を所持していないと、核兵器がテロリストに利用された場合、
全く関係のない一般市民が、テロ攻撃の被害を被る危険性があるのです。

その核兵器を管理できる国に、北朝鮮は入っていません。
また、北朝鮮については、「テロ支援国家」というレッテルを未だ貼られた国になっています。

そして、核の安全利用を定めたIAEAからも脱退していて、ますます、核を戦争の兵器として利用しようとしているのです。

今一番危険な国に、核兵器を持たせることを容認するわけには行かないのです。

今一度、北朝鮮についての一連の動きを調べてみることを勧めます。

申し訳ないですが、北朝鮮という国家は、現在危険な状況にあります。

北朝鮮が「核兵器」を開発所持したことで、日本に対して核兵器を使用する可能性が非常に高くなりました。

数年前に、北朝鮮は「テポドン」という巡航ミサイルを開発して、
日本本土を越えて、太平洋に着弾させる実験に成功しています。

その事を考えると、今回の核兵器は、テポドンミサイルへの搭載が可能で、日本全土を攻撃できるようになり、
核戦争を起こす危険性が高くなったのです。
(アメリカ・日本対北朝鮮・中国)

あ...続きを読む

Q「目からうろこ」ってどういう意味

よくテレビを見ていると、(バライテー系の情報番組)アナンサー諸氏が「これが本当の”目からうろこ”ですね。」
と、コメントしている場面をみかけます。この
「目からうろこ」とは、どんな意味ですか?

Aベストアンサー

目からうろこが落ちる
普通、「目から鱗が落ちる」という場合、思いもよらなかった発想や考え方に、目が開かれるような思いになったことや、全く新しい体験を経験することによって、考え方がいっそうされたようなときに使うようです。つまり、偏見や先入観から解放されて、自由なものの見方や考え方に至った場合に、「目から鱗が落ちる(あるいは落ちた)」と言うようです。

実は、この「目から鱗が落ちる」という言葉は、「豚に真珠」と同じように聖書の中の言葉なのです。この言葉は、使徒行伝の9章にでてくるのですが、この9章は、イエス・キリストが死んでまもなくの、キリスト教がキリスト教としての歩みを始めた極めて初期の時代のことが記されています

アナニヤがサウロの上に手を置き、「イエス・キリストが、あなたのところに私をおつかわしになった」ということを告げたとたん、サウロの目が見えるようになったのです。このとき聖書は、「サウロの目から鱗のようなものが落ちて、再び見えるようになった。」といっています。そしてここに、「目から鱗が落ちる。」という言葉の語源があるのです。

 サウロという人は、当時のユダヤ教の学者の中では一級の人物ガマリエルと言う人の弟子でした。そういった意味ではエリートと呼ばれるような立場にあり、自分の力と才覚でいろんなことを考え実行できる人であったと言えるでしょう。そのサウロが、人生の一大転機の時に視力が奪われ、人に手をひいてもらい、自分の力ではなく他人に頼らなければ何事もできないということを経験するのです。まさしく、人間の能力や力の限界といったものを経験したのです。

それは、厳格なユダヤ教徒からキリスト教徒になるという、信じる内容の変化だけでなく、自分の力と才覚によりすがって生きていく生き方から、自分の力と才覚の限界をしって、ただ神によりすがって生きていく生き方へと目が開かれていく転換でした。その境目に「目から鱗のようなものが落ちた」のです。
 そういった意味では、「目から鱗が落ちる」ということの本当の意味は、人間が自分の力や才覚を誇り生きていくような生き方ではなく、自分の限界や無力さを知り、神に頼るということに気がつくということなのかもしれません。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/mitaka-christchurch/scales.html

目からうろこが落ちる
普通、「目から鱗が落ちる」という場合、思いもよらなかった発想や考え方に、目が開かれるような思いになったことや、全く新しい体験を経験することによって、考え方がいっそうされたようなときに使うようです。つまり、偏見や先入観から解放されて、自由なものの見方や考え方に至った場合に、「目から鱗が落ちる(あるいは落ちた)」と言うようです。

実は、この「目から鱗が落ちる」という言葉は、「豚に真珠」と同じように聖書の中の言葉なのです。この言葉は、使徒行伝の9章にでてく...続きを読む

Q履歴書に書く学歴はどこから?

転職活動中なのですが、履歴書に書く学歴について、


ある本には、「順当に進んだのならば、最終学歴だけでよい。」というものもあれば、「中学か高校から書き始める」の二つのパターンがあります。

どちらが正しいのでしょうか?

宜しくお願いします。

Aベストアンサー

人事で採用を担当している者です。

順当に進んでいるかどうかは、年齢を数えれば分かりますが、中学卒の年月から書いてあると分かりやすいです。(浪人&留年)

履歴書を数多く見てますが、浪人&留年がある人ほど最終学歴の卒業年月しか書いていない場合が多いようです。

ご参考まで

Q占有権と所有権の違い。

占有権と、所有権の違いがわかりません…。
所有権を持っていれば、必ず占有権も、もっている事になるのでしょうか?

分かりやすい例を出して教えてもらいたいのですが…
宜しくお願いします。

Aベストアンサー

簡単に、
*所有権・・・自分の物と主張でき、処分もできる権利で消滅時効にかからない権利

持ち主/人に貸していてもその持ち主(大家など)

*占有権・・・それを持ったり、使用することを守る権利

使用者/自分の物として使っている人(所有者)、所有者から借りて使っている人(アパート・リース物件・レンタカーなど)
所有者に黙って使用・所持していても、第三者に対しては占有権がある(不法使用(占拠)者、どろぼう)

>所有権を持っていれば、必ず占有権も、もっている事になるのでしょうか?

占有権者(占有者)には所有権を持つ者と持たない者がいて、所有権者にはその物を占有している者と占有していない者がいる。


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