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粘性の高い液体において,物理的に考えて一番速く泳げるのは次の泳法のうちどれでしょうか?
1.クロール 2.平泳ぎ 3.バタフライ 4.犬かき
また,普通に泳ぐ場合と潜水して泳ぐ場合で答えは違ってくるのでしょうか?
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたらお教えください.

A 回答 (2件)

現在の「水」中での速さは


1.クロール>2.バタフライ>>3.平泳ぎ>>>>>4.犬かきです。
だいぶ前に、理論的にはバタフライがクロールより速くなると言われたことが有ります。
理由は、手足で水を掻く動きが左右対称で力が入りやすく水をつかまえ易い、手足の戻し運動の
抵抗が少ない、体のうねり動作も合理的であると言うことだったと思います。
しかし、今もってクロールを越えられないのは、上下動が激しくクロールを越すのに必要な
エネルギーを人体が供給できないことが原因と考えられます。
この点、クロールは左右ローリング運動ですのでエネルギーロスも少なく合理的です。
バタフライもノーブレッシングで泳ぐとその時は上下動が小さくなり、ふわーと浮いた感じで
滑るように進みます。ただ息が続きません。

さて粘性の高い液体で泳いだ場合どうなるかですが、液体を掻くにはより大きな力が必要で
片手片足ずつよりは両手両足で同時に掻くバタフライ様式が利点は有ると思われます。
しかし、高粘性のために抵抗も増え、必要なエネルギーも増加します。
ただでさえも、エネルギーロスの大きいバタフライはこの点では不利になります。
ただ、粘性がかなり高いと上下動はあるていど抑制される可能性もあります。
クロールにはそれ程の変化は無いのではと思います。抵抗の増加は同じです。
つまり、体が十分なエネルギーを供給できればバタフライが有利になり、速くなる可能性が有ると考えます。

平泳ぎと犬かきは問題外です。しかし、潜水となるとクロールもバタフライも前に進むことが難しくなるので。
平泳ぎ>バタフライ(手はゆっくり前に、バサロキック方式で)>クロール=犬かきでしょうか。

なんかTVバラエティー番組で実験をやって貰いたいテーマです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
興味深く回答を読ませていただきました。
粘性の高い液体においては両手両足で同時に掻くバタフライが推進力を得やすいのですね。
なので、単純に速さで考えるとバタフライが優秀ということになりますが、効率(エネルギーロス)の面も考えると決してそうではないようですね。

一方、潜水では平泳ぎが速いようですね。これは普通の水の中でも同じでしょうか?

お礼日時:2009/06/02 21:30

競泳、クロール、バタフライと背泳(平泳ぎは苦手)、をやっていたという経験から


考えてみました。

バタフライは両手で水を掴んで掻ききる時に入る力の感触からそう感じます。
クロールに較べ水中で大きく上下しているのは泳いでいても良く分かります。
バタフライでは両手は水上で前に持ってゆきますが、疲れてばててくると水面をかする
ようになります。こうなると前に進みません。それで潜水では進まないだろうと考えました。
クロールも似たようなモノです。これに対し、平泳ぎは潜水泳法の方が速い訳ですから。

粘性が高いと平泳ぎも手を前に突き出すとき、脚を引き戻すときにより大きな抵抗を
受けるわけです。しかし、抵抗を受けるときの動作はゆっくり、掻きと蹴りの時には
速くすればより高い粘性のメリットを活用できるのではと思います。

話が変わりますが、風の谷のナウシカの話は地球ではない地球と似た星での話と考えています。
あんな不格好なグライダーや飛行艇が軽々と飛べるのは、大気の粘性の高い星なら可能だからです。
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この回答へのお礼

再びの回答ありがとうございます.
私は泳ぎがあまり得意ではないので今まではイメージしにくかったのですが,今回実体験の話を聞いてよくわかりました.

「風の谷のナウシカ」が粘性の高い大気を設定していたのは知りませんでした.また見てみたくなりました.

お礼日時:2009/06/05 18:46

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