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石英は、他の岩石と比べ風化しにくい
だから砂漠の砂には石英が多い、と聞きました。

この説明には間が抜けていませんか?

石英が風化し砂になるまでには時間がかかることは最初の文でわかります
しかし、その地形が砂漠化する前には、石英以外にもさまざまな岩石があったと思われます。
石英が風化するまでの間に風化した石英以外の岩石はどうなってしまったのですか?
砂よりももっと細かいものになったのでしょうか?
風などで違う地域に飛ばされていまったのでしょうか?
教えて下さい。

A 回答 (5件)

 微妙に誤解させてしまったようなので補足します。


 イオンとなって溶けている状態は、細かくなって水と混じった状態──いってみれば泥水のような懸濁状態になっているのではなく、塩水のように溶けている状態を指すんです。
 イオンに関して詳しくはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA% …辺りを参照されればよろしいのではないかと。
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この回答へのお礼

すいません、イオン化についてロクに調べもせずにお礼をつけてしまいました。恥ずかしい限りです。
わかりやすい説明ありがとうございます!
石英はイオン化されず、他の鉱石はイオン化し流れてしまうのですね。

お礼日時:2009/05/24 13:26

地殻の組成の約50%は酸素、約25%は珪素です


石英は二酸化珪素です
地殻の約75%は二酸化珪素と推測されます
つまり地殻の主成分は石英なのです
砂漠に限らず砂の主成分は石英なのです
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この回答へのお礼

成熟した砂漠、例えばリビア砂漠は91.7%、カラハリ砂漠は95%が石英のようです
タクラマカン砂漠は未成熟で、石英は36%のようです
http://homepage.kokushikan.ac.jp/kaonuma/tokutei …

お礼日時:2009/05/24 13:12

>砂よりももっと細かいものになったのでしょうか?



 風化とは単に岩石が砕けて小さな粒子になることだけではなく、
化学的風化といって、水がなかだちとなって変質分解され、より小さな分子やイオンになって溶け去ることもあるのです。
 石英はこの化学的風化をまったく受けないので砂として残りやすいのです。
 磁鉄鉱という鉱物も化学的風化を受けないので砂として残り、砂鉄と呼ばれています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
砂漠の風化のことを、機械的風化でしか考えていませんでした
調べた時に、確かに「科学的風化」の説明も目に留まったのですが
横着して読み飛ばしておりました(笑)
石英は化学的風化しないのですね。
大変参考になりました

お礼日時:2009/05/24 13:28

 加えて、石英は水に溶けにくいので雨が降っても大きな粒子はそこに留まりつづけるんです。

カルシュウムや金属の類はイオン化して水に溶けこんでしまう訳です。
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この回答へのお礼

なるほど
イオン化というのは砂よりも粒子が細かくなるということでしょうか?
これでのどのつかえがとれました
ありがとうございました

お礼日時:2009/05/23 15:22

>砂よりももっと細かいものになったのでしょうか?


論理から言うとそれが答えのようですね。正誤は知りませんが、論理立てからはそうとしか解釈できません。
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この回答へのお礼

わたしもそう仮説だてはしたものの確証がもてず
詳しい方のお墨付きをいただければ満足できるのですが・・・

お礼日時:2009/05/23 15:20

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